尖閣諸島沖の中国漁船衝突を撮影したビデオ映像をインターネットに流出させたのは、神戸海上保安部の海上保安官だと大騒ぎしている。誰もが思うように、今回の流出事件は、外交力のない無能な政府の対応が招いたもので、流出した映像そのものは、これまで海上保安庁とか、那覇地検が言ってきたことを裏付けるだけの、特別どうってことのないものだった。なにも新しい事実もない映像を「衝撃の」事実だとか、いかにも初めて分かったかのように大騒ぎするメディアは、論点をすり替えようとする政府の無能に加担するものだ。いずれにしても、今回の中国漁船衝突事件を巡る菅政権の対応は、最初から終わりまでチグハグだらけで、その混迷は今も続いている。 . . . 本文を読む
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