思うがままに

Step by Step

驚愕の新聞記事

2011-03-14 | ひとりごと

昨日、地震のマグニチュードが8.8から9.0へと修正された
TVは連日地震の情報を流し続けている

3月14日(月) 朝刊を読む
そこに私を驚愕させた記事があった
それは放出弁のことだった



仕事柄、このような安全に対する考え方はいつもつきまとう
フェイルセイフという考え方だ
但し、万が一をどこまで想定するか? また想定すべきか? そのことはいつも議論を呼ぶ

この原発では厳しい設計基準や品質基準、検査基準を通過して施設は出来上がり、その中には過度とも思えるフェイルセイフの思想が反映されたものと思われる
しかし、最悪の事態を想定した「放出弁」が当初の計画には無かったことを知って驚いた
その後の設計変更によって「放出弁」が装備され、現段階では最悪の事態は免れているようだ
もし、その「放出弁」が無かったら大惨事になっていた・・・と思うと身の毛がよだつほどぞっとする

そして、『「想定外の・・・・」の繰り返しでは片づけられない』という新聞記事の言葉が私の心に重くのしかかる・・・