お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

守護天使

2009-06-20 | 映画2008・2009
観てきました。
<渋谷HUMAXシネマズ>

監督:佐藤祐市
原作:上村佑 『守護天使』(宝島社刊)
脚本:橋本裕志

うだつの上がらないメタボ気味のサラリーマン、須賀啓一。鬼嫁から毎日500円のお小遣いをもらい、満員電車に揺られて出勤する毎日。混んでいる車内で老人に席を譲った女子高生が何故か気になった彼は、ある日、通勤途中に転んで大切な500円を落としてしまう。拾ってくれたのはなんとその女子高生、涼子だった。

原作読了の状態で鑑賞。
まあ、こんなモンかな、って印象。
この作品は、うだつの上がらない主人公を格好良く描こうとしても限界があると思うんですよ。
ましてカンニング竹山クンじゃあ中年のくたびれた悲哀感に乏しい上に、正直演技力にもさほど期待できない。斉藤暁サンか、温水洋一サンの存在感が欲しかったなあ。
その分、脇を固めるヒロインの女子高生と、鬼嫁をかなり魅力的に描くことで、相対的に主人公のダメさを浮き彫りにしなければならないのに、そこもお世辞にも上手く行っているとは言えず。折角 忽那汐里チャン、寺島しのぶサンと揃えているのに如何にも残念。

なにより、須賀家の家族構成を変えちゃったのは大きなマイナス。

【萌えポイント】
※雀荘のドアを蹴破って突入してくる勝子。
※大雨の中、肩を落として去っていく勝子。


70点。

公式サイト

守護天使 (宝島社文庫)
上村佑
宝島社

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