本日の宿泊は、中央道小淵沢ICからほど近い場所にある、「ホテル風か」です。
ここは元はいこいの村だったようで、建物は古いですが内部を改装して生まれ変わった、最近よくある形態の宿です。
ロビーでは隣接する長野県 原村のゆるキャラがお出迎えです。
「ピカタン」は星がよく見えるから
「ヤッピー」は八ヶ岳
「セロリン」はセロリ生産高日本一
だそうです。
部屋の中はこんな感じ。木をふんだんに使い、とても素敵な部屋に改装されています。
建物は八ヶ岳山麓の深い森の中にあり、とても静かな環境です。
ロビーには、水のほか無料のコーヒー、スモモがあります。
この宿の最大の特徴は、宿泊代以外には基本的にお金がかからないこと、夕食時の飲み物も一部を除き無料になっています。
夕食後にロビーはラウンジとなりますがそこで提供されるアルコール類も一部を除き無料、風呂上がりのヤクルトやアイスキャンディーも無料、とかなりお得なシステムになっています。
お風呂は、広くて、多少古い感じはありますがよく手入れされていると思います。露天風呂のみが温泉とのことですが、まあふつうの大浴場です。
ただ、もう少しこまめに清掃はしたほうが良いと思います。
「ホテル風か」の夕食会場は「レストラン 炙」になります。ふつうのレストランで、なぜ炙なのかは謎です。この日は18時と19時30分の二種類の時間帯からの選択でしたが、チェックインが遅めだったので19時30分からにしました。特に2部入れ替え制ではないようです。
今回の食事は グレードアップ 香 というコースです。
まずはオードブル 「夏野菜ジュレ掛け 海老蕎麦寿司 エシャレットの生ハム巻き 鮎の風干しと沢蟹の唐揚げ」
見た目は洋風ですがジュレの味付けは和風、そしてちょうどよい味付け、ここの料理は期待できそうです。
刺身 「間八 信州サーモン 妻一式」
刺身のおいしさは素材の良さはもちろんですが、切り方も大事だと思います。切れ味のよい刃物できれいに切ると身のぷりぷり感がよくなりおいしさが増すように感じます。
ここの刺身は合格です。
飲み物は、せっかくなので、サントリー白州のハイボールを注文してみました。もちろん無料です。
しかし、やはり、どうもウイスキーのおいしさは良くわかりません。ということで、ワインに変更です。無料だと料金を気にせず注文できるのがうれしいところです。ただし飲みすぎには注意ですが。
ところで、フリードリンクというと、実際には飲みたいものはフリーに入っていないのではないか、との懸念もあるかもしれませんが、ここに関してはその心配は無用です。
有料なのは一部の限定品とか高級品のみで、ワインだと以下のリストのものはすべて無料です。これだけあれば十分だと思います。
続いて冷鉢 「福味鶏と南京の冷し鉢 鼈甲仕立て」
この鼈甲も実話和風仕立てです。
魚料理 「鱸の利休塩焼き グリーンマスタードソース」
肉料理 「和風ローストビーフ 炙り野菜の浸し添え」
肉は柔らかく、さっぱりしていて、タタキに近い感じです。
野菜も新鮮でおいしいです。
御飯 「山梨県産コシヒカリ、鰯のつみれ汁 醤油仕立て、香の物」
ご飯の炊き具合もちょうどよく、おいしいです。
デザート 「季節の果物」 この日はメロンとぶどうでした。
食事もかなりレベル高いです。そして、見た目は洋風コースのようですが、実は和食なのです。その証拠に、ナイフもフォークもなく、箸だけですべて食べることができます。客層を考えた、心遣いだと思いますが、なかなか考えていると思いました。。
「ホテル風か」の夜はまだ終わりません。
ロビーがラウンジとなっており、カクテル等を飲むことができます。白州18年等を除き、やはり無料です。
「ホテル風か」、立地もよく、部屋もきれいで食事もおいしい、飲み物は基本無料でかなり良い宿です。この日はお盆休みということで通常よりもかなり高い料金設定でしたが、通常料金であれば、文句なくお得です。
夜になって星が出てきました。
この日はペルセウス座流星群の極大日ということでしたが、残念ながら見ることはできず。
<3日目に続く>