お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

クヒオ大佐

2009-11-02 | 映画2008・2009
観てきました。
<渋谷シネクイント>

監督:吉田大八
原作:吉田和正『結婚詐欺師クヒオ大佐』(新風舎文庫刊)
脚本:香川まさひと、吉田大八

ジョナサン・エリザベス・クヒオ。父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ、6歳でワシントン大学に入学、現在は米軍特殊部隊ジェットパイロット。

期待して観に行って、期待通りの面白い映画でした。映画の日的な意味で。
堺雅人サンの例の「張り付いたような笑顔」に「ツケ鼻」ってビジュアルだけで「勝った」作品。
なんともゆるーい展開が楽しく。みんなどこか「ダメな」ところがある個性的なキャラクター達を、堺雅人サン、松雪泰子サンを始めとする役者の皆さんが熱演していてヨカッタ。
特に印象的なシーンは、自分の素性がばれて、「一緒に死のう」と迫るしのぶ(松雪)に、観念しながらも自分の身の上を語るときについ「格好良く」改変してしまうクヒオの「業」。人間て哀しいイキモノだなあ、って思ってしまいました。

【萌えポイント】
※スペルが3箇所も間違ってる名刺。

個人的には最初と最後は蛇足。

75点。

公式サイト

クヒオ大佐 (幻冬舎アウトロー文庫)
吉田 和正
幻冬舎

このアイテムの詳細を見る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田中公平 作家生活30周年... | トップ | WHITE ALBUM 第... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画2008・2009」カテゴリの最新記事