中野笑理子のブログ

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手抜きパッツァ

2019年03月26日 | 日記
買い物をしているおばちゃんは、なぜ思わずあごに手を当てるのだろう。
それは今夜の献立を考えながら目あての品物の鮮度や量、そして値段を瞬時に値踏みし、素早く底値との差を計算しながら損益分岐点を探っているからです。
そして買いとなったらサッとかごに入れて、決して後ろは振り向かない。
振り向いてしまったら最後、自分の判断がブレてしまうからです。

今日の獲物は島根県産の連子鯛。
そうです、おばちゃんは魚が食べたかったのでした。
しかし刺身や煮魚だと、副菜が必要になってしまう。
主菜も副菜も魚も野菜も一緒に、かつ簡単に調理でき、食後の洗い物を少しでも楽にするために調理器具もひとつにまとめたかったのです。
そして出来れば温かく、汁気のある献立が望ましいと思っていました。

トマトも本来ならばプチトマトを使うところですが、手抜きなので普通のトマトを使い、かろうじて皮は湯剥きしましたが種も取らずに丸ごと入れました。
アサリも砂を抜いている暇はないので殻つきではなく、湯剥きという手抜きぶり。


菜の花、玉ねぎ、オリーブを入れて手抜きアクアパッツァの完成。
今夜もなんとか乗りきったのでありました。

新たな誘導

2019年03月25日 | 日記
以前、スマホに「ウィルスに感染しました」という警告が頻繁に出て、「修復はこちら」という文字ともにカウントダウンが始まったことがありましたが、いつの間にか出なくなり安心していました。

すると今日また新しいバージョンで、よく似た手口の画面が出たのでありました。
「おめでとうございます」の画面とともにiPhoneが当たりました、という文章。
すぐにクイズ画面に変わり、カウントダウンが始まりました。
警告から祝福に変わってはいるものの、前と同じ手口であります。

こういうわかりやすいものなら見破り易いけれど、そのうちうっかり引っかかるようなものが出てきたら怖いなぁと思いながら画面を閉じたのでありました。

この後画面が変わります。

マークもそっくり。
どうぞ皆様もご注意を。

空豆の中で春眠を

2019年03月24日 | 日記
春眠暁を覚えず、というよりも、もう一度冬眠したくなるような寒の戻りの朝。
二度寝しても遅刻の心配はない日曜の朝ですが、このままもう一度目を閉じてしまったら目覚めるとお昼前、なんてことも充分有り得る。
もしそうなったら今日1日を後悔から始めてしまうことになる、それはイヤだ、とエイヤッと起きて家中の窓を開けました。
早起きはやっぱり気持ちの良いもので、朝日の光を浴びるとさっきまでの眠気も吹っ飛び、後悔の日曜日から逃れることができました。

外へ出ると晴れたり曇ったりの空模様でしたが、空豆と新キャベツを買って帰り、さっそく空豆を茹でました。
お湯を沸かしている間にさやから豆を取り出して、黒い部分に切り込みを入れてゆくと山ほどあったさやから取れる豆はほんの一握りですが、春の緑の良い香り。

沸騰したお湯に塩と酒を入れて、キッチリ2分間。
ホカホカ茹でたての空豆を一粒、アッチッチと味見すると塩加減も茹で加減も絶妙でニッコリ。
外の皮まで美味しい、茹で空豆になりました。

二度寝の魅力に抗って起きた日曜でしたが、豆を出した後のさやを見ていると中の白いフワフワがなんとも気持ち良さげで、もしもこの中で眠れるなら二度寝もアリかなぁ、などとふと思ってしまったのでありました。

まだ湯気のたつホカホカ空豆。
味見が止まらない。

移り変わり

2019年03月23日 | 日記
今月いっぱいで取り壊しとなる神戸の市場。
その中の瀬戸物屋さんへ夫婦湯飲みの片方が割れたので買いに行ったのですが、閉店に向けて入荷を止めているとのことでありませんでした。

初めて買い物した時に茶碗だけを夫婦で揃えるのが夫婦揃え、お茶碗と湯飲みの両方を揃えるのが睦み揃え、と教えてもらったのもこのお店で、瀬戸物ならココと決めて通っていたお店でした。
撤退した後の店を出す場所が決まらず、今後はネットでの販売になるかもしれないということで時代の移り変わりとはいえ淋しいものであります。

洋服や鞄のお店はダーッと箱に詰め込めて早いけど、うちは割れ物やからひとつひとつ包んでっちゅうのは時間かかるねん、と仰るご主人も淋しそうな笑顔で、なんと言えば良いのか返事に詰まってしまったのでした。

どこか良い場所が見つかって、またお店を再開して欲しいなぁ。
開店したらきっとまた買いに行くからね、と約束をして帰ったのでありました。

霧に包まれた夜

2019年03月22日 | 日記
昨夜、窓の外を見て驚きました。
一面真っ白で、外が見えません。
まさか雪?
慌ててベランダに出て見ると、川向こうのマンションが全く見えない。
濃霧注意報がでていましたが、これで注意報?
と信じられないほどの霧でした。
浦島太郎が玉手箱を開けたときって、こんな感じだったのかなぁと思うほど一面真っ白な世界。
もしも朝になってもこのままだったらどうしよう、と心配しながら眠りましたが、今朝は何事もなかったように霧は晴れていました。
しかし昨夜の霧は、生まれて初めての体験でありました。
今夜の夜景
昨夜の夜景。

おわかりいただけただろうか?