昨日は都内某所で開催されましたトークイベント「居酒屋カンちゃんプレゼンツ、キラー・カーン☓前田日明、熱闘場外戦」に行って来ました。会場は2人の大物勢揃いもあって超満員!
カーンさん&前田さんも最初からノリノリのトークで“世界の荒鷲”や“革命戦士”、さらには“初代猛虎”の激ヤバなエピソードを連発!!
勿論その中身はSNS掲載はNG!(確かにこれは書いたら殺られる!かも知れません😅)
そしてトーク後の質問コーナーでは、私が以下の質問をお2人にしました。
龍熱「そろそろカール・ゴッチさんの13回忌ですが、カーンさんもゴッチさんの教えを受けてらっしゃいます。ゴッチ教室の思い出がありましたらお願いします」
カーン「そう、俺もゴッチさんの自宅に行ってトレーニングしましたよ。
俺が行くとゴッチさんがガレージから車を出して、そのガレージの空いたスペースでトレーニングするんですよ。ただゴッチさんは向こうではレスラーとしてはそんなに売れなかったんですよ。
何故ってゴッチさんはこっち(手でシュートサインをして)が強かったから、試合をすぐ終わらせちゃうから。同じようにこっちが強かったルー・テーズがゴッチは強いって言うと、ゴッチがいやテーズが強いって言ったりしてね。
日本プロレスでゴッチ教室をやってた時は朝の練習開始時間が来るとゴッチさんは道場の鍵をかけちゃうの。遅れて来たレスラーが入れないように。だから百田の光ちゃんなんか入れないで大変だったりね(苦笑)」
龍熱「ありがとうございました。では前田さんにお訊きします。ゴッチさんと言えばジャーマンスープレックスホールドですが、前田さんがゴッチさんからジャーマンスープレックスを教えられた際は、例えばジャーマンで投げる時のポイントまたはコツみたいな物は教わりましたか?」
前田「ジャーマンスープレックスはコツって言うかね、コツコツ練習を重ねていくと自然にジャーマンも出来るようになるんだよ。で、その練習の最後の頃にゴッチさんからこんなスープレックスがある、あとこういうスープレックスもあるぞって教わるわけ。
あとゴッチさんと練習してると、藤原さんや佐山さんがわざと凄い顔して「ぬおおおお!ぐああああ!」って練習するんだよ(苦笑)。
それを見たゴッチも「よし、分かったからそんなに頑張るな」と練習を休ませてくれるわけ」
2人の見上げるような巨漢が本当に楽しそうに新日時代の思い出を語り合う様子は、見ている私たちも微笑ましかったです。
そしてカーンさんの「俺と前田選手は何処かの誰かと違って1度引退したら絶対に復帰したりしないんだよ。俺はそれが正しいレスラーの姿だと思います」の言葉に満員の観客から大きな拍手が贈られていました👍。
From left Akira Maeda,me Jiro Chino and Killer Khan at their talk live Tokyo Shinjuku yesterday.