朝食もまたうまし。夕食もそうだったが料理の量が絶妙なのがいい。飽きさせず全部が味わえるくらいの量で満腹になりすぎない。おしなべていい料理人というのは客を満腹にはしない。
![]() |
![]() |
![]() |
大満足の宿を後にして帰路についた。急ぐ必要もないので下道で買物しながらてれてれと。途中からルートをかえて鳥栖のプレミアムアウトレットでしばらく遊んでから帰った。あぁいい疲れ方だ。今夜はぐっすり眠れそうだ。いつもぐっすりだが。
「九重周辺」
知らぬ山 知らぬ温泉 数えては
興はつきせじ 九重周辺
蔵
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
朝一番で九大病院へ。月に一度の術後検診。全くもって順調な経過で外来担当のK先生もご満悦。見た目は全く異常なしだが感覚が戻るまではもうしばらくの辛抱・・・。
「コスモ不動産」さん、「システムハウス」さん、「ユーキハウス」さん、「雷山千如寺」さんとまわった。
目に青葉・・・というわけで「雷山千如寺」さんの新緑がまぶしいほどに美しい。樹陰にいるだけで心身ともに疲労がぬけていくような気がする。ん~なんと心地よいこと。もう4月も終わるなぁ。5月になれば御経会か。何回目の取材だろうか。1年なんてあっという間だ。
SANTANAのギターはいいやね。「Europe」なんてたまらんね。「Open Invitation」のソロなんてかっこよすぎ。
embed>
「Black Sabbath」とか「Guns N' Roses」なんかいいなぁと思う今日この頃。また聞きたい音楽のエリアが拡がったかもしれない。
「大楓」
大楓 木陰つくりて 五月かな
蔵
昨日、「あおば不動産」のI本さんに5月の「花逢忌」(壇一雄を偲ぶ日)に能古島に行ってみないかと勧められた。今年はちょっと行ってみようと思う。壇一雄の文章のスタイルは常々参考にさせてもらっているので、たまには御礼がてら手を合わせに行くのもいいかなと。
有名な作家を偲ぶ日をその人にちなんだ言葉で「○○忌」というが、この「花逢忌」の他に毎年気になるのが「憂国忌」(三島由紀夫 11月25日)。いつも箱崎宮でセレモニーをやってるので一度参加してみたいと思うが、雰囲気的にちょっと怯むものがある。遠目に覗きに行くか。
ちなみに作家の「○○忌」で名前をそのまま使っていないもので代表的なのは以下のとおり。
1月26日:寒梅忌:藤沢周平
2月12日:菜の花忌:司馬遼太郎
2月15日:孟宗忌:徳永直
2月19日:瓢々忌:尾崎士郎
2月24日:南国忌:直木三十五
2月29日:三汀忌:久米正雄
3月12日:菜の花忌:伊東静雄
3月13日:花幻忌:原民喜
3月21日:九山忌:深田久弥
3月24日:檸檬忌:梶井基次郎
3月26日:冬柏忌:与謝野鉄幹
3月28日:邂逅忌:椎名麟三
4月2日:連翹忌:高村光太郎
4月20日:木蓮忌:内田百
5月29日:白桜忌:与謝野晶子
6月10日:薄桜忌:宇野千代
6月19日:桜桃忌:太宰治
7月19日:幻化忌:梅崎春生
7月24日:河童忌:芥川龍之介
7月28日:石榴忌:江戸川乱歩
7月30日:蝸牛忌:幸田露伴
8月17日:荒磯忌:高見順
8月24日:くちなし忌:中野重治
9月19日:糸瓜忌:正岡子規
10月11日:一草忌:種田山頭火
11月25日:憂国忌:三島由紀夫
12月30日:ホシヅル忌:星新一
司馬遼太郎の「菜の花忌」、直木三十五の「南国忌」、太宰治の「桜桃忌」、梶井基次郎の「檸檬忌」、芥川龍之介の「河童忌」などはなるほどなぁと思う。
「偲ばれて」
偲ばれて いかにおもふや 黄泉の人
蔵
奥さん: | 「学校の運動場って手を洗ったりするところがあるでしょ?」 |
ワシ: | 「ありますね」 |
奥さん: | 「そこでMが友達となんかごそごそしよるきぃ見に行ったら、なんしよったと思います?」 |
ワシ: | 「またなんかやらかしたですか(笑)」 |
奥さん: | 「タケノコ掘って来て皮剥いて洗って、先っぼかじりよったんです」 |
ワシ: | 「あはははは!」 |
奥さん: | 「『あんたタケノコどっからとって来たとねー!』って怒って、タケノコとった所まで案内させたんです。そしたら学校の敷地の中に竹が生えてる所があって、そこにいくつも穴があいちょんです」 |
ワシ: | 「タケノコ見つけて堀れるっちゅうのがすごいですね(笑)」 |
奥さん: | 「私が怒ってもまわりがみんな笑いよるきぃ、怒られながらもなんか、へへへみたいな感じなんです」 |
ワシ: | 「食べてなんか言ってました?」 |
奥さん: | 「『俺が味見してみた。おいしかった』って言ってました(笑)」 |
お客さんまわりを終えた後、夕方から「佐賀天地農場」のみつせもんさんから誘われていた異業種交流会の例会に参加した。前半は中原さんという方の講演会。後半は懇親会。この中原さんという人が半端じゃないアイアンマンで、凄まじい経歴をお持ちだった。トライアスロンは9回完走、ウルトラマラソンは8回完走。現在世界七大大陸の最高峰の登攀にチャレンジ中で、五大大陸は制覇されたそうな。どーゆー体力?今回の講演では去年のマッキンリー登山の経験談を写真を交えて話されていた。小柄で静かな感じの方だったが、うちに秘める精神力と体力は計り知れないなと思った。数々の苦難を乗り越えてこられたということで、その秘訣として言われた、「現状を肯定する」というセリフは非常に共感を覚えた。困難に直面した時に、その不幸を嘆いたり、誰かのせいにして恨んだりしていてもしょうがない。打開策を講じるにはまず現状を認識しなければならない。それが先決だということ。日頃、トラブルを抱えた時にワシがいつも心掛けていたことと同じことを言われたので嬉しかった。あぁやっぱりそれでいいんだとほっとするものがあった。
中原さんも驕らず誇らず、まさに静かなる成功者だった。信念を貫いて成功する人はみんなどこか似ている。
(みつせもんさん、お誘いありがとうございました!)
「男」
なにごとかなして 男は 静かなり
蔵
呉先生: | 「今日はこのお寺の話ネ」 |
ワシ: | 「独楽寺?」 |
呉先生: | 「そう。天津にあるよ。唐の時代に李世民が作ったヨ」 |
ワシ: | 「へー」 |
呉先生: | 「このお寺にはこういう話があるヨ。李世民が戦争でここの近くまで来た時にお金が足らなくなったヨ」 |
ワシ: | 「はい」 |
呉先生: | 「それでこのお寺にあった仏像を溶かしてお金にしたヨ」 |
ワシ: | 「あらら」 |
呉先生: | 「でもそんなことしたら罰があると思ったから、李世民はお祈りしたヨ。この仏像を借りた御礼に戦争に勝ったら10倍の仏像にして返します・・・」 |
ワシ: | 「はい」 |
呉先生: | 「そして戦争に勝ったヨ。そこで約束守るために家来に10倍の大きさの仏像作るように支持したヨ。でもそんなにたくさん銅が手に入らないから家来は困ったヨ」 |
ワシ: | 「はい」 |
呉先生: | 「そこで家来は考えたよ。命令書には10倍の仏像としか書いてないネ。金属を使えとは書いてないネ。それで大きな仏像を泥で作ったヨ」 |
ワシ: | 「あはははは!」 |
呉先生: | 「これほんとの話ヨ。今でも泥で作った大きな仏像あるヨ」 |
ワシ: | 「へー!今もあるんですか?」 |
呉先生: | 「あるヨ。もとあった仏像の大きさが1.6mくらいだったから、その仏像は16mくらいあるヨ。そしてそれが入るようにお寺も大きく建て直したヨ」 |
ワシ: | 「すごいですね」 |
社長: | 「しんぐさん、宅建の勉強は進んでますか?」 |
ワシ: | 「はい。やってます。社長、あの本に書き込みしてもいいですか?」 |
社長: | 「どーぞ、どーぞ、あの本しんぐさんにあげますよ」 |
ワシ: | 「ありがとうございます。社長は何回で受かりました?」 |
社長: | 「一回ですよ。あんなの何回も受けるもんじゃないですよ」 |
ワシ: | 「おー!すごいすね。どれくらい勉強しました?」 |
社長: | 「試験の前に何ヶ月か、毎日朝4時に起きて3時間勉強してました」 |
ワシ: | 「4時ですか!?」 |
社長: | 「私は朝型人間やけん朝早いとはどうもないとですよ」 |
ワシ: | 「4時はすごいすね・・・」 |
社長: | 「勉強もそんなずっとするわけじゃないですしね。そん時は多少きつくても、それでその後の人生が変わるならできますよ」 |
ワシ: | 「そうですね・・・」 |
今日の午後は「ル・フラマンローズ」さんのワイン会。オープン6周年ということでワシも参加させてもらった。今日飲ませて頂いたワインは以下のとおり。
食前酒
2002 CHASSAGNE-MONTRACHET - LA ROMANEE / VINCENT DANCER
シャサーニュ モンラッシェ ラ ロマネ / ヴァンサン ダンセール
2002 MEURSAULT-PERRIERES / VINCENT DANCER
ムルソー ペリエール / ヴァンサン ダンセール
2006 BOURGOGNE ROUGE / G.ROUMIER
ブルゴーニュ ルージュ / ルーミエ
1997 VOSNE ROMANE LES SUCHOTS / ROBERT ARNOUX
ボーヌ ロマネ レ スショ / ローベール アルヌー
1994 NUITS ST. GEORGE AUX LAVIERES / DOMAINE LEROY
ニュイ サン ジョルジュ オー ラヴエール / ドメーヌ ルロワ
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |