この後、高畑付近に車を停めて、ならまち周辺を散策しようと思っていたのですが、連休中ということもあり、どこも駐車場は満車。なので、予定を変更し、唐招提寺へ向かいました。
唐招提寺は、数あるならの寺院の中で、最も好きな場所です。金堂平成大修理が終了したばかりですが、前回来たのは修理に入る直前なので、約11年ぶりになります。
金堂(国宝)。この屋根と建物のバランスが絶妙です。創建当初はもっと屋根は低かったそうですが、江戸時代の改修で現在の姿になったそうです。ただ、このことにより屋根が重くなり、建物の負担が増加したことに加え、阪神淡路大震災と世界遺産登録等のことが重なり、平成の大修理が行われました。修理の後も、美しい姿は変わっていません。
礼堂(重文)。
新宝蔵。現在では通年で公開されているようです。
そして、この時期のみ公開されているのが、瓊花です(公開は5月5日まで)。
花のように見えるのは花ではなく、真ん中の小さいのが花です。ただ、例年より開花が遅いとのことで、まだほとんどがつぼみでした。良い香りの花なので、満開になったらさぞすごいことでしょう。
ここには、とにかく清清しい空気が流れています。
(その4に続く)
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