■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

今年初のかき氷は茶工房かはだの「緑茶氷」!

2020-08-12 | 食べ歩き(三重)
ここも複数の方から、一度行ってみたら良いですよ〜とおすすめされていたお店です。

地図を見ると、まねきそばからそう遠くはない・・・ようです。
ひと山脈越えるだけ?

蕎麦屋の店主も、道の駅のお姉さんも、遠回りするよりは道幅は狭いけどちょっと頑張ればサクッと行けるとご推薦のルートです。



オフロードの練習場やオートキャンプ地を横目で見ながら、山道を運転します。
ほどなく大型車侵入禁止の大きな看板が見えました。
乗用車とすれ違うので、そのサイズは大丈夫そうです。

山の中でも気温は33℃。
車内は24℃に設定しているので、快適なドライブになるはずなのに、なんだか嫌な予感がします。

そしてお決まりのように道幅がだんだん狭くなりました。
下りの林道。落石注意の看板ありです。
ガードレールがあるので、来るときよりはマシかもしれません。
運転モードをセカンドにしてエンジンブレーキを使いながら慎重に進みます。
というのも、カーブが深すぎて先がよく見えないから・・・(汗)
どうか対向車が来ませんように!!!

と、祈ったら、すぐに最初の対向車が来てしまいました。
カーブの少し広くなった場所で待って、やり過ごします。

しばらく進んで大きくカーブを曲がったところで、下から3台の車が現れました。
うぅぅ・・・どうしよう。
しかも私の後ろのほうがスペースあるよね。
3対1だったら仕方がない。
曲がりくねった狭い道をバックで戻りました。

普通は、私の車は前進しかできないんだよ?
すれ違う運転手さんたちは手を上げて感謝を表してくれましたが、
寿命が縮んだこと間違いなし!!

その後は対向車もなく、無事10kmの林道を通り抜けましたが、汗ばんで蒸し暑い車内になりました。

山を降りたところは、伊勢茶で有名な飯南という地方です。
伊勢茶は鈴鹿山脈から広がる山地で栽培され、深蒸し茶では国内第2位のシェアーを誇ります。

飯南からもう少し山の奥に進むと、飯高町に入り、茶工房かはだが見えてきました。



お茶を生産・販売している会社ですが、ここのかき氷が美味しいと噂になっています。

かき氷のメニューは3種類。
・緑茶氷
・ほうじ茶氷
・和紅茶氷

各氷に自家製のシロップが使われており、緑茶氷とほうじ茶氷は自家製の小豆餡トッピングです。
和紅茶氷はレモン添え。

久しぶりに悩みました。
ここに向かう運転中もすごくすごく悩んで、到着するころにようやく決まりました。

お茶屋さんですから、最初は緑茶を味わうべき!
そういう結論になったので、お店に入った時には「緑茶氷」とすぐに注文できました。

通常なら店内のカフェスペースで食べることができるのですが、
コロナ対策のためにテイクアウトのみの注文になっていました。
外の席か車の中で召し上がって下さいとのことです。


番号札を渡されてしばし待ちます。
レジ奥の製作スペースではオーダーの順番通り、ただただかき氷を作る店員さんが頑張っています。

ようやく出来上がった私の緑茶氷!!!



別名、宇治金時です(笑)
小豆餡の上に練乳がかかっています。
可愛い白玉が2つ、愛嬌を添えてくれていました。



緑茶の色にかなり期待しながら、外の席でいただきました。
すこーしだけビターな濃い緑茶。口のなかでふんわりと溶けていきます。
素朴な小豆餡の甘さがちょうど良い具合です。



一口、一口、味わいながら、落ち着いて氷を容器に落とさないように食べていきます。
頭の痛くならない上質な氷です。
たっぷり緑茶シロップのかかっている氷を、もっともっとと思いながら口に入れ、
小豆餡も全部食べてしまって、カップの底にはとても濃い色の氷が残りました。

小さな白玉はお口直しにちょうどよく、最後の氷の一口まで楽しんで完食しました。




茶工房かはだ   HPはこちらです

住所:松阪市飯高町作滝239−11

営業時間:10:00~16:00

定休日:水曜日






帰り道もお茶畑が続きます。
途中で道の駅に立ち寄ったり、ダムを見たり・・・とても充実した1日でした。








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