仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




ユリの花は香りも良く(強すぎるものもありますが・・・・)、見た目も華やかで夏に咲く花の代表とも言えます。


でも、雄しべの先にある葯(やく:花粉)が衣服などに付くと落ちないということで、切り花にするときは必ず、除けてしまわれます。他の花ではこんなことは無いのですが、ユリだけは雄しべ、雌しべが突出してくるため仕方がないのでしょうね。


我が家にもカノコユリが咲き出しましたが、コンクリート塀の近くに咲いており、ちょうどその上に被さるように咲いている花もありました。そしてよく見ると、コンクリートの上に花粉が落ちており、苔の緑と対比して面白い模様を作っていました。今日は朝のうち、曇り空ながら雨が落ちなかったので、ユリも大急ぎで葯を広げたのでしょう。


(クレオメ)

今年はネムノキの当たり年(?)という記事が目に止まりました。山の方では、大きな樹が満開になっているそうです。先日、雨の中、県西部を車で走りましたが、ピンクの色は薄れたものの、白い花がたくさん、雨に打たれていました。


(左:ネムノキ、右:アカバナユウゲショウ)

このネムノキの花は近くの家の庭で見つけました。樹高が1mも無いくらいのもので、葉も少し小さいようで、もしかすると栽培種かもしれません。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
aigenさん ()
2006-07-23 15:47:51
こんにちは、なかなか梅雨が明けませんね。あちこちで被害が出ている事を思えば、高知はまだましな方でしょうか。此処はそれほど大きな雨は降ってないです。aigenさん所のカノコユリは、垂れ下がって咲くのでしょうか。実家は直立です(笑)ユリはこの花粉を除けて売っていたりしますが、私はこの花粉があってこそのユリだと思うのですが、付いたらのかないと言われれば仕方ないですね。



このネムノキ時々見かけますが、山に有るのとはちょっと違いますよね。

名前のわからないというのは『アカバナユウゲショウ』だと思います。これも子どもの頃には見かけなかった植物のように思います。帰化植物だと思います。(北アメリカ原産で、明治時代に栽培されたのが野生化していると図鑑に書かれていました)



 
 
 
梅雨末期 (aigen)
2006-07-23 19:29:00
>風さん

本当に長い梅雨ですね。中部地方から西では大雨による災害が出ています。被害に遭われました方には心からお見舞いを申し上げたいと思います。

ユリの花はやはり、赤い花粉まで付いて初めてきれいだと思うのですが、衣服に付くことをおそれて除けられていますね。でも白ユリからこれを取り除くと本当に味気ない花になってしまいます。

アカバナユウゲショウの名前、教えていただいてありがとうございました。ネットで検索してみましたら同じ花があり、確認できました。
 
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