中野笑理子のブログ

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喪中葉書

2017年11月05日 | 日記
三連休最終日、今日は母がお昼寝をしたので、すわとばかりに自宅に駆け戻り、僅かな時間でしたが喪中葉書を作成しました。
宛名印刷までの時間はなく、片方だけの印刷でしたが、なんとか作れて良かった。

これから年末にかけて、こんなふうに僅かな時間を縫って用事を済ませていかなくては、あっという間にしなくちゃいけないことがキャリーオーバー状態になってしまいます。
塵も積もれば山というけれど、いやはや本当に気忙しい季節の到来であります。

そんな訳で今年は用意しない年賀状ですが、年賀状といえば、池波正太郎さんの話をいつも思い出します。
毎年、春頃には来年の年賀状を用意して(しかもご自分で絵を描いて)、夏から冬まで1枚1枚、御自身で宛名を書かれていたといいます。
きっと枚数もかなりあったであろう年賀状の宛名を、夏からすべて手書きで書かれるとは。

そんな池波正太郎さんは原稿を落とすどころか毎回、必ず締切よりも前に提出されていたそうです。
それは小説の挿絵を描かれる画家さんが、その回の小説を読んで内容を知った方が挿絵を描きやすいだろうから、という理由だそうです。
なんちゅう気配りの方なのでしょうか。

この季節になると、必ず思い出す池波正太郎さんの年賀状なのでありました。