お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

2011 4~6月 読んだ本

2011-06-30 | 読書
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
伊藤 計劃

「生命」とは。「こころ」とは。この作品が書かれた際の作者の状況、背景を考えると感無量だ。でも、人間がこの作品に書かれているような「状態」になると、ホントに「生きて」いられるのかは疑問だなあ。

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)
野村 美月

前日談は切なく、後日談は癒される。竹田千愛は、やっと「愛される資格」を得たのかな。

“文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫)
野村 美月

またまた涙腺を刺激された。通勤中、ラストシーンでウルッときてかなり恥ずかしい思いを。菜乃は、最初出てきたときはどうかと思ったけど、このシリーズにいなかった個性としてどんどん存在感を増していった。心葉との今後の関係が楽しみ。

風立ちぬ (ぶんか社文庫 ほ 3-1)
堀辰雄

表紙買い。ビジュアルにAKBを卒業した小野恵令奈が選ばれているのは、今見ると物語との符合を感じずにはいられない。

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