to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2013年8月11日 若狭、近江、尾張旅行 1日目(その4)

2013年08月20日 20時46分00秒 | 旅行

三方五湖から海沿いに西に進み、小浜にやってきました。

 

小浜は若狭地方最大の都市で、奈良時代以降、海のない京都、奈良に海産物を供給したことから都の文化が伝わり、重要文化財級の仏像が数多く残ることから、海のある奈良とも呼ばれています。

また、京都の影響を受けていることから、工芸品も多く、美味しいものも多いです。

 

小浜は明日観光する予定ですが、どうしても来たいところがあるので立ち寄りました。

 

「伊勢屋」さん。前回来た時にここのくずまんじゅうを食べて、その美味しさに感動し、いつか再訪したいと思っていましたが、やっと来ることができました。

 

9年前に比べて店がきれいになっています。

くずまんじゅうを店内で食べるスペースは、昔は小さなスペースしかありませんでしたが、今は向こう側の古い建物と中でつながり、休憩処のようになっています。広くなったそのスペースも常に埋まっているほど、次から次へと客がやってきます。

 

くずまんじゅうは、店内の湧水で冷やされています。この湧水が美味しさの理由です。

 

 

注文すると、このように水に浸かった状態で出てきます。餡は甘すぎず、くずとの相性は最高で何個でも食べられそうです。

 

くずまんじゅう(みずまんじゅう)は他にも熊川宿や大垣でも食べたことがありますが、ここが一番だと思います。

 

 

 

夏期には+200円でかき氷をかけることができます。

この氷が美味しく、さらにみぞれの甘さが絶妙です。

 

 

小浜に来なければ食べることのできない、これを食べるために小浜まで来る価値のある逸品です。

 

 

 

伊勢屋を出て、「道の駅 若狭おばま」にやってきました。

 

中央の看板のキャラは、小浜市公認キャラクター「さばトラななちゃん」です。

本人には会えなかったので、ストラップを購入しました。

 

 

 

 

さて、あまりにも暑くて観光をする気にならないので、少し早いですが本日の宿に向かうことにします。

国道27号を西に向かいます。

 

この沿道は海水浴場が数多くあり、この暑さなので当然どこもにぎわっています。途中のコンビニにビキニ姿のおねーさんが普通に買い物していました。

砂浜だと普通ですがコンビニにいるとびっくりします。

 

 

 

小浜から西に進み、おおい町に入ると、海沿いに「うみんぴあ大飯」という施設があります。

ここは、道の駅、マリーナ、バーチャルシアター、観光船、ホテル、SPA施設等の施設がある巨大なマリンリゾートで、運営会社の社長はおおい町長、ということは公共の施設になります。

「道の駅うみんぴあ大飯」。ウッドデッキがあったりして、道の駅とは思えないおしゃれな施設です。

 

 

 

バーチャルシアター「えるがいあおおい」。今回は入りませんでしたが、キャラクターデザインは松本零士さんで、なんと入場無料の太っ腹な施設です。

 

 

 

本日の宿泊は、うみんぴあ大飯内の「ホテルうみんぴあ」です。

 

 

建物は円弧状で、客室は全室オーシャンビューです。

 

 

部屋はシンプルですが、広く快適です。ベッドはセミダブルが2基、家族連れにも対応しているのでしょうが2人だと余裕があります。とても寝床との良いベッドでした。

 

 

温泉はホテルに隣接してシーサイドスパがあり、1回だけ無料で利用することができます。もっとも営業時間が11時~21時なので1回しか利用できませんが。

 

 

それ以外の時間帯は部屋の浴室を利用することになります。この浴室は温泉ではありませんが、もオーシャンビューで、広くて湯量も豊富で快適です。むしろ海水浴客で混雑するスパに行くよりもゆっくりできるかもしれません。

 

 

さて、早めに宿に入ったので、ゆっくりスパに入り、エステでマッサージを受けました。エステはよくわかりませんがタイ系で、かなり良かったです。しかも料金もリーズナブルでした。

 

 

 

                                           <その5に続く>

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2013年8月11日 若狭、近江、尾張旅行 1日目(その3)

2013年08月18日 19時43分11秒 | 旅行

若狭に来るのは3回目ですが、久しぶりです。

調べてみると、前回は福井水害、敦賀の原発事故のあった年なので、2004年8月、9年前のことでした。そのときは豊岡~城崎温泉~丹後半島~天橋立~若狭というルートでしたが、一ヵ月後の台風で豊岡や由良川周辺が洪水で水浸しになるなど、災害の多い年でした。

 

 

まずは三方五湖。三方五湖は非常に景色の良いところで、また海に近いため海の幸、湖の幸が豊富な良い場所ですが、あまり観光地として開発されていないため、のんびりした雰囲気が感じられます。

そんな三方五湖観光の中心、三方五湖レークセンターにやってきました。一番東側の久々子湖畔にあります。

 

ここではこの地方の名産である鯖のへしこをはじめおみやげ物も豊富です。また、三方五湖のうちの4湖を巡る船が出ていますが前回乗っているのと、あまりにも暑いので今回は断念することにします。

 

次に向かったのは、レークセンターの近くにある「三宅彦右衛門酒造」。久々子湖と海の間の早瀬という古い集落の中にあり、「早瀬浦」を醸す酒蔵です。

 

 

若狭に来るのは3回目ですが、この蔵にくるのも3回目です。前回来た時には地元中心から全国展開を始めたころで売り出し中といった感じでしたが、今ではすっかり有名銘柄として定着した感じがあります。

 

 

風格のある建物で、入り口の前が舗装された以外9年前に来たときと変わっていません。

 

 

 

ここの特徴は、海に近いにもかかわらず敷地内の井戸水を使用していることで、ミネラル分が多いため独特の味わいになるというのは前回訪問時に教えていただいた話。

今回は専務さんがご在宅で、いろいろとお話を聞くことができました。基本は漁師町の酒だが、一番あうのは鯖のへしこ、というのがこの蔵の特徴を良くあらわしていると思います。

 

ここで購入したのは「早瀬浦 純米吟醸」。小瓶は、地元の民宿向けに出荷されているとのことです。料理の美味しい宿でも良い日本酒を置いていることは少ないので、うらやましいと同時に、全国展開をしながらも地元を基本にしている蔵元の姿勢が感じられます。

 

 

 

さて、そろそろお昼時なので昼食を食べに行くことにします。

途中、気山駅で数少ない小浜線の列車と遭遇しました。

 

 

向かったのは三方五湖の最南端、三方湖畔にある「うなぎ淡水」。三方五湖はうなぎの名産地でもあり、うなぎの名店が何件かあります。

 

 

店内の窓からは三方湖を眺めることができます。

 

 

 

 丁度空席のあるタイミングで入店できましたが、次々と来客がありすぐに満席となりました。

ここは注文してからしばらく時間がかかります。

 

 

うなぎ丼。関西風でパリッとした食感で、うなぎ独特の臭さも少なく非常に美味しいです。

 

 

 

昼食の後、さらに西に向かいます。

 

 

                                 <その4に続く>                       

 

 

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2013年8月11日 若狭、近江、尾張旅行 1日目(その2)

2013年08月18日 00時02分19秒 | 旅行

早朝の郡上八幡を後にして、途中大垣のクローバーコーヒーという店でモーニングを体験し、滋賀県へ。

長浜市の北部、高月町にある北近江リゾート北近江の湯にやってきました。

仮眠を取りながら夜通し走ってきたので、ここでひと風呂浴びてリフレッシュします。

 

ここの施設は大きくてきれいで、一昔前のゴルフ場のようです。料金は若干高めですが、この施設であればまあ納得できます。何よりも朝7時からやっているのが嬉しいところです。

温泉もお肌つるつる系でよいお湯なのですが、消毒が強いのが玉にキズ。このような施設で消毒はやむなしと思いますが、消毒が強いと湯上りにべとべとした感じが残るので、極力少なくしてもらいたいものです。

 

 

 

 温泉でリフレッシュしたので旅行を再開、北上し敦賀に向かいます。

敦賀は交通の要衝で、関西、東海方面から北陸へ向かうには必ず敦賀を通らなければなりません。しかも、深く入り込んだ湾の奥にあり、三方を山に囲まれた要害の地でもあります。

敦賀は古くから海外とつながりの強い都市であり、戦前はウラジオストクへの航路が運航され、これに接続する列車が敦賀まで運転されていました。

崇神天皇の時代に大陸からやってきた都怒我阿羅斯等が敦賀の地名の語源といわれており、古代から海外との交流があったことは間違いありません。

また、応神天皇は気比神宮の主祭神と名前を交換するという不思議な記述が古事記にあり、古代のヤマト王朝に対し大きな影響を持っていたものと思われます。

 

そんな気比神宮にも行ってみたかったのですが、屋外を歩いているだけで熱中症になりそうなほど記録的な暑さのため断念、旧敦賀港駅舎にやってきました。

 

 

 

 この建物は旧敦賀港駅舎を再現したもので、ものと場所にあるわけではないとのことです。中は敦賀鉄道資料館として無料で開放されており、過去~現在の北陸本線の歴史、走った車両の模型、 旧敦賀港エリアの模型等が展示してありなかなか見ごたえがあります。

 

 

このあたりは金ヶ崎緑地として整備されています。

 

 

 明らかに昔は線路があったことをしのばせる地形です。

背後の山は金ヶ崎城のあったあたりで、古くは新田義貞敗走の地、戦国時代には木下藤吉郎出世のきっかけとなったといわれる金ヶ崎の退き口の舞台となった場所です。

 

 

 

ここから西に向かい、いよいよ若狭に入ります。

 

                                    <その3につづく>

 

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2013年8月11日 若狭、近江、尾張旅行 1日目(その1)

2013年08月15日 22時25分42秒 | 旅行

タイトルを見ただけで、一体どこへ行ってきたんだ、という感じですが、なぜか今回は美濃の郡上八幡からスタートです。

 

夜半2時頃郡上八幡に到着、朝まで仮眠します。

丁度郡上踊りの期間中ですが、有名な徹夜踊りは13日からなので、夜は静かです。

 

 

 

 早朝5時頃、すっかり明るくなった郡上八幡の街中を散策します。

 まずは郡上八幡旧庁舎記念館、といっても早朝なので開いているわけではありませんが。

 

 

 

 新橋からみた吉田川。写真では涼しげに見えますが、西日本を中心とした猛暑の影響で、この時間ですでにかなり蒸し暑いです。

 

 

郡上八幡は水の町で、街中には湧き水がいくつもあります。しかし、早朝のためか、旧庁舎前とこの安養寺以外は水は止められていました。

 

 

 小さな町ですが、古い町並みが残ります。早朝なので観光客はいませんが、店も開いていません。

きっと日中は多くの観光客でにぎわうのでしょう。

 

 

 

郡上八幡おはようネコ。

 

 

 

町中のどこからでも郡上八幡城を見ることができます。

 

 

有名な宗祇水も水は出ていませんでした。

 

 

 

旧庁舎に戻ってきました。小さな町なので小一時間で回ることができます。

 

 

 

店も観光地もまだ開いていないので、次の目的地に向かいます。

 

                                          <その2に続く>

 

 

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