中野笑理子のブログ

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遠くなる

2019年03月12日 | 日記
東京浅草の老舗喫茶店アンヂェラスがこの3月に閉店すると知って、あの梅ダッチコーヒーもサバリンも、とうとう味わうことは叶わなかったなぁとガッカリしていました。
お店の前は何度となく通ったことがあったのですが、あの時入らなかったことを後悔しても後の祭りです。
そこにあるものは永遠に存在し、そして自分も年をとるということすら思い至らなかった20代の頃が、今はただただ恨めしい。

そんな閉店の知らせに追い討ちをかけるように、今度は浅草の蛇骨湯温泉の閉店を知ってダブルショック。
蛇骨湯温泉は、東京へ夜行バスで通っていた若い頃から、帰りの夜行バスに乗る前に必ず寄っていたお風呂屋さんでした。
蛇骨湯温泉でお湯につかって、サッパリしてからちょっと一杯飲んで、バスに乗り込むと同時にぐっすり眠って目が覚めると大阪、というのが東京帰りのお決まりのコースでした。

つい先日も20代の頃から通っていたお店の閉店を知って驚いたのですが、行きつけのお店の閉店ショックは、この先も増える一方なんだろうなぁ。
最近、身体の衰えだけでなく年をとるということを実感をもって知り始めてきたように思います。
さて如何にして乗り切るべきか。