中野笑理子のブログ

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遺言書

2017年11月14日 | 日記
大阪家庭裁判所から郵便物が来まして一体何事かと開封してみますと、亡くなった伯母の遺言の検認についての案内と出欠確認の通知なのでした。
必ず出席しないといけないというものではありませんが、指定された日時に出席するか欠席するかを返信しなければいけません。
また欠席したからといって遺産分割協議時に不利益な扱いを受けることはなく、検認終了後に遺言書の内容を確認することも可能だと書いてありました。
初めての経験でもあり、どんなものなのか興味もあるので行ってこようかと思います。

生涯独身であった伯母は子供服の会社に勤めていたこともあり、小さな頃からいつも可愛い洋服を送ってくれていました。
私が社会人になってからは殆ど伯母の奢りでしたが何度かに1度の割合で、伯母の口に合うお店を探し、私の給料でふたりで飲みに行ったりもしていました。
そんな時は少し酔っぱらって、笑理ちゃんに奢ってもらう日が来るとはなぁ、と言って喜んでくれた伯母でした。

父より一回り年上で、父の家系ともいえる口の悪さというか辛辣な物言いで対立したときもありましたが、今になって自分にもその血が流れていることをひしひしと感じます。
そんな伯母も本人の意思で数年前からかなり遠くの介護施設へ入所し、なかなか会いにも行けませんでした。

伯母を筆頭にあとは男ばかり6人兄弟で今は伯父達も父もすでに亡く、叔父が2人残るのみ。
戦争中、疎開する費えのために家系図は売ってしまったらしいのですが、父方の苗字は豊臣秀吉からもらったという話を聞いたことがあります。
これを機会に血族を辿っていくと、もしかしたら何か新しい発見があるかもしれません。