*~ ソツィルハ・チマルマン象形土笛 ~*
国名 ー グアテマラ
出土地 ー マヤ南部高地
時代ー 古典期後期 紀元600~950年
このソツィルハ・チマルマンは
暗闇の世界を支配する神様で
背中に羽根が生え、豚鼻のコウモリの姿。
「冒険!マヤ文明展」
前回は
①「都市遺跡、球技場、石碑」
今回は第二弾
②「土笛の音色が響く」です。
館長が自ら吹いて下さいました。
⇩⇩⇩
左の一番大きな土笛を吹く館長
⇩⇩⇩
この土笛は鳥の体が折れていて
吹くのが難しいとのこと。
それでも館長さんはきれいな音で鳴らしていましたよ。
隣の小さな笛は
びっくりするくらい大きな音が出ていました。
かなり遠くまで聞こえそうです。
⇩⇩⇩
館長さんはメキシコ大学卒。
館長を務めながら
講演活動もされておられます。
見学には予約が必要で
分かり易く楽しい解説が受けられます。
質問にも丁寧に答えてくれますよ。
こちらは縦笛
尺八のように吹きます。
*~ ムアン象形土笛(レプリカ)~*
国名ーホンジュラス
出土地ーコパン遺跡
時代ー古典期後期初頭 紀元600年頃
ムアンはシマフクロウ。
この世と闇の世を行き来する伝令役の神様。
この土笛は
コパン遺跡を発掘していて見つかったもの。
王子様のお墓から出て来たそう。
残っていた顔料を元に作ったレプリカ。
*~ 笛(レプリカ)と太鼓 ~*
国名ーグアテマラ
出土地ーマヤ南部低地
時代ー古典期後期 紀元600~950年
王様たちは笛や太鼓の演奏をバックに
歌ったり踊ったりしながら、神様と一体化した。
この笛はコパン遺跡から出土した笛を
本物そっくりに再現したもの(左)と
残った顔料から元の姿を再現したもの(右)。
オカリナのような情感のある音色。
太鼓は鹿の皮を張って叩いた。
* * *
発掘された土の笛が
今でも音色を響かせるのに感動しました。
それを見事に演奏できる館長さんもすごいですね。
※参考 説明書きと館長さんのお話より。
写真撮影、掲載は許可を頂いております。
3月16日撮影
続きます。
次は何が出て来ますか、お楽しみに(^_-)-☆
定期的に入れ替えての展示全部見るの大変そう
5年かかるって以前紹介されたものですね
マヤ文明 授業で習うから名前は知ってるけど内容は全く知らないものですからこうして見ることができるのは貴重なことなんですね
そうなんです。
全部見るのに5年はかかります。
マヤ文明は有名ですが、有名なわりに内容はほとんど知らなかったです💦
授業でこちらの館長さんのようなお話だと、興味も湧き、すっと頭に入りますが、
教科書の内容だと面白みが感じられないですね。
一時間ほどの解説があって、貴重なお話が聞けて楽しいです。
若い人も結構見学に来ていました(^_-)-☆
マヤ文明という言葉や文字は何度も目にしたことがあっても、
知識は全くと言って良いほどなかったです。
前回の写真と説明を拝見して、あの時代にこれほどの高度な建設技術や文化が存在していたことに
驚きました。
古代サッカーでプレイヤーがつけていたプロテクターや
負けたチームが神様の生贄になったという説明にも驚きです。まさに命をかけた戦いですね。
球技場の数からしても、当時の一大イベントだつたことが容易に想像できます。
今回の土笛も長い時代を経ても、今尚美しい音色を響かせるというのもすごいことです。
この後、何が出てくるのか楽しみにしていますよ。
ピラミッドのような神殿やその都市については、写真などで見たことがありますが、
それがどういうものなのか、どこにあるか、などはほとんど知りませんでした。
この度、マヤ文明の発展した時代や範囲などが大まかに分かって、
ずいぶん勉強になりました。
これは、ただ見学しただけでなく、専門家である館長さんから
分かり易く、しかも詳しく解説して頂いたことが理解を助けてくれたと思います。
古代サッカーで頑丈なプロテクターをつけていたとか
負けたら生贄にされたとか、当時の様子が分かって益々興味が湧いてきました。
土笛は発掘された当時のものが、今でも良い音を出すことが驚きでした。
オカリナのような音色の笛は、どんな音楽を奏でていたのか聞いてみたいですね(^_-)-☆
(館長さん美男子ですよね!メキシコ大学ではモテたと思います💛)
はい、純和風も好きですが中近東、東南アジアの文化も好きです。
今回は南アメリカの古代文化に興味があって行って来ました。
こうして遺跡や暮らしの道具などみると古代へのロマンが広がります。
館長さんは、日本でもメキシコでも通用する美男子ですね~
きっとモテたと思います。
素敵なロマンスがあったかも知れませんね~(^_-)-☆
歴史が苦手のグランマですが
滅亡した都市の中で
素朴な土笛の音色が響いていたんだろうかと
想像しています
めったに出会えない音色に出合ってよかったですね
歴史はその時代に起きたことや年代を覚えたりするのは嫌いですが、
生活に密着した当時の人々の道具や、娯楽のことですと
興味がもてて面白いと思えました。
球技の試合で負けたら生贄にされるなど、具体的なことを教えてもらえて楽しかったです。
学校の歴史の授業もこんな風だと、進んで勉強したくなりそうですね。
発掘された土笛でも、惜しげもなく吹いて頂けて貴重な体験が出来ました。
本当に、滅多に出会えない音色に出会えて良かったです(^_-)-☆
その中に、怪物の悲鳴(ギャ―ッ!!というような感じ)のような音を出すものがあって
買おうかどうしようか迷ったのです。
でも、素人には中々音が出ないという声もあり、
もし出せたら近所迷惑になりそうな音だし、と
あきらめたのでした。
でも面白いから買えばよかったなあと、この記事を拝見して思いました。
確かに怪獣の悲鳴のような音は、買うのをためらいますね。
洋楽器でも和楽器でも、吹いて音を出すものは難しいですから
このように小さなものだと余計なのでしょうね。
館長さんも「難しいのだけれど、自分は上手く吹けます」と言われていました。
小さい笛は、意外にも大きな音が出てびっくりしました。
zooeyさんがメキシコで見られた笛は、防犯用にいいかもしれません。
泥棒もびっくりして逃げていくことでしょうね(^_-)-☆