思うがままに

Step by Step

タイタンの戦い

2011-03-21 | 映画・ドラマ


2010年

amazonより
神とは、人間を守ってくれる存在ではなかったのか?あろうことか、ペルセウス(サム・ワーシントン)は、愛する家族を神に殺される―。
時は古代ギリシャ世界。神の王であるゼウス(リーアム・ニーソン)を頂点に、神々が君臨していた時代。
ゼウスは人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。
しかし、傲慢で自分の欲望を満たすためには何でもありの神々に、人間は反旗を翻すようになっていった。
神と人間の争いは日常と化し、漁師を営むペルセウスの家族はそれに巻き込まれ、冥界の神ハデス(レイフ・ファインズ)に船ごと沈められたのだ。
オリンポスの神殿では、人間と和解しようと主張する12神と、それを拒むゼウスが対立していた。
そこへハデスが現れ、人間を懲らしめる時が来たと進言、その役を任せてくれと申し出る。
弟のゼウスに冥界へと追いやられたことを恨むハデスには、密かな企みがあったのだが、怒りで我を失ったゼウスは、ハデスの提案に乗ってしまう。
かねてより神々を侮辱していたアルゴス国の国王と王妃の前に出現したハデスは、10日後の日蝕の日に海の魔物にして、無限大の大きさを誇るクラーケンを放ち、都を滅ぼすと宣言する。
ただし、王女アンドロメダを生け贄に差し出せば、破滅は逃れられると―。
神々と互角に戦える男は、ひとりしかいない。神の血を引くペルセウスだ。
ペルセウスは、家族の仇を討つために立ち上がる。
あくまで人間として。世界の存亡をかけた戦いの行方は―?


前作は1981年の映画
CGがここまで進むと前作が陳腐なものに見えるかも知れないが、前作は前作で良くできていた
この新作も結構楽しめた
あまり中身をどうのこうの言うのはこんな映画には似合わない
娯楽映画として観ればいい
だから楽しかった


遠い日のゆくえ

2011-03-21 | 映画・ドラマ




2011年

WOWOWより
第3回WOWOWシナリオ大賞で、過去最多となる730編の応募作の中から大賞に選ばれた作品(受賞シナリオタイトル:「仄かに薫る桜の影で」)
独居世帯と孤独死の増加、無縁社会という世相を背景に、死者の生の軌跡を辿ることで今を生きる若者の心の成長を描いた感動作がここに誕生する―。
増加し続ける孤独死・無縁死。
その数は年間およそ3万件と言われ、人間関係が希薄になっていく現代を生きる私たちにとってそれらは、現実と向き合う切実な問題でもある。
しかし、果たして人の生涯は人生の“最期”だけで決まるのだろうか。
誰にでも平等に訪れる「死」。その日まで、人はどう生きるべきなのか。
「死」を追いながら「生」を、「過去」をたどりながら「明日」への希望を見出す感動作だ。

監督には、「釣りバカ日誌」シリーズをはじめとして、市井の人々の人生模様を描ききることで定評のある朝原雄三。
主演には、映画『ソフトボーイ』や『悪人』、ドラマ「大阪ラブ&ソウル」などで各方面から注目を集める若手俳優・永山絢斗。
他にも、富田靖子、寺脇康文、山崎樹範、三田村邦彦、風吹ジュンといった実力派キャストが揃い、見応えあるヒューマンドラマとなっている。

11年前に母を亡くし、空虚感を抱えて生きている主人公、孝志は特殊清掃業で見習いとして働き出す。
淡々と死と向き合う日常のなかで、ある日孤独死した女性の遺品から日記を見つける。
そこに記されていたのは、女性の若かりし頃の秘められた思いだった。
しかし、日記を読み進めるにつれ、孝志は少女が背負っていた驚くべき秘密を知ることになる。
「死にたい」と書かれた日記の最後のページ。
孝志は心が揺さぶられるまま、少女の未来を探しに女性の故郷・金沢へと向かう。
しかし孝志は、金沢で思いがけない真実を知ることになるのだった…。

「リリイ・シュシュのすべて」(2001年)の市原隼人のような青年/孝志永山絢斗)の存在がとても魅力的だ
少女のころの沢村喜和子(瓜生美咲)も
彼女の顔を見ていて、ふと中学の頃の淡い想いが蘇る・・・  どうしてるだろう?

生と死をある一女性の孤独死から見つめた感動作

電話が鳴った
田舎の母からだった
元気な声を聞いた
昔は苦労続きの毎日を過ごした母だったが、今は子供や孫たちに囲まれて幸せに暮らしている
人には様々な人生がある・・・・そして生きざまがある