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2016年8月18日 佐賀、長崎旅行 2日目その6(天空の宿 山暖簾 夕食)

2016年09月02日 20時35分46秒 | 旅行

「天空の宿 山暖簾」の夕食は3種類、今回はもっとも料金の高い「山暖簾会席」で予約してあります。

 

 

レストランに向かう前、展望テラスへ。夏の西日本は日が長いです。19時でもまだこの明るさです。

 

 

 

 

レストランは落ち着いた雰囲気ですが、照明が暗めです。

 

 

 

前菜。盛り方がきれいです。からし蓮根ではなく、明太蓮根です。

 

造り、三種盛り。ハマチと鯛とヤリイカ。この刺身もかなりおいしいです。

 

 

今回は古伊万里酒造の前(さき)という日本酒です。あまり佐賀の日本酒はなじみがないですが、確実にレベルは高いです。

 

 

凌ぎ。飯蒸し(鰻、湯葉)玉締め。

山暖簾の料理、かなり独創的です。これは、茶わん蒸しの中にご飯が入っている、という説明で分かるでしょうか。しかも味付けが素晴らしい。上にかかっているあんが絶妙です。

過去の経験によると、あん、ジュレの味付けが良い宿にはずれはありません。

 

 

 

 焼き物。夏の魚のオイル焼 茄子味噌。

これもなかなか独創的な料理です。オイル焼≒揚げ物ですが。味噌はほんのり茄子の風味です。

場所がら、器もなかなか素晴らしいです。

 

 

 

 

冷し鉢。冬瓜寄せ トマトジュレ

涼しげなガラスの器で出てきます。

 

冬瓜の中は鱧、ジュレはあえて赤の色素を抜いているのでしょう、しっかりトマトの味です。やはりジュレの味付けは抜群です。

 

 

強肴。長崎牛しゃぶしゃぶ。

 

 

だし汁にくぐらせ

 

胡麻ポン酢で。

 

 

これでおなかいっぱいです。

 

御飯は世知原米、汁物は魚のアラが入っていますが、上品な味です。

 

お茶は世知原茶、その他の食材も地元産にこだわっているとのことです。

 

 

ここの料理の極めつけはデザート、杏仁豆腐です。

中央の餡は塩味が効いていてさっぱり感を引きたてます。

そして、上にかかるジュレ、わずかに酸味のある絶妙の味付けで、全体を一つにまとめています。このデザートは絶品です。

 

 

山暖簾、公共の宿と侮ってはいけません。食事、部屋、スタッフの対応等、民営でちょっとした評判の良い宿のレベルを超えています。素晴らしい宿です。

まあ、従業員の人数も多めで、地元振興の使命もありそうなので、経営面で一概に民間との比較はできないのでしょうが、宿泊する側としてはうれしい限りです。

 

 

 

夕食の後、展望テラスで撮影した画像です。

標高が高い分、夜の風は涼しくて心地よいです。

 

この日は満月で、星はあまりよく見えません。

 

 

 

 

                      <3日目に続く>

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