上場企業の業績はいいようで、株価も好調で、税収も伸びていて、就職も売り手市場で人手不足で、地価も上がっていて…。
一方、少子高齢化で、人口はどんどん減っていて、増税や社会保険料が上がり、国民負担率は50%近くにもなり、物価ばかりが上がり、派遣社員はなかなか正社員になれず、後継者不足で廃業する会社が増え…。
政治家は景気がいいと思っているのか、増税を推し進めています。
大手企業は潤っているけど、中小企業は喘いでいる…。
これが二極化ってやつでしょうか?
佐久間木材も高齢化して人手不足です。
若い社員がなかなか見つかりません。
そんな中、先週は特にピンチでした。
男性社員の一人が長期の育児休暇で、女性の事務員一人がコロナに感染して欠勤し、もう一人は有給休暇で居ない…。
それでも残り社員で仕事し、お客様に納期が遅れることのないように頑張って働きました。
忙しくても充実した日々。
仕事があるって、有難いです。
「隠居すごろく」 西條奈加
老舗の六代目は仕事一筋だったが還暦を機に隠居することになった。だが、孫がやってきて静かな日常は一変。
・甲斐とは煎じ詰めれば、他人の役に立つことかもしれない。人に喜ばれ、人に認められる。昇進も儲けも褒美も、すべてはそこに繋がる。
☆☆☆☆★
佐久間木材はとても小さな会社です。
そのため、何かを変えることはすごく簡単です。
大企業と違い、「明日から変えます」と言えばすぐに変わります。
たくさんの書類や判子は要りません。
楽です。
そうは言っても、創業120年の歴史があるので、ずっと変わらずに、変えずにやってことがあります。
意味があるからです。
その、変えずにきたことを変えようと決断しました。
いや、大したことではないのですが…
危機管理の一環です。
何だか少しスッキリした気分です。