コタツ評論

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清原バッシング

2005-08-31 12:28:00 | ノンジャンル
正味は妬心だ。下品な筋肉バカを体現しているのはいまや清原くらいだから。かつては、「がんばりまっす!」くらいが相場だったのに、イチローはまるでエンジニアみたいに話すし、松井も大手企業の営業課長のように落ち着いている。中田はイタリア語だけでなく英語でもインタビューを受けている。運動会でべそをかいていたような新聞記者には嘲笑うことができず困ってしまう。プロにまでなるような選ばれた人間がどのような意味でもバカだとは考えにくいのに、それを認めたくない。自らと比べて、不当な栄光と高収入だと。

小泉はやるねえ。無党派市民層のとりこみに的を絞った。なるほど、自民党を解体する道だ。政党政治の終焉だ。いっつも、日本では権力側に先手をとられる。岡田の政権選択や新党の政策論争は、戦略的にすでに敗北したと予見しておく。反撃のカードがあるとすれば、ナショナリズムだろうが、怖くて切れまい。サッカーのワールドカップと衆議院選挙は誰でもにわか評論家になっていいと、セルジオ越後もいっているんだ。

コメント
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