機動戦士ガンダム００ ＃１４

「決意の朝」

脚本：黒田洋介
キャラクター作画監督：しんぼたくろう
メカニック作画監督：高瀬健一
絵コンテ：ヤマトナオミチ　ミズシマセイヂ
演出：ヤマトナオミチ

「こりゃ戦争だぜ！そりゃもうとんでもねえ規模のな！」

タクラマカン砂漠でのテロの可能性を名目に、三大陣営合同の大掛かりな軍事演習が計画される。それは演習の名を借りたガンダム包囲網＝プロジェクトＧだった。自分たちへの挑戦だとわかりつつ、介入作戦を試みるソレスタルビーイング。着々と作戦の準備が進められる中、様々な思いが錯綜する。


【今週のサジくん】
※ママが帰っちゃったルイスを慰めるために、刹那を招く。

【今週のアザディスタン第一皇女】
※寝室に侵入してきた刹那に・・・。

【今週の乙女座】
※再編され、正式名称の決まったガンダム調査隊「オーバーフラッグス」の隊長に。

【今週の中佐と乙女】
※プロジェクトＧに参加。「こんどこそ、任務を忠実に実行します！」というソーマに対して「気負うなよ」とセルゲイ。大人だねぇ。


【今週の萌えポイント】
※無精ひげ剃ってるサーシェス。　ちゅか、名前変えてる？

※ビックリ！まさかルイスママが帰っちゃうなんて！てっきり３人で何かの事件に巻き込まれるんだと思ってたのに。
それにしても、ママってルイスを連れ戻しに来たんでしたよね？なら、沙慈の側に残れるんだから彼女はもっと喜ぶべきなんじゃないかな？

※やられ要員だと思ってたパトリック＝ＡＥＵに、なんだか新キャラが登場でちょっとだけドラマ展開ありな予感が。人革やユニオンに比べて存在感が薄かったのを巻き替えせるんでしょうか？でも、新しくなったオープニングに出てこないしなぁ。

※「上級大尉」になったグラハム。彼の昇進には黒い噂がつきまとっている様です。相棒のビリーは機密を持ち出してまでスメラギにアタックするも玉砕。

後半戦に入って、オープニング、エンディングが新しくなりました。
各陣営のエース級が集結するかつてない規模の作戦が動きだし、新キャラも出てきましたね（この作戦で消えちゃう要員じゃなきゃ良いのですけど）。

三大陣営はもちろん、作戦に対するそれぞれのキャラクター達の思惑がじっくり描かれた今回。次回からの（多分）怒濤の展開に向けてのインターバルとして、それなりに見応えがありました。

→　「新型のＭＳ開発に十数年かかる」ってのは自分の首を絞める設定じゃないかな？　WEB拍手お願いします。


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魍魎の匣

観てきました
＜新宿ミラノ＞

監督・脚本：原田眞人
原作：京極夏彦

戦後７年の東京。探偵の榎木津礼二郎は、元映画女優の柚木陽子から娘の捜索を依頼される。同じ頃、売れない作家の関口巽は、少女バラバラ連続殺人の記事を書くために、記者の中禅寺敦子と新興宗教“深秘御筥教”への潜入取材に向かう。


前作と比較して、原作に感じたおどろおどろしたところとか、神秘的な感じが少なすぎるな。全体的に明るい。
阿部寛、堤真一、田中麗奈。ほとんど同じキャストでこんなに前作とイメージが違ってしまうんですから、演出って難しいですね。
脚本を監督自ら書いてるんですよね？“「魍魎」ってのは曖昧模糊とした感じ”ってキャラクターに言わせてるのに、全体のイメージとか謎や犯人の扱いがそれに則してない様に感じてしまった。
てゆーか、ラストシーンをやりたかったダケなんじゃないのかな、なんてうがった見方をしてしまいました。 点数は黒木瞳の美しさに対して。あとはちょっと評価しにくいかな。


５０点

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獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その４５

「ピキーン！宿命の対決」

脚本：横手美智子
監督：諸田敏


【今週の真咲美希主任】
※理央、ゴウと三人で写っている写真立てのガラスが割れて・・・。

【今週の萌えポイント】
※延々と叫びまくってるジャンと理央。　なんかカワユス

展開早ッ！
先週修行をはじめたゴウが直ぐに奥義をモノにしたかと思えば、直ぐに理央と対決。これまた直ぐに敗北すると、今度は父の幻影を倒したばかりのジャンが理央と対決。
ここまでで２週、いや３週は話をもたせられたんじゃないかなあ。なんか勿体ない。ましてジャンと理央の決着までついちゃうとは。
ダンとジャンの別れ、ゴウの理央への片思いとか、もっとじっくりやってほしかったって気がするよ。なんだか先週のコウに比べて、瞬殺されたゴウユが哀れ。

→　そして次回はまた懐かしい伏線が・・・。もっとシリーズ構成を練った方がイイと思う・・・。　WEB拍手お願いします。


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キューティーハニー THE LIVE 第１４話

「乾杯メモリー！」

脚本：石橋大助
監督：横山誠

折り返しの総集編。


【今週の萌えポイント】
※「ある時は謎のホームレス、またある時は中条様の運転手。しかしてその実体は！
定年間近のパンサークローだ！」　悪の組織に「定年」て！

何という蛍雪次朗の無駄遣い！（ホメ言葉）

ただの総集編かと思ったら、蛍雪次朗扮するパンサークローの下っ端から、これまでの疑問の答えが出て来る出て来る！
ミキの体の秘密がサラッと語られたのは、すっきりしたと同時になんだか勿体ない気がして。
「空中元素固定装置」って言葉も初めて出ました！
渡のフルネーム（＝デューク・セイヤ・アンソニー渡四世）もちゃんとわかったし、大収穫の回でしたな。

→　後半戦はこれまでのコメディっぽい雰囲気とうってかわって、ハードな展開になりそう。それが楽しみでもあり、怖くもあり。　WEB拍手お願いします。




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仮面ライダー電王 第４７話

「俺の最期にお前が泣いた」

脚本：小林靖子
監督：長石多可男
アクション監督：宮崎剛

オープニングがキンタロスver.に・・・。

正月気分を満喫するデンライナー一行。オーナーはターミナルの駅長とチャーハン対決に赴く。良太郎は現代に戻り、愛理達と初詣に。愛理を守るために現れた侑斗と良太郎の前で、突然ビルが崩れる。過去へのイマジンの干渉が起きていることを悟った二人の前に、カイが現れパスカードを投げつける・・・。


【今週のアンラッキー】
※草履の花緒が切れる。
※「過去も今も未来も守りきって、姉さんと桜井さんに思いっきり文句を言ってやろうよ」

【今週のコハナ】
※正拳突きでモモ・ウラをＫ．Ｏ。

【今週のお姉ちゃん】
※晴れ着で初詣。
※カイの毒牙に・・・。

【今週のオーナー】
※駅長とチャーハン対決に。
「まーさーに、ラースートバトル！」

【今週の黄熊】
※実体化し、アックスフォームに。
「俺の強さにお前が笑うた！」

【今週の赤鬼】
※「こんなのはわかりきってたことだろうが」

【今週の青亀】
※「ただ消えるのを待つなんてキンちゃんには出来ないし」

【今週の紫龍】
※「良太郎！早く行かなきゃ、お姉ちゃんが！」

【今週の緑烏】
※デンライナーに愛理のピンチを電話。いやいや、それよりも戦闘に参加しろよ！

【今週の変身】
※ライナーフォーム
※ゼロフォーム
※アックスフォーム　in　キンタロス


【今週の萌えポイント】
※「俺は自分より、この時間を守りたいと思うとる！」

いやー、オーソドックスな長石演出が小気味よく決まってた今回。
悲劇の前に、和やかな正月を過ごすレギュラーの姿。
ラストに向けて激しさを増す敵の攻撃。
大切な仲間との別れ。
とうとう愛理にのびるカイの魔の手。
見逃せないシーンの連続に、日曜朝から緊張しまくってました。

前回の予告である程度覚悟は出来てたとは言え、やはりキンタロスの退場はちょっとショック。まあ、倒れたワケじゃないので希望は残されてると思いたいですが。
最初にＯＮ　ＡＩＲを観たときは、キンタロスがいつ「契約」を決意したのかが判らなかったのですが、ちゃんと冒頭でウラの「そろそろ未来が決まるかも」って台詞に一瞬ピクッとする姿が描写されてたのですね。細かいなぁ。

次回もかーなーり衝撃の展開になりそう。観たいような観たくないような・・・。

→　愛理の晴れ着での歩き方がサマになってないところがまたなんとも。　web拍手お願いします。






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機動戦士ガンダム００ ＃１３

「聖者の帰還」

脚本：黒田洋介
キャラクター作画監督：大貫健一
メカニック作画監督：西井正典
絵コンテ・演出：長崎健司

「しかし、アザディスタンの内紛はいまだ続いている」

アザディスタン王国で、宗教的指導者マスード・ラフマディーの誘拐に端を発する内紛が勃発した。その内紛が軍事クーデターにまで発展した段階で、ソレスタルビーイングは、ガンダムによる武力介入に踏み切る。戦術予報士スメラギ・李・ノリエガが不在の状況で、刹那・Ｆ・セイエイとロックオン・ストラトスはアザディスタンの内紛を止めることが出来るのであろうか。


【今週のサジくん】
※前回に続き、ルイスママとソファで寄り添ってＴＶニュースを視る。

【今週のアザディスタン第一皇女】
※ガンダムのパイロットが刹那であることを確認する。

【今週の乙女座】
※生身の刹那と出会う。刹那をソレスタルビーイングの関係者と勘づいた模様。
「コワイ顔だ」

【今週の中佐と乙女】
※ラフマディー救出のニュースを視る。なにげに仲良いよね、この二人。

【今週の萌えポイント】
※そこら中に正体をばらしまくっている刹那。　もはや迂闊と言うにも程がありますね。

※仮面の紅龍大活躍。只者じゃないと思ってましたが！

※武装解除して王宮に乗り込むエクシア。この行動を持って、刹那はガンダム＝救世主になれたのでしょうか。自信を取り戻したのか、ラストでマリナに向かって思いっきり上から目線で語っていましたが・・・？

※敵に塩を送っちゃったグラハム。そこは格好良かったのですが、結果として自分のクビを締めることになっちゃって可哀想。

※生身での射撃の腕も凄まじいロックオン。「まだ錆びついちゃあ・・・」と言ってましたが、その過去に何があったのか、語られる日は来るのでしょうか？


今回はかなり主人公側が名実共に正義の味方ぽくって良かった！
この調子で第一シリーズ後半に向けて盛り上がって欲しいデス！！


→　マリナはあのあとシーリンに叱られたんだろうなあ。　WEB拍手お願いします。


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獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その４４

「ワフワフ！父ちゃんのメロディ」

脚本：横手美智子
監督：諸田敏


【今週の真咲美希主任】
※和服姿で初詣。

【今週の萌えポイント】
※お参りしないのに神社までみんなと一緒にやってくるゴウ。

ブラコとコウの兄弟の設定ってあんまし要らなかったって気がするよ。


→　キャラソンのトリがメレっていうのはどうなんでしょう？訂正。まだ来週理央の歌がアルのですね。久しぶりに感想書いたらコレだもんな・・・。　WEB拍手お願いします。


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Ｙｅｓ！プリキュア５ 第４６話

「カワリーノ非情の策略！」

脚本：清水東
演出：三塚雅人
作画：宮本絵美子
美術：行信三 長恵美子

退職させてもらえない会社ってコワイね・・・。

初詣にやってきたのぞみ達。一刻も早い王国の復活を願う一行。その帰り、のぞみの頭にいつのまにか最後のピンキーが？

【今週のメタモルフォーゼ】
※五人同時。　私服ver.

【今週のナイトメア】
※ブラッディ。公園中をコワイナーに。
例によってピンキーをキャッチュするまで見ている紳士ぶり。
黒仮面を拒む。


【今週の必殺技】
「夢と希望の力と共に」「五つの光を今ここに！」
※プリキュア・ファイブエクスプロージョン！！

戦闘シーンは、作画・テンポ共にかなりの見応えでした。
いつもの「手」がどんどん壁を作っていくトコとか、思わず見入ってしまいました。

【今週の萌えポイント】
※最後のピンキーを捕まえたときのみんなのウルウル目。

なんだか駆け足な展開ですねぇ。
今回、二人も幹部が退場するとは思いませんでした。
いよいよカワリーノが直接（他のメンバー処分しちゃったから他にいないってのはありますが）乗り出してきて、最終決戦って感じになってきました！
目的のためには手段を選ばない、仲間なんかいらない、「絶望」のナイトメアを、プリキュア達の「希望」が打ち砕くのはお約束としても、その闘いがどんな風に描かれるのか、楽しみです。


それにしても、ブンビーはホントに消えちゃったの？
一年頑張っても、「結局、ナンの役にも立ちませんでしたねぇ」って言われちゃう。
やっぱ、結果が全てなのか！？彼を見てるとどんどん身につまされてくるんですよね。無事（？）だといいなあ。


【今週の大喰い娘】
※おせちは？お雑煮は？

→　りんの「お願い」はナンだったの？　WEB拍手お願いします。


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映画公式　ロングランですね。

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妄想少女オタク系

観てきました。
＜渋谷Q-AXシネマ＞

監督：堀禎一
原作：紺條夏生「妄想少女オタク系」(双葉社)
脚本：尾上史高 多胡由章

高校生の浅井留美は、美術部所属のオタクな腐女子。ある日、体育の着替えで教室に残っていた同じクラスの阿部と千葉のじゃれ合いをのぞき見て、すっかり二人を禁断の関係と思いこみ・・・。

若いキャスト達はかなり頑張ってオタクな世界を表現してました。
ただ、演出がもちょっと突き抜けても良かったんじゃないかな。
ほぼ原作通りに話が進む中で、登場人物の心情の変化がちょっと判りにくかったり、「ここ端折っちゃうのか」と思うところがあったり。
もっとディスコミュニケーションの面白さを突き詰めた方が、映画としては面白かったかな。
あと、妄想中に妙なノイズのＢＧＭを絡ませるのはやり過ぎだと思うな。

７０点

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ドラマCD 妄想少女オタク系1 ドラマCD フロンティアワークス このアイテムの詳細を見る

あけましておめでとうございます

今年も宜しくお願いします！

ハレンチ学園

観てきました。
＜シネ・リーブル池袋＞

永井豪特集：1970年度作品。

監督：丹野雄二
原作：永井豪
脚本：山崎巌 鴨井達比古

いやー、古き良き時代のＢ級映画。ストーリーはあってないようなもんだし、演技も全く褒められたもんじゃないけど、妙なパワーだけはある。大阪万博の時代、ある意味高度経済成長時代の落とし子でしょうね。
それに、思ってたよりエッチ度が大したこと無かった。
児島みゆきは可愛かったけど。山岸がＴＶ版と違うキャスティング（雷門ケン坊）なのもオドロキ。

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転々

評判が良いので観てきました。
＜シネ・リーブル池袋＞

監督：三木聡
原作：藤田宜永 『転々』（新潮社刊）
脚本：三木聡

大学８年生の文哉は８４万円の借金を抱えていた。期限は３日後。返すあてのない文哉に借金取りの福原は「俺の散歩に最後まで付き合えば借金をチャラにしてやる」と持ちかける。吉祥寺から霞ヶ関まで、男二人の奇妙な「散歩」が始まった・・・。

普段は、事前にあまり情報を入れたくないので先にパンフを見ないことにしてるんですが、上映までかなり時間があったのでつい粗筋を読んでしまって激しく後悔。けっこう先の内容まで書かれていたので。
ところが、筋を知って観ても充分に面白かった。粗筋に納めきれない魅力に満ちてました。ギャグや芝居の“間”、小道具の使い方、絶妙なキャスティング。意味のあるような無いようなシーンの連続に、やがて完全にリラックスして観ている自分が居ました。
大笑いでも大泣きでもない、でも、どこかのツボを確実に突かれた、可笑しさと寂しさと暖かさに溢れた映画でした。

８０点

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転々 (新潮文庫) 藤田 宜永 新潮社 このアイテムの詳細を見る