中野笑理子のブログ

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週刊誌

2017年11月22日 | 日記
母が好んで読む週刊文春を、今日も買って帰りました。
芸能人のゴシップや今話題の角界の暴行事件には特に興味はありませんが、連載している小説やエッセイが楽しみでいつも帰りの電車の中で読んでいます。

真っ先に読むのは伊集院静さんの人生相談「悩むが花」。
そして小説は黒川博行さんの「泥濘」、エッセイは林真理子さんの「夜ふけのなわとび」、平松洋子さんの「この味」など。
車中の限られた時間の中では、いつもだいたいこの順番で読んでおりましたが、万城目学さんの新連載が始まりそのエッセイ「人生論ノート」がまた面白くて、どれから読もうか迷ってしまい、それもまた楽しいのです。

合間にマンガ東海林さだおさんの「タンマ君」や益田ミリさんの「沢村さん家のこんな毎日」、桜玉吉さんの「日々我人間」なども挟みつつ、心の中でウヒャヒャヒャヒャとほくそ笑みながら読む週刊文春。
乗り換え駅に着いても、つい乗り過ごしそうになるほどです。

実家に着いて取り出してしまうと母が手から離しませんので、実家に到着するまでが勝負なのです。
電車を降りてバスを待つ間も、乗車してからも文春を読みふけります。
バスが停留所に到着したらタイムオーバー、続きは翌日以降になってしまいます。

私は決して文藝春秋社の回し者ではありませんが、週刊文春は中学生の頃から読んでいました。
高校生の時には、連載されていた故米長邦夫さんの「泥沼流人生相談」に悩みを投稿しまして、掲載されたことがあります。
まだ素直な良い子の十代であった私は、そのご回答に従って進路を決め、その通りにして良かったなと今、思っております。
思えば長い付き合いの週刊文春でありました。