元旦の夜にはやや天候が悪くて翌朝には雨が降った形跡も見えましたが
翌2日の夜は再び最高の夜になりました。
一日間を空けたことで睡眠不足は解消して存分に冬の夜空を満喫できました
この夜は23時頃まで少々北風があって寒く感じましたが深夜0時頃からは
風も弱まって気温はマイナス3度や4度でしたが耐えられないほどの寒さでは無かったです
中腰の無理な体勢でカメラのファインダーを覗いているとポカポカしてきて
ダウンジャケットを脱ぐことが何度もありましたし、撤収する3時すぎには
マイナス5度でしたが重い機材を踏ん張って抱えて車に収めていたので汗が
滲むほどでした。
今回は本格的にウィルタネン彗星を狙いたかったので三鷹光機のGN170と
イプシロン160反射を持ち出しての撮影となりました。
撮影したフレームを見てみると最初と最後で彗星に移動がはっきりと分かるほど
でしたので今後は彗星の核を固定してバックの星が流れるような写真に合成するの
これからの作業になります。今回は単に重ねただけのコンポジットにしています。
また何故か茶色のカブリが片方に見えますがこの夜は少しの風と乾燥した空気で
手製の簡易フードを着けなかったことで、方角的に見て恐らく近くにあったトイレ
の照明が鏡筒内に写り込んでいたのでしょう。
2019/1/2 21h17m20s
300秒×9フレーム ISO1600
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
2019/1/2 22h02m59s
300秒×9フレーム ISO800
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
ウィルタネン彗星の次はウルトラマンの故郷であるM78星雲です
オリオン星座ではM42オリオンの大星雲が目立つのでどうしてもそっちが
メジャーな星雲ですがこのM78も明るく写るし暗黒星雲も入り乱れていて
画面下には馬頭星雲周辺のカラフルな領域そして画面上にはバーナードループの
帯が見えます。
2019/1/2 24h33m12s
180秒×4フレーム ISO1600
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
撮影の合間に冬の天の川を双眼鏡で流して見ていると本当に綺麗な銀色の砂粒に
見えるのですがひときわ大きくきれいに見えるのはM41球状星団です
マイナス1.5等級の全天一の明るさのおおいぬ座のシリウスの直ぐ下に
見えますので肉眼でも簡単に見つけられます。
小さな星それぞれに色があって綺麗ですがうまくカラフルに写しとめるには
露出時間の微妙なバランスが必要になりそうです
2019/1/2 23h50m08s
180秒×6フレーム ISO1600
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
画面下が北です
深夜も過ぎてくるとそろそろ春の星座が見えてきて春の銀河系外星雲が多く見えてきます
昇ってきたしし座の後ろ足の足元にあるのがM65とM66とNGC3628です
画面上にあるのがNGC3628、下に並んだ星雲右がM65左がM66です
2019/1/2 25h10m16s
180秒×6フレーム ISO1600
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
画面下が北です
イプシロン160での撮影にあわせてスカイメモRでの広角レンズによる
冬の天の川に撮影とR64フィルターを使ったHα領域の光による散光星雲を
撮影しました。
まずは冬の代表的な星座であるオリオン座とおおいぬ座と散光星雲です
R64によるモノクロームの写真とカラー写真そしてそれを合成して散光星雲を強調して
カラーにした写真です。カラー写真ではこのレンズが約45年前のレンズなので
レンズ設計が原因のなのかコーティングの劣化なのか真ん中に赤いカブリが見えます
オリオン座からおおいぬ座の散光星雲(R64フィルター使用)
2019/1/2 22h13m58s 300秒×7フレーム
NikonD810A NIKKOR-O.C Auto 35mm f/2 f5.6 ISO10000 R64フィルター使用 無限遠とRマークの中間にピント合わせ
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
オリオン座からおおいぬ座の散光星雲(カラー)
2019/1/2 21h39m48s 300秒×5フレーム
NikonD810A NIKKOR-O.C Auto 35mm f/2 f5.6 ISO800
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
オリオン座からおおいぬ座の散光星雲(上の2枚のカラー合成)
ふたご座からぎょしゃ座(R64フィルター使用)
2019/1/2 23h13m48s 300秒×8フレーム
NikonD810A NIKKOR-O.C Auto 35mm f/2 f5.6 ISO10000 R64フィルター使用 無限遠とRマークの中間にピント合わせ
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
ふたご座からぎょしゃ座(カラー)
2019/1/2 22h53m14s 180秒×6フレーム
NikonD810A NIKKOR-O.C Auto 35mm f/2 f5.6 ISO1600
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
ふたご座からぎょしゃ座(上の2枚のカラー合成)
次は同じく約45年前の中望遠レンズによるIC2177わし星雲です
このレンズもフィルターねじが52mmなので同じR64フィルターアダプタが使えます
レンズ交換時にゴミが付いてしまっていました
IC2177(R64フィルター使用)
2019/1/2 24h05m50s 300秒×6フレーム
NikonD810A NIKKOR-P.C Auto 105mm f/2.5 f5.6 ISO10000 R64フィルター使用 無限遠とRマークの中間にピント合わせ
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
IC2177(カラー)
2019/1/2 23h59m06s 282秒×1フレーム
NikonD810A NIKKOR-P.C Auto 105mm f/2.5 f5.6 ISO3200
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
IC2177(上の2枚のカラー合成)
最新ズームレンズでの撮影です
オリオン座・ふたご座・ぎょしゃ座
2019/1/2 25h32m42s 300秒×2フレーム
NikonD810A AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f5.6 ISO800
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
最後は1枚撮りの写真
昇る冬の星座と冬の天の川
この夜の一番最初のショットです
2019/1/2 20h35m00s 298秒×1フレーム
NikonD810A NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f5.6 ISO800
スカイメモRにて自動追尾
西に傾く冬の星座と冬の天の川
2019/1/2 25h44m16s 300秒×1フレーム
NikonD810A NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f5.6 ISO800
スカイメモRにて自動追尾
翌2日の夜は再び最高の夜になりました。
一日間を空けたことで睡眠不足は解消して存分に冬の夜空を満喫できました
この夜は23時頃まで少々北風があって寒く感じましたが深夜0時頃からは
風も弱まって気温はマイナス3度や4度でしたが耐えられないほどの寒さでは無かったです
中腰の無理な体勢でカメラのファインダーを覗いているとポカポカしてきて
ダウンジャケットを脱ぐことが何度もありましたし、撤収する3時すぎには
マイナス5度でしたが重い機材を踏ん張って抱えて車に収めていたので汗が
滲むほどでした。
今回は本格的にウィルタネン彗星を狙いたかったので三鷹光機のGN170と
イプシロン160反射を持ち出しての撮影となりました。
撮影したフレームを見てみると最初と最後で彗星に移動がはっきりと分かるほど
でしたので今後は彗星の核を固定してバックの星が流れるような写真に合成するの
これからの作業になります。今回は単に重ねただけのコンポジットにしています。
また何故か茶色のカブリが片方に見えますがこの夜は少しの風と乾燥した空気で
手製の簡易フードを着けなかったことで、方角的に見て恐らく近くにあったトイレ
の照明が鏡筒内に写り込んでいたのでしょう。
2019/1/2 21h17m20s
300秒×9フレーム ISO1600
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
2019/1/2 22h02m59s
300秒×9フレーム ISO800
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
ウィルタネン彗星の次はウルトラマンの故郷であるM78星雲です
オリオン星座ではM42オリオンの大星雲が目立つのでどうしてもそっちが
メジャーな星雲ですがこのM78も明るく写るし暗黒星雲も入り乱れていて
画面下には馬頭星雲周辺のカラフルな領域そして画面上にはバーナードループの
帯が見えます。
2019/1/2 24h33m12s
180秒×4フレーム ISO1600
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
撮影の合間に冬の天の川を双眼鏡で流して見ていると本当に綺麗な銀色の砂粒に
見えるのですがひときわ大きくきれいに見えるのはM41球状星団です
マイナス1.5等級の全天一の明るさのおおいぬ座のシリウスの直ぐ下に
見えますので肉眼でも簡単に見つけられます。
小さな星それぞれに色があって綺麗ですがうまくカラフルに写しとめるには
露出時間の微妙なバランスが必要になりそうです
2019/1/2 23h50m08s
180秒×6フレーム ISO1600
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
画面下が北です
深夜も過ぎてくるとそろそろ春の星座が見えてきて春の銀河系外星雲が多く見えてきます
昇ってきたしし座の後ろ足の足元にあるのがM65とM66とNGC3628です
画面上にあるのがNGC3628、下に並んだ星雲右がM65左がM66です
2019/1/2 25h10m16s
180秒×6フレーム ISO1600
NikonDf イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光器GN170で追尾 ステライメージ8で合成
画面下が北です
イプシロン160での撮影にあわせてスカイメモRでの広角レンズによる
冬の天の川に撮影とR64フィルターを使ったHα領域の光による散光星雲を
撮影しました。
まずは冬の代表的な星座であるオリオン座とおおいぬ座と散光星雲です
R64によるモノクロームの写真とカラー写真そしてそれを合成して散光星雲を強調して
カラーにした写真です。カラー写真ではこのレンズが約45年前のレンズなので
レンズ設計が原因のなのかコーティングの劣化なのか真ん中に赤いカブリが見えます
オリオン座からおおいぬ座の散光星雲(R64フィルター使用)
2019/1/2 22h13m58s 300秒×7フレーム
NikonD810A NIKKOR-O.C Auto 35mm f/2 f5.6 ISO10000 R64フィルター使用 無限遠とRマークの中間にピント合わせ
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
オリオン座からおおいぬ座の散光星雲(カラー)
2019/1/2 21h39m48s 300秒×5フレーム
NikonD810A NIKKOR-O.C Auto 35mm f/2 f5.6 ISO800
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
オリオン座からおおいぬ座の散光星雲(上の2枚のカラー合成)
ふたご座からぎょしゃ座(R64フィルター使用)
2019/1/2 23h13m48s 300秒×8フレーム
NikonD810A NIKKOR-O.C Auto 35mm f/2 f5.6 ISO10000 R64フィルター使用 無限遠とRマークの中間にピント合わせ
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
ふたご座からぎょしゃ座(カラー)
2019/1/2 22h53m14s 180秒×6フレーム
NikonD810A NIKKOR-O.C Auto 35mm f/2 f5.6 ISO1600
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
ふたご座からぎょしゃ座(上の2枚のカラー合成)
次は同じく約45年前の中望遠レンズによるIC2177わし星雲です
このレンズもフィルターねじが52mmなので同じR64フィルターアダプタが使えます
レンズ交換時にゴミが付いてしまっていました
IC2177(R64フィルター使用)
2019/1/2 24h05m50s 300秒×6フレーム
NikonD810A NIKKOR-P.C Auto 105mm f/2.5 f5.6 ISO10000 R64フィルター使用 無限遠とRマークの中間にピント合わせ
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
IC2177(カラー)
2019/1/2 23h59m06s 282秒×1フレーム
NikonD810A NIKKOR-P.C Auto 105mm f/2.5 f5.6 ISO3200
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
IC2177(上の2枚のカラー合成)
最新ズームレンズでの撮影です
オリオン座・ふたご座・ぎょしゃ座
2019/1/2 25h32m42s 300秒×2フレーム
NikonD810A AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f5.6 ISO800
スカイメモRにて自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
最後は1枚撮りの写真
昇る冬の星座と冬の天の川
この夜の一番最初のショットです
2019/1/2 20h35m00s 298秒×1フレーム
NikonD810A NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f5.6 ISO800
スカイメモRにて自動追尾
西に傾く冬の星座と冬の天の川
2019/1/2 25h44m16s 300秒×1フレーム
NikonD810A NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f5.6 ISO800
スカイメモRにて自動追尾
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