to go somewhere, to be something

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2010年8月11日 鎌先温泉 時音の宿 湯主一條

2010年08月15日 22時06分07秒 | 旅行
今回の宿泊は、かねてより一度泊まってみたいと思っていた、一條さんです。


鎌先温泉は、白石から15分ほど山側へ登ったところにある、5軒だけの小さな温泉地で、元は湯治場だったようで、昔は三陸の漁師とかが良く来ていたそうです。今でも、湯治客を受け入れている宿もあります。



一條は、そんな温泉街の一番奥にあり、大正時代の古い建物を生かしながらモダンに改装し、料理とサービスを徹底することによって当時宿から脱却し、今ではもっとも人気のある宿の一つとなっています。





一條は、そのような立地のため、玄関まで車で行くことができません。温泉街の入り口にある駐車場に車を止め、連絡すると迎えに来てくれます。








送迎の車は何台かあるようですが、われわれは、なんとレクサスLS460Lでした。一生レクサスに乗ることはないと思っていただけに驚きです。







館内は、過度な装飾はなく、落ち着いた感じです。







宿泊する部屋はモダン和洋室です。部屋もシンプルで、大人のリゾートと言った感じです。









一條には、2種類の温泉がありますが、特に薬湯と呼ばれる鎌先の湯のお湯が最高です。ややとろみのある、包み込まれるような感覚があります。露天風呂のあるもう一つの風呂の方が人気のようですが、泉質では断然こっちです。







一條は、食事も楽しみです。

食事処、匠庵は、大正時代の建物をそのまま使用しています。ジャズの流れる館内は、雰囲気も抜群です。







前菜。









先附の汲み上げ湯葉。






造りは、カルパッチョ仕立てのソースです。








蓋物は、穴子の信田巻き。上品すぎて、あまり穴子が感じられなかったのが逆にちょっと残念でした。








焼き物は肉か魚を選べますが、ここはひとつづつ頼みます。

仙台牛のステーキといさきのポワレ。










鍋ものも選択制です。

宮城野ポークの豆乳しゃぶしゃぶと、真鯛のしゃぶしゃぶ。










ご飯と留め椀。









デザートで終了です。








食事の量はそれほど多くありません。我々でちょうど良いくらいでしたので、人によっては若干物足りないかもしれません。








ここの夜は本当に静かです。









最後に朝食の写真です。






ここは、接客態度もきびきびしていて、気持ちの良いものでした。配膳で若干気になる点はありましたが、大きな問題ではなく、非常に満足度の高い宿であることは間違いありません。



また行ってみたいですが、休前日料金だと高くなるのが難点です。

コメント
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