中野笑理子のブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

小説にでてくる献立を

2019年03月07日 | 日記
山口恵以子さんの小説「食堂のおばちゃんシリーズ⑤真夏の焼きそば」を読んでいると、美味しそうな献立が次から次へと登場するので、会社帰りの電車の中で読んでいるとお腹が空いて困ってしまいした。
そして、たまらず家に帰って作ってみた「ニラ玉豆腐」と「大根バター醤油」。

ニラ玉は好きでよく作るのですが、豆腐と一緒に煮物にする発想はありませんでした。
作ってみるとフライパンで焼くニラ玉よりもアッサリしていて、今日のような寒い夜にはピッタリでした。

「大根バター醤油」は、太めの拍子木に切った大根を茹でてから炒めた豚コマに酒と塩コショウを振り、茹でた大根を入れて更に炒め、バターを入れて鍋肌から醤油を回しかけた一品ですが、ワンポイントアドバイスの通り、食べてみないとわからない想像以上の美味しさでありました。
どれぐらい美味しかったかというと、4人分の大根1本が2人で食べてアッという間になくなってしまったほどでした。

小説の中に登場する献立の中で一番食べてみたかったのはイチヂクのチーズ和えでしたが、これはイチヂクが出回る季節までのお楽しみ。
お昼は食堂、夜は居酒屋という小説の舞台「はじめ食堂」。
こんなお店が近くにあったら毎日でも通うのになぁ、と思いながら読む美味しい小説なのでした。