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2013年4月30日 九州旅行 2日目(その3)

2013年05月14日 20時51分51秒 | 旅行

本日の宿泊は、湧蓋山の中腹にあるわいた温泉郷、はげの湯温泉の「和楽の里 たけの蔵」です。

 

 

 

 

はげの湯温泉は、いたるところで湯気が吹き上げています。

 

 

道端にもぼこぼこと温泉がわいています。

 

 

こんな環境なので、車はすぐに錆びてしまうそうです。

 

 

天気がよければ夕日が見えるのでしょうが、今日は雲海が見えるのみ。

 

 

 

 

温泉の蒸気で調理する地獄釜です。

 

 

 

 

さて、この宿は古民家を移築して建てられた宿とのことですが、いろいろなところに花が飾られています。いずれも野の花ですが、宿の雰囲気に合っていて良い感じです。

 

玄関前の飾り。

 

 

玄関を入ったところには立派な生け花が。

 

食事のときの冷酒の容器もこんな感じ。しかも、追加すると別の花になる心配り。

 

 

 

 

さて、この宿は全部で8室ですが、そのうちの5室に部屋に風呂が付いています。しかし、今回は風呂なしの部屋のため、宿の内湯と露天風呂を利用するのですが、平日であれば21時までの間、露天風呂を貸切で使用することができます。

 

しかし、内湯、露天ともに別棟となっており、いちいち下履きに履き替えて移動しなければならないのは少し不便です。特に今日のような雨の日は傘をさして足元を気にしながら砂利道を歩くので、大変です。

この宿で唯一、気になった点でした。

 

 

 

さて、この宿の食事は、天井の木組みが立派な食事処になります。

 

 

 

 最初のセッティングはこんな感じです。

 

 

 馬刺しと馬肉の燻製と湯葉刺し。馬肉の燻製ははじめて食べましたが、酒飲みにはたまらない逸品です。

 

 

 今日の日本酒は、高森町の山村酒造のれいざんです。九州もこのあたりでは日本酒があります。

 

 

 

汁物。

 

 

 

 

そして、この旅館のメイン料理、鳥の地獄蒸し。先ほどの地獄釜で4時間ほど蒸したものを甘酢あんかけで。

 

 

宿の方が取り分けてくれます。鳥も美味しいですが、付け合せのきのこもとても美味しいのです。

 

 

 

 鮎の塩焼き。骨ごとOKです。

 

 

 

 こちらは、五穀米をにぎったもののあんかけ。

 

 

 

山菜のてぷら。あられがまぶしてあるのは生麩です。

 

 

ごはんと味噌汁。部屋から見えた棚田で収穫した米とのことです。

 

 

 

デザートは、この時期の九州ならでは、スイカでした。

 

 

 

この宿は、気の利いた設備やアメニティがあるわけではありませんが、温泉良し、食事良し、建物良し、さらに宿の人の対応も申し分なく、文句の付け所がありません。それをこの価格で泊まれるとは、東日本ではまず考えられません。

わざわざ九州まで泊まりに来る価値がある、そんな宿でした。

 

 

 

 

                                    <3日目に続く>

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