暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

細かい部分塗装は発狂しそう……

2024-06-03 21:51:15 | その他趣味
月曜日。
今日は朝から結構な雨。
その分涼しくはあるのだが、このあと晴れたときが地獄の始まりよな。





なんか、日本人の“算数”力が低下してきているらしい。平均とか割合というものを理解できていない学生・生徒がかなり増えているそうな。
部活とかさせる前にまずはそこじゃないですかね。
さすがに2億が50億の何%とかそのレベルを1/3の就活生が間違えるとか、世も末だと思わないと。
この流れってゆとり教育以降に増えた「詰め込み教育からの脱却」とかいう代物のせいだと思う。応用問題なんてのは解く人間の知識量が増えればそのときには出来なくとも後々解けるようになっていくのに、根本的な知識の部分が全然出来ていないから学校のテストで応用問題を解けても基本的なものを活用しきれない。
文章の読解能力や言葉の理解という部分においては英語なんぞを学ばせて、国語をみそっかすにするから文章問題の意味すら理解できていない。これは学校の授業もさることながらスマホだのSNSだので無駄に短い言葉に慣れすぎて長い文章の意味のつながりを理解できなくなっている部分もあると思う。この傾向は携帯小説とやらが席巻した頃から片鱗はあったと思う。文章がつながらない、物語の意味が繋げられない。近年はそれ以上に切り抜き動画やらなんやらと本来であれば一連の流れがある場面を切り取ってきたものを眺めて理解したつもりになるという有様。
感覚的にではあるが、世の中全体の馬鹿が加速し始めたのはSNSの台頭と時期が一致するんだよなぁ。







さて、プラモデルは今まで踏ん切りのつけられなかったヴァリマール(1体目)を組み立て。
ガンダムマーカーの使い方が確実に上手くなっていることを実感。あのエングレーブをきっちり塗り分けてやったぜ!
正直な話、発狂するかと思った。
やはり騎神は格好いいですな。鈍色の基本色にガンメタリックに近い部分、そこに差し込まれる金のエングレーブ。いやー、作中で芸術作品と言われるのも納得。
ゼムリア鉱の太刀もかなり細かく造形されているので、構えさせると見栄えがいい。刀身のモールドには青のホロマーカーを使ってなんかこう、霊力が流れ込んでるぜ!みたいな雰囲気を演出してみました。個人的にはなかなか悪くない。
作中だと腕の可動範囲やら足の可動範囲はほぼ2次元の嘘だと思っていたのだが、グッスマの見事な解釈によりいずれもばっちりと確保されており、ポージングをしての飾り付けには全く問題がない。
なんなら牙突もいけるw
でも、さすがにリィンがよくやる額の前で刀を寝かせるポーズは無理でした。
腕の長さも柔軟性もどっちも足りぬ^^;やはり、アレをやるためには胸部から肩甲骨、肩への連動ができないと難しい。メガロマリアシリーズならワンチャンあるかもしれんが、さすがに通常のロボにゃ無理だなー。
今は二の型「疾風」のポーズで飾っています。

うん、エングレーブに心が折れかけて放置しているオルディーネもそろそろ作ってやらねばなるまい。
両方飾っておきたいしねー。
全塗装用にもう一個確保しておこうかな。

ちなみに、ヴァリマールだけの問題ではないが、モデロイドはパーツの精度という点でバンダイとコトブキヤにはやはり及ばない。
妙にキツキツで上手くはまりにくかったり、はめたはずだが若干の隙間があったりと必ずしも完全な完成度とは行かぬようで。それでも、昔のコトブキヤよりはずいぶんとレベルは高いけどね。昔のブキヤはねぇ、ダボの調整しないときっちりはまらなかったし^^;
どんどんレベルが上がっていいですな!






さて、今更になって「PSYCH-PASS」という作品を視聴中。
かなり有名な作品でもあるし、10年近く前の作品でもあるので、知っている人も多いと思うけど、概要としては近未来、機械的にその人の持つ精神的な形質から犯罪指数というのがわかるようになった社会で、道具を向けるだけで犯罪者を裁けるというなんとも一歩間違えればディストピア間違いなしの世界観。
主人公はそういう社会で犯罪者を取り締まる警察官(作中の所属は公安なので、ちょっとニュアンスが違う)たちの話。
犯罪が起きて、それを調査し、犯人を逮捕あるいは抹殺という結構ハードな内容。
容赦なく人死にはでるし、現在視聴完了した13話までに主要メンバーの関係者まで命を落とすという有様。どっか既視感があると思ったら、脚本メンバーに虚淵玄の名前が……。あー、そうなりますよねー。

アニメーション制作がProductionI.G.なのでその完成度は折り紙付き。
話もなかなかに重い運びながら引き込まれる内容で次が気になってなかなか止め時が見つからない。ストーリーの完成度が昨今主流になってきたライトノベル原作作品とは一線を画す。
13話時点では、それまで起きてきた事件の糸を引いている真犯人との邂逅を果たす所までだが、おそらくここから物語の核心に向けていろいろ動いてくるだろうと思われる。

うん、多少のスプラッターはあるけれど、近年味わえない物語はなかなかの見応えなので気になる人は是非見てみることをおすすめする。
コメント
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