中野笑理子のブログ

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豚汁日和とふきこぼれの効用

2017年11月04日 | 日記
今日も陽の光が降り注ぐ暖かい1日になるのかと思いきや、晴れているのに風は冷たく、お昼を過ぎた頃から何やら怪しげな雲行きになってきました。
冷たい風が強くなり、これは夜になると冷えそうです。

こんな日は具だくさんの豚汁日和。
母に朝ごはんを食べさせて今日はデイサービスもお休みなのでゆっくりしてねと、買い物へ。
大根、人参、牛蒡、里芋、薩摩芋、葱に蒟蒻、薄揚げ、そして豚肉。
帰るなり仕込みに取りかかります。
休みの日の母の夕飯は時間が早いので、昼過ぎから仕込んでちょうど良いのです。

野菜を洗って皮を剥き、切って刻んで次々と鍋へ入れていくとアララちょっと量が多過ぎて鍋がいっぱいに。昆布だしで煮込んでいると弱火で蓋をずらしていたのに、ふきこぼれてしまいました。
鍋を一旦火からおろして隣のコンロに避難させ、ふきこぼれを拭き取る時に五徳も外して隅々まで拭くと、お湯で掃除するのと同じ効果でとってもきれいになりました。
ガスコンロは以前は黒っぽいガンメタ風の色のものを使っていましたが、汚れが目立たない分、気づいた時にはかなりの汚れになっていることが多かったので、今は反対に汚れが目立つように白いホーロー地のコンロを使っています。
その方がこまめに掃除するので、大掃除の仕事がひとつ減って結果的に楽なのです。

ピカピカになったコンロで刻んだ蒟蒻を火にかけて沸騰させて臭みを取り、その間に薄揚げを刻み、茹だった蒟蒻を湯切りして、別の鍋で豚肉を胡麻油で炒めます。
そこへ蒟蒻と薄揚げとさっきふきこぼれた鍋から野菜の半分を入れて昆布だしを足して、取った野菜分の肉と蒟蒻と薄揚げを隣の鍋へ入れて2つの鍋を煮込みます。

味付けは酒とみりんと味噌。味噌は普通のお味噌汁用のと白味噌を半々で。
味覚が変わった母は以前好んでいた薄味のものを敬遠するようになったので、 ちょっと甘味のある濃い目の味付けと、もう一方の鍋はちょっと薄味に仕立てました。

豚汁が出来上がり火を止めて休める間に、ユニット畳をひっぺがして掃除機をかけてモフモフクッションを敷いて居間を冬仕様にすると、動かした身体に開け放った窓からの風が気持ち良く感じる程でしたが、袖をまくった前足、もとい腕にやはり風は冷たく窓を閉めました。

他にもしたいというか、しなくてはいけないことは山積みなのですが、そろそろ実家へ行く時間。
専業主婦になったことはありませんが、主婦業ってホントに終わりがない。
会社は就労時間が決まっているけど、主婦業は朝起きて寝るまでがずっと就労時間です。
いやはや会社に行くのはイヤだけど、逃げ場があるのはありがたい。
けれど今はそんなことを言っている場合ではない、ズルズルと自宅の家事にかまけてはいられないのであります。
創作以外は何事においても深追いしないがモットー、諦めが肝心、タイムオーバー、ハイ次です。

思った通り、夜になって冷え込んできました。
明日の朝はさらに寒くなりそうです。
どうぞ皆さまも暖かくしてお過ごし下さいませ。首筋、手首、足首、首と名のつく所は冷やさずに。
服を着ているので、乳首は大丈夫ですわね。