仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




タケノコといえば孟宗竹が一般的ですが、少し小さめの淡竹(ハチク)も初夏の味です。


(淡竹/アメリカフウロ)

ちょうどエンドウ豆の時季と重なるため、ハチクとエンドウマメはよく、一緒に煮られて食卓にのぼります。


(コバンソウ/ヒメコバンソウ)

慣用句で「破竹の勢い」という言葉がありますが、恥ずかしながらこのハチク(淡竹)のことだと思っていました。タケノコはどれも、あっという間に伸びていきますので淡竹=ハチク=破竹だと勘違いをしていました。


(イタチハギ)

「破竹の勢い」の正しい解釈は、青竹を縦に割ると、ほんの少し刃物を入れただけでその割れ目が休息に進んでいくことからの例えだそうで、思いこみを恥じるばかりです。


コメント ( 5 ) | Trackback ( )



« おたまじゃくし 甘茶 »
 
コメント
 
 
 
破竹の勢い (おみや)
2007-05-24 09:13:14
お早うございます。
私も勘違いしていました。淡竹(はちく)だったのですね。今年も竹の子堀を何度か楽しみましたが、それも終わって、今度は淡竹のシーズンですね。私は
知ったか振りをして友人に「破竹の勢い」説明していました。今度会ったら訂正しておきます。
 
 
 
Unknown (いく)
2007-05-24 13:05:26
昨日スーパーではちくを見かけて、aigenさんのブログにのっていたたけのこだわ~と足を止めました。
春先に出回るたけのこともやっぱり味わいが違うのでしょうかー。
ちょっと食べてみたかったけれど、結構いいお値段だったので今回は見送りました。
 
 
 
淡竹 (aigen)
2007-05-24 19:09:50
>おみやさん
思いこみは仕方がないですね。それで意味が通ってしまいますので納得してしまいます。

>いくさん
孟宗竹のタケノコがメジャーですが、ハチクもシャキシャキして美味しいですよ。
高知には、断面が四角形をした四方竹(しほうちく)という小さなタケノコもあります。これもその歯触りが爽やかで、中華料理などにもいいのではないでしょうか。
 
 
 
Unknown (isshy)
2007-05-25 00:29:02
aigenさん
そうなんです。私も勘違いに気づいたのは2・3年前のことです。このハチクは妻の実家では、塩漬けにして一何じゅう食べられるようにしています。ただ、最近は近くの藪でもなかなか取れないようです。農地の区画整理や護岸工事の影響かも知れないですが、私も大好物なので、残念です。
 
 
 
破竹 (aigen)
2007-05-26 13:15:10
>isshyさん
淡竹をタケノコ用に育てているところは少ないようですね。
どちらかというと勝手に生えているのを勝手に取ってくるようなところもありました。
孟宗竹はこれほど伸びると固くて食べることができませんが、淡竹はこれぐらいがしゃきしゃきして美味しいですね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。