仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




鉄道で旅するとき、時刻表を駆使してルート選択をするのですが、このときの旅の重要な要素を占めたのが釧路から帯広を経由して滝川に至る根室線の快速「狩勝」でした。


【JR根室本線・帯広駅 2009.2.3】

釧路駅を早朝5時45分に普通列車として出発し、帯広駅には8時58分に到着します。そして同じ車両が帯広から快速「狩勝」となって9時20分に出発します。




混み具合がわからないので9時前にホームに上がりましたが、やってきたのは1両のディーゼルカー(キハ40)。


降りるお客様を待って車内に入ったのですがガラガラの状態で、前方に近いボックス席を確保しました。


【JR根室本線・芽室駅】

定刻に出発し、帯広の市街を離れていくのですが、どこも白い雪に覆われています。


【線路と駅舎の間に車が止まっている 十勝清水駅 2009.2.3】

芽室、十勝清水に停車し(いずれも乗降無し)、新得駅には10時05分に到着。特急「スーパーとかち」と交換してから10時12分に出発します。


【JR根室本線・新得駅】

いざ定刻になってドアも閉まり、エンジン音が上がるのですが動きません。何度か同様のことを繰り返した後に「線路上の雪が固まってしまったので一旦、後退してから再発車します」とのアナウンス。


【この左方向に進むのですが、線路は雪に埋まっています JR根室本線・新得駅】

50cm程でしょうか、後退してから前進したのですが、ちょっとショックがあったものの無事に出発。2分ほどの遅れとなりました。

[Photo : Nikon D700 / SIGMA 24-70mm]

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根室から快速「はなさき」で釧路に戻ったら、20分の接続時間で札幌行き特急「スーパーおおぞら10号」に乗車します。「はなさき」車内で早めに昼食を摂ったのですが、ホームの駅弁「かに飯」につられて買ってしまいました。


特急「おおぞら」には帯広まで、およそ1時間半の道のりですが、グリーン車を奢ってしまいました。グリーン車には客室乗務員(女性)が乗車しており、席に着くとおしぼりと飲み物の注文を取ってくれます。
乗り心地はというと、振り子式列車の違和感は無かったのですが、エンジン音が異様に大きく、耳障りな音質でした。


【旅行で使ったJR切符、残念ながら釧路~根室間のチケットは根室駅で回収されました 2009.2.2】

余り雪の無いところに住んでいると、とにかく雪や氷には心が躍ります。真っ白な平原に獣や鳥の足跡が不規則に付いているとうれしくなります。


窓から外の景色を眺めているとあっという間に帯広着。駅近くのシティホテルに宿泊しましたが、窓からは碁盤目状に伸びる街路や、帯広駅を発着する列車が足下に見え、時を忘れて眺めていました。


前日の深夜、釧路のホテルで寝ている途中で両足のふとももが攣り、あまりの痛さに悶絶しました。二日にわたって寒いなかを歩いたので、筋肉が痙攣しました。旅行にはいつも湿布薬を持って行っているのですが、バッグの中に入れていたのを何とか取り出して両足に貼り、やっと治まりました。


湿布薬が残り少なくなったので駅近くの長崎屋に行き湿布薬を補充、その帰り、駅構内に「豚丼のぶたはげ」を見つけました。すでに夕食を買い込んでいたのですが、その美味しそうな香りに惹かれて買って帰りましたが、これが絶品。結局、先に買った弁当は食べ残してしまいました。

[Photo : Nikon D700 / SIGMA 24-70mm]

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夜明けに俄雨が降っていましたが、それが少し白くなり、みぞれに変わりました。
これは雪になるなと思い、庭に出てみました。


みぞれ混じりとは言え、地面は雨のように湿っています。


家の裏山を見上げてみると、雲の間から頂上近くが白くなっているのが見えます。


高いところだけ初雪、初積雪となったようです。


二日ほど、以前に旅した北海道の雪景色をアップしましたが、そのおかげで土佐も雪になったのでしょうか。
今日は風も冷たく、震えた一日でした。

[Photo : Nikon D700 / Nikkor VR 70-300mm]

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根室に行くのであれば、北方領土を望む納沙布岬まで足を伸ばしたらと言われます。


【JR根室線・根室駅前 2009.2.2】


列車の到着時刻に合わせて駅前から岬行きのバスが出ていますが、往復1時間半ほどかかります。岬での時間を考えたら2時間以上かかりますので、乗ることが目的の私としてはそのままトンボ帰りです。





【快速「はなさき」 2009.2.2】

根室駅には10時40分に到着、11時03分発の快速「はなさき」で帰りますので20分ほどの滞在時間。
とりあえず駅前に出て写真を撮り、待合室でお土産とお弁当を買ってそのまま、列車に乗り込みます。




快速列車とはいえ車両はやはり1両だけ。来るときと違って多少、お客さんは多いのですが、座席は特急列車のように全部が前向きの二人がけですので、隣を気にすること無く独り占めできます。


来るときは列車の先頭で写真を撮りましたので、帰りは逆に後端の窓からと思って後方に陣取ります。列車が出発してから後ろに行ってみたのですが、線路上の雪を巻き上げてしまい、窓ガラスは水滴で覆われてしまいました。これでは写真になりませんので早々に諦め、座席から車窓を楽しむことにしました。


途中で昼食のお弁当をいただいたのですが、海苔巻き(寿司)に入っていたピンクのデンブが絶妙の味でした。

[Photo : Nikon D700 / SIGMA 24-70mm]

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JR釧路駅から東方に向かって根室駅まで、北海道最東端を走るJR根室本線は「花咲線」という愛称が付いています。
花咲といえば花咲ガニがすぐに頭に浮かびますが、釧路、根室を中心に水揚げがあるようです。


【JR根室線・茶内駅】

カニの名前や鉄道の愛称にもなっているので、どのような町だろう、どんな駅だろうとわくわくしながら根室行きの列車に乗り込んだのですが、ごらんのようなコンテナを改造した駅舎がありました。
北海道ではよく、コンテナを置いただけの無人駅舎が多くあり、ここもその一つでした。


【JR根室線・花咲駅】

地図で見てみると、線路は花咲港から500m程離れた高台にありますので、仕方が無いのかもしれませんが、なかなかユニークな塗装がなされています。
花咲線の終点・根室駅の一つ手前に東根室駅があります。ここは片面ホームだけの駅ですが、日本最東端駅として有名です。


釧路から乗ってきた列車はほとんど乗客がいませんでしたが、その中に中国人と思われるカップルがいました。私は写真を撮るのがメインでしたので運転席横でずっと立っていましたが、そのカップルも時々、列車の先端にやってきて隣で写真を撮っていました。


【JR根室線・東根室駅】

そして東根室駅に着いた途端、停車時間はほとんど無いのにホームに出て写真を撮り始めました。大きな荷物を持っているようには見えませんでしたので、目的は列車に乗ること、東釧路駅を見ること、写真に撮ることだったのかもしれません。


運転士さんもちょっと苦笑いしながら写真を撮り終えるまでドアを開けていました。
外国から観光に来られる人が増えていますが、冬場のこんなローカル線を訪ねるカップルにちょっと、親近感を覚えました。

[Photo : Nikon D700 / SIGMA 24-70mm]

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