浅草の唄

♪強いばかりが男じゃないと、いつか教えてくれた人♪
♪どこのどなたか知らないけれど、鳩と一緒に唄ってた♪
♪ああ、浅草のその唄を♪

勇ましく躍動感あふれるリズムの中に、浅草の街で生きる人々をいきいきと表現されています。
藤山一郎さん、のちには関敬六さんが歌われた「浅草の唄」です。
昨晩、浅草消防関係団体合同の新年顔合せ会があったのですが、最後にこの唄をみんなで合唱するのが恒例になっています。
なんだか「あ～浅草で生まれ育って良かったな～」なんて感じてしまいました。

最後に閉めのあいさつをされた方がまたとてもいいお話をされました。
浅草っ子には二つの特徴がある。
一つは「うそをつかない」こと。
もう一つは「弱いものいじめをしない」こと。

このお話にもジーンときました。
最近は嘘がはびこっています。
耐震偽装や食料品偽装などなど、人をだまして得をしようという人が多くなりました。
また、強者である立場を利用して徹底的に相手を叩いたり、権利を主張する人も多くなりました。

便利で豊かで平和になったけど、なぜか住みにくく、生きにくくなったこの世の中で、浅草っ子気質の「うそをつかない」「弱いものいじめをしない」を忘れずに生きていきたいと思います。

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