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コタツ評論

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最低の内閣、最悪の都政が続く

2011-03-16 11:38:00 | 3・11大震災
総選挙は実施されないから、いやがおうでも菅内閣は一年続く。都知事選も流れたに等しいから、石原再選だろう。最低の内閣と最悪の都政を前提に、俺たちは生き延びる手だてを考えなければならない。わずかな救いは、最低と最悪なら、それ以下はないということだ。やつらはたしかに最低最悪だが、俺たちまでもそうと決まったわけではない。そう考えれば、何ほどか、晴れやかな気持ちになるというものだ。






今日もスーパー大混雑

2011-03-15 20:31:00 | 3・11大震災


10時の開店に合わせて出かけたが、レジ前は70人以上の行列。品切れは、昨日のまま。料金は震災前と同じ。人々は、震災前とは違って穏やかに譲り合っていた。「すみません」「ちょっと、ごめんなさい」「どうぞ」「あ、ありがとう」。そんな遠慮がちな言葉が多く交わされていた。

震災前は、どこにでもある大型スーパーだった。子どもはうるさく走り回り、母親は大声で怒鳴り、中年はモタモタした老人に舌打ちし、女子高生や主婦は携帯で人も無げに喋り笑い、店員は疲れた表情に無理矢理笑顔を浮かべ時計を見やる。買い物をするというより、慣性的な消費行動に見えた。「お買い物」の必要や楽しさなどは、瞬時も途切れない店内アナウンスによって指示されていた。

それが様変わりしていた。たとえば、カートを縦に、レジに向けて行列に並ぶと、通路をふさいで横切る人のカートや人が通りにくくなる。長い行列はレジ前から後ろ壁まで伸びて終わらず、蛇の尻尾のように曲がっているのだ。そこで、レジに平行するようにカートを横向きに置いて並ぶと、ずっと多くの人が一列に並べるし、通路のために空けるスペースが広がる。

「ほら、あなた、横にしたほうが」。妻が夫に小さな声でうながす。それを聴いて、見た傍の人が黙って習う。そんな調子だった。いつもより少ないレジの店員たちも、生き生きとした表情でカートをさばいていた。人の役に立っている自負が余裕を生み、大量の買い物に次々と手を伸ばしながら、お客の質問にテキパキと答え、「大丈夫ですか?」「イチゴと卵は別にしましたから、気をつけてください」と老人に話しかけたりしている。

おかげで、10時半からレジの列に並んで1時間半待ったが、さほど退屈ではなかった。ケンミンの焼きビーフンを買った。

400ミリシーベルト

2011-03-15 14:59:00 | 3・11大震災

福島第一原発付近で検出された放射能濃度だという。つまり、400,000マイクロシーベルト。よんじゅうまん! その現場で必死に働く人の声らしい。

「人力で弁を開けています 一人8秒 みんな被ばくしてるわ 今現状塩で不可 47万マイクロこえ 」
http://hissi.org/read.php/newsplus/20110315/WkJtSnFOeHVP.html

現場から、遠く離れた人々は、パニックに陥らず、冷静に対処するしかないという専門家の声。
http://takedanet.com/

炉心爆発が最悪の事態、それさえ避けることができれば、と祈る。



天罰と天佑

2011-03-15 01:52:00 | 3・11大震災

下の2011/3/14 8:14「計画停電と計画経済」の中で、「天佑」かもしれない、と書いてしまった。石原慎太郎都知事の「大震災は天罰」という発言が問題になっていることを知り、「天罰」も「天佑」もさしたる違いがないことに気がついた。どちらも、被災者の方々に対して、著しく配慮を欠いた言葉づかいであることは明らか。「変わるべきなのかもしれない」と書き換えて、お詫びします。私も石原都知事も、同じ津波に押し流されていたようです。



人々はとっくに非常事態

2011-03-14 14:48:00 | 3・11大震災
地域一番店の西友は、「計画停電」のために休業、もうひとつの大型店舗のマミーに寄ってみると、駐車場は満車、レジには長蛇の列。照明を半分がた落とした店内を探すが、米・パン・カップ麺・うどん玉・ガスボンベは売り切れ。店員をつかまえて尋ねると、ガスボンベは電気店にもコンビニにもどこにもないとのこと。

今日の営業は午後4時までとアナウンスが繰り返している。被災地への物資輸送を優先した品不足ならよいのだが、そうでなければ、私たちの買いだめが被災地への救援物資の遅れにならないか、ちょっと心配になる。近くの小規模スーパーで、カップうどんと野菜を買い足す。ガソリンスタンドも軒並み在庫切れで休業。これで電車が動かないのだから、逃げようがない。

ま、我が家には猫多数なので、何が起ころうと逃げるわけにはいかない。立て籠もるしかないのだ。歌舞伎揚げを買いたいのだがと尋ねたら、却下された。イモケンピは許可された。歌舞伎揚げに未練を残しつつ帰宅して、風呂に水を蓄え、コンビニで買ってきた赤飯おにぎりで昼食。被災地の各避難所では、水と食料が不足しているそうだ。