えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

大晦日

2010年12月31日 | Weblog
あぁついに終わるか2010年。
今年は後半から転機が訪れて、めでたく家も売却できて那珂川への引越しが完了した。なにか停滞しているような気分のまま無駄に時間が流れているような鬱屈ともようやくおさらばできて、目の前が大きく開けてきたような気がする。
これを契機に新しい自分になって気合を入れなおし、誠実に勤勉に面白く楽しく生きていこうと思う。

(いつもご覧頂いてる皆様、今年一年大変お世話になりました。本当にありがとうございました。来年も頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します!)

「夜明け」

今ぞ知る 天の与えし艱難も
永遠にはあらじ 黎明の道
 
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さよならリカちゃん

2010年12月30日 | Weblog
新しい車を迎えに「太田自動車鈑金」さんへ。そしてそのままリカちゃんをワシ、MPVのピブちゃん(姫が命名)を姫が運転して星野村の「星香園」さんまでリカちゃんを届けに行った。あぁついに長年の相棒ともお別れ。車好きな牛島さんに引き取ってもらえるから安心できる。余生を長閑な星野村でおくるのはリカちゃんにとっても幸せだったかもしれない。

最終走行距離 232,473km



アデュー、リカちゃん。最高の相棒。楽しい8年間をありがとう。

「リカちゃん」

一夜にて 千里を走る 赤兎馬も
君には勝てじ 我が友リカちゃん
 
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太極拳

2010年12月29日 | Weblog
ワシは今日から休みだが姫は仕事。一人で退屈なので朝から「中国鍼灸院」さんへ。
今日頂いた漢詩はこれ。太極拳の極意を表現されたそう。

「太極拳」

呉炳宇

頭如懸鐘体中正、(頭鐘を懸ける如くすれば体中正し、)
氣汎丹田足生根。(氣丹田に汎すれば足根を生やすごとし。)
松肩提肛膝微曲、(肩松のごとく肛提げ膝微かに曲げ、)
舎己従人可入門。(己を捨て人に従えば入門可なり。)

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

頭ば釣鐘みたいに思うたら体はまっすぐなって
丹田に氣ば入れたら足に根が生えたごと体は動かんばい
松の枝んごと肩の力ば抜いて肛門ば締めて膝ばちょっと曲げて
謙虚になって人ん言うことばよーっと聞いたら入門でくるばい

今日は時間もあったのでゆっくりさせてもらった。腰は時々先生に鍼をしてもらわないといけない。やはり運転時間が長いのが悪いんだろうな。

明日でついにリカちゃんとお別れだ。艱難辛苦を共にした相棒だからさすがに万感胸に迫るものがある。せめて最後の晴れ姿をと思い、スタンドでワックス洗車してもらった。これでリカちゃんも引退か・・・と思いきや!星野村の「
星香園」さんで余生を過すことになった。これで月に1回は会えることになる。牛島さん、「おろにゃ」とか言わないでどうぞ最後まで可愛がってあげて下さい。

姫の帰りが遅いので今日は久しぶりのえしぇ蔵クッキング。今回は親子丼。まぁまぁいい感じにできた。姫にも満足してもらえた。工夫しながら何回もトライして京都の味に近づけるべし!

山岡荘八の「小説太平洋戦争」が届いた!さー、年末年始読みまくりだ。どうせ雪で出かけられんし。

「太極拳」

太極拳 動きで学ぶ 人の道
己を捨てて 人にしたがふ
 
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サルトル

2010年12月28日 | Weblog
年末恒例の「コスモ不動産」さんのお餅つき。今日は用事はなかったのにわざわざお餅を貰うためだけにお邪魔した。このあつかましさ!しかも2パックも貰うし!お正月に食べるのが楽しみだ。
 
引越しの前後からずっと推理小説の世界に浸っていた。8冊立て続けに読んだが1冊を除いてどれも当たりで非常に面白かった。ここらでちょっと方向転換しようと思い、友人に貰ったサルトルの「嘔吐」を今読んでる。これがすごいんだな。この哲学的文学の世界がすごいんだな。完全にノックアウトされつつある。なるほどサルトルが賞賛されるのもわかるような気がする。これは常人には書けない。これは文学の形をとった哲学であり、言葉をもって表現された絵画だ。果てしない散文詩だ。飾らない心象スケッチだ。あぁまさにワシが憧れるところの文学の形だ。友人には感謝し尽くせない思いだ。次からはきっと本屋でサルトルを探すだろう。
とは言うものの、明日あたりヤフオクで落札した山岡荘八の「小説太平洋戦争」全9巻が届くからしばらくはそれを読んで今の知識の整理をしつつ、あの忌まわしい戦争の時代を一通り検証してみたいと思う。
 
今日は2010年の仕事納め。ワシを選んでくれたお客さんにただ感謝、感謝。ワシの使命は期待を裏切らないこと。それに尽きるな。来年も気合だ!

「サルトル」
 
サルトルに 出会いてひとつ 開く扉
いかなる部屋の 我を待つらむ
 
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教会へ

2010年12月26日 | Weblog
那珂川は夕方から雪が激しくなって見る間に積もっていったので明日は大丈夫かなと思ったが夜にはやんでいた。同じ福岡でも東のほうでは降ってなかったらしい。結構違うもんだな。

那珂川に教会があることは前から知っていた。もし那珂川に住むならここに来ることになるかなと思っていたが今日それが実現した。ちょうどクリスマス礼拝だったので姫と二人で参加させてもらった。プレハブの小さい教会で、雪のせいか出席者も少なかったがアットホームな雰囲気が心地よかった。宣教師は日本語がかなり達者な若いアメリカ人で、説教もわかりやすかった。息を抜く間もないような多忙な日々を過していたので、心穏やかになれる時間を過ごせたのはよかった。

みんなと一緒に遠い山道を歩いているはずだった。ふと気付くと自分だけ別の道に迷い込んでいた。数年間、必死に歩きまわってようやくもとの道を見つけることができた。
そんな気がした。

「雪」

降り積もる 雪や罪をも 覆うかな
 
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クリスマス・コラボディナー

2010年12月25日 | Weblog
今夜はクリスマスコラボディナーなので仕事が終わってからあっちこっちへ買出しで大忙し。大したアイディアも浮かばなかったので素材で勝負。姫も帰宅してからばたばたと1時間で作っていた。
というわけでクリスマスコラボディナーは以下のメニュー。

1.「
フロマジュリー・欧グルマン」のチーズと「プス」のパンを使ったカナッペ(ワシ)



2.「夢畑」の野菜と「
肉のくまもと屋」のベーコンを使ったリヨン風サラダ(ワシ)



3.カニのロワイヤル(姫)



4.サーモンのパイ包み(姫)



あわせたワインはとっておき中のとっておき、「
松島商店」さんから頂いた「Savigny-Les-Beaune bruno clair」の97年もの。そのあまりのうまさに言葉を失うほどの感動を覚えた。(牛島さん、本当にありがとうございました!)



デザートは「
シェ・ササハラ」のケーキと「オアシスコーヒー」のコーヒー。このハーモニーはこれまた絶品。



BGMはモーツアルトのオペラと姫からプレゼントで貰ったQueenの「オペラ座の夜」のリマスター版。いい音楽は美味と融合する。

まさに完璧な夜だった。

「馳走」

貧なれど 努力と知恵で 美味を産む
これぞまさしく 馳走たらんや
 
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祝日返上

2010年12月23日 | Weblog
昨日も忘年会。今日は祝日だが午前中のみ仕事。

ランチに某インドカレー屋さんで食べたが失敗だった。大橋の「エルヘルメス」の奥の深い深い味はまるでどこまで続くかわからない道を進むようだったが、今日のカレーの味はちょっと歩いてすぐに行き止まりになった。浅すぎる。しかも量も少ない。それでお昼のセット1,000円近くとられた。だめだね。自分のために料理作ってるね。向いてる方向が間違ってるね。
 
午後からたまってるデスクワークをこなすが、姫が帰ってくると時々中断される。ワシの仕事を増やすのがこの人の仕事。「あれしてー」「これしきらーん」とくる。まずは自分でトライしてダメな時に呼びなさいというんだが最初から呼ぶんだなまったく。
 
クリスマスディナーのコラボなんにしよう?せっかく考えていた料理がなんと姫の料理とかぶることが判明!他のを考えなければ・・・。
 
「暦」
 
はや暦 寅は去りゆく 兎待つ
 
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忘年会

2010年12月21日 | Weblog
仕事が終わって那珂川に戻ってから「ウイルホーム」さんの忘年会に参加するために春日原の居酒屋へ。ワシだけ遅れて到着したがみんなすっかり出来上がっていた。社長は聞いてもいないのに自分の過去の暴露話を始めてかなり笑わせてもらった。ずっと仕事詰めだったがこういう気心を許せる人たちとの楽しい飲み会というのは本当にストレス発散になるもんだ。実に愉快な夜だった。
 
思えば今年もあと1週間しか働かないんだな。早いもんだ。過ぎ行く年を惜しむ暇もないという感じだ。まぁとりあえずは来週火曜日までの予定を確実にこなすのみ。そして年末年始はのんびりしよう。
 
「ひれ酒」

ひれ酒を 飲みそこねたり 忘年会
 
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ルンバ

2010年12月19日 | Weblog
さすがに師走も後半になると日曜・祝日返上だ。今日もM島さん、「ギャルソン」さん、駅前のYさん、「ヘアーショップ ムーヴ」さんとまわった。

M島さんの2011年カレンダーが完成した。今年は「仏塔」シリーズ。毎年グレードアップしていくが、写真の腕も上がって、いよいよ”西鉄”に劣らぬカレンダーになりつつある。



ギャルソン」さんで髪切ってもらった。

ワカガシーラ坂本さん: 「クリスマスは奥さんに何かあげるんですか?」
ワシ: 「なんかですね、ルンバが欲しいとか言ってます」
ワカガシーラ坂本さん: 「ルンバてなんですか?」
ワシ: 「なんかこんなまーるいお掃除ロボです」
ワカガシーラ坂本さん: 「あー!はいはい!あれルンバっていうんですか」
ワシ: 「そうです。それで面白いのが、値段の高いやつは自分で充電器に戻るらしいんですけど、安いのは戻らないらしいです」
ワカガシーラ坂本さん: 「あはははは!それって利口なのは高いほうですけど、愛着を感じるのは安いほうですね」
ワシ: 「力つきるまで働くところがなんかね」
ワカガシーラ坂本さん: 「あぁ、ここで力つきたんやなぁみたいな(笑)」
ワシ: 「もうちょっとで充電器やったとに、てね」
ワカガシーラ坂本さん: 「あはははは!」
ワシ: 「最初に充電器の前に物置いてたらなーんの仕事もできませんね」
ワカガシーラ坂本さん: 「何回も出ようってトライして、最後は諦めるみたいな」
ワシ: 「もういい、今日は休みって」
ワカガシーラ坂本さん: 「ルンバ買わんでもおれが額に”ルンバ”て書いて掃除しに行きましょうか」
ワシ: 「一言もしゃべらんでずーっとクイックルワイパーするんでしょ」
ワカガシーラ坂本さん: 「黙々と掃除するだけ(笑)」
ワシ: 「お腹がすいたら冷蔵庫の前で止まるとか」
ワカガシーラ坂本さん: 「あはははは!」

「ルンバ」

おもへらく 次の新作 サンバかな
 
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おろにゃ

2010年12月17日 | Weblog

午後から訪問した「星香園」さんでまた新しい方言を習った。

牛島さん: 「しんぐさんに教えないけん言葉があったとですけどね」
ワシ: 「お!なんですか?」
牛島さん: 「なんやったかいな、え~と・・・あ!そうそう、『おろ』です」
ワシ: おろ?
牛島さん: 「はい」
ワシ: 「どんな使い方ですか?」
牛島さん: 「例えば『しんぐさん、これ食べんですか』て勧められて、『いやぁ、ちょっと、おろやけん・・・』みたいな」
ワシ: 「”嫌い”ってことですか?」
牛島さん: 「いや、”苦手”みたいな感じです」
ワシ: 「なるほど」
牛島さん: 「あとは例えば、『この車どう?』てきかれて、『う~ん・・・おろよか』て答えたり」
ワシ: おろよか?
牛島さん: 「あんまりよくないっていう意味です」
ワシ: 「苦手とかよくないとか、否定的な意味ですね?」
牛島さん: 「そうです。否定的です。『おろよかにゃ~』て言うたり」
ワシ: 「あんまりよくないねみたいな感じですね。おろよかにゃ~
牛島さん: 「そうそう(笑)。それとか、例えば私としんぐさんと二人で評判のラーメン屋に行ったとしますね、そこで一口食べてからお互い顔を見合わせて小さい声で『おろにゃ』みたいな」
ワシ: 「なるほど(笑)!小さい声で言うわけですね?『おろにゃ』って」
牛島さん: 「そうです。大きい声で言うたらだめです」
ワシ: 「ここは大したことないね、みたいな」
牛島さん: 「そのへんが難しいとです。”いまいち”より悪いけど、”つまらん”まではいってないみたいな」
ワシ: 「なるほど。いいすね、『おろにゃ』。語源はなんでしょうね?」
牛島さん: 「なんですかね?『愚か者』ですかね?」
ワシ: 「そうかも!”おろかもの”がだんだん省略されて”おろ”になったとか」

「方言」

方言に 残る古代の 浪漫かな



今日の俳句はおろにゃ

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