富山での宿泊は、昨年7月にも利用した「オークスカナルパークホテル」です。駅の北口にあるので、南側の繁華街に出るのに長い地下道を通り抜ける必要がありますが、それ以外は申し分のないホテルです。
北陸新幹線開業後は、富山駅が高架化され、ポートラムが南口まで乗り入れるようなので、そうなると大分便利になるでしょう。
ホテルの窓からは、ポートラムが見えます。明日、天気がよければ立山連峰が見えるはずです。
地方都市では繁華街は駅から離れている場合が多いのですが、富山の場合駅南側の徒歩圏内にあります。そして、居酒屋の数が非常に多いのも特徴で、地元の居酒屋から大手チェーン店まで、富山の魚介を売りにしています。
前回富山に来たときに、満席で何件か断られたので、今回は新富町の「新」という店を予約をしておきました。表通りに面したビルの二階にある、広くてきれいな店です。
本日のお勧めのメニュー。富山の地魚がこれでもかといわんばかりに並びます。
まずはお通し。いかを明太子であえていくらをのせたもの。これだけで立派なメニューになりそうです。
刺身盛り合わせ。これで三人前です。ぶり、赤いか、バイ貝、鰆等。これだけでも富山まで来た甲斐があります。
醤油が濃い目なのはここも同じです。
白エビのから揚げ。
幻魚のから揚げ。揚げ物はもう少しからっとあげたほうが良いと思います。
紅ズワイ蟹の刺身。刺身といいながら、甲羅と足の付け根の焼き物が付いてきたのはびっくり。
紅ズワイははじめて食べましたが、本ズワイよりも濃くてストレートな感じです。
この辺は濃い味が好まれるようなので、この辺の味覚にあっているのかもしれません。
写真ではなんだかよくわからないかもしれませんが、ブリカマ焼きです。12kgもののブリだそうで、いくら食べても身が出てきます。
塩加減が少し足りなく感じたので、塩をもらってかけながら食べました。
アマダイの炙り刺身。これは絶品でした。
わさびとしょうがが付いているので醤油で食べることを想定しているのでしょうが、これには絶対塩が合います。ブリカマでもらった塩で食べてそう感じました。
入善産のもずく酢。この食感は、いつも食べているもずくとは別物です。
しめの品その1、氷見うどん。食感はうどんとそうめんの中間のような独特のものです。つゆは甘め。
その2。ほたるいかのお茶漬け。
日本酒も地元のものをそろえており、値段も高くありませんが、もう少し品揃えが多いと良いと思います。
全体的に、この店は凝った料理はなく、地元の魚で勝負する感じで、その点では充分に満足です。東京ではいくらお金をつんでもこの味は食べられないでしょう。
ただ、味付けについてはもうちょっと工夫をするともっとよくなるのでは、と思いました。醤油が我々には濃過ぎるというのもありますが、もっと塩とかをうまく使うとより美味しくなるのでは、と思います。
<2日目に続く>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます