欧州で緊縮財政を進めてきた政権に、国民の厳しい審判がまた下った。6日のフランス大統領選決選投票で現職のサルコジ氏が社会党のオランド氏に敗れ、同日のギリシャ議会総選挙では、連立を組んできた2大政党が惨敗した。債務危機の表面化以来、ポルトガル、ギリシャ、イタリア、スペインなどユーロ加盟各国で政権交代や指導者の退陣が相次ぐなか、今回も国民は、明確な「ノー」の審判を突きつけた。「財政均衡」を旗印にして責任 . . . 本文を読む
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