超級龍熱

香港功夫映画と共に

「死亡遊戯」、約96分のラフカット発見時の状態について。

2016-06-07 21:21:50 | 闘神伝説~李小龍
以前に私は商業誌の「死亡遊戯」特集で96分のラフカットはベイ・ローガンがメディア・アジアのフィルム倉庫で“ベータカム・テープ”に収録された状態で発見されたと書きました。
で、その私の記事について「そんなはずはない。ラフカットはフィルムで発見されたはずだ!」とか言ってる人がいるんですか?
私はブログやFBでも毎回真面目に記事を書いてますが、商業誌の原稿ではより慎重にリサーチした上で原稿を書いています。
以下にベイ・ローガンが海外メディアのインタビューに答えて「死亡遊戯」の96分のラフカットが“ベータカム・テープ”で発見された経緯に言及している部分を貼っておきます。

Bey Logan : the GOD dailies were not in the form of reels. They had a already been transferred to Betacam tape. I think that, apart from the infamous 'log scene', that's pretty much all there is.

まあこの手の思い込みの強い人をいちいち相手にしていたらキリがないんですが、それでも「いやフィルムだ!」と言い張る人は、もうベイ・ローガンに直接訊いて下さいね(^。^)。

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細菌感染特急、大鉄橋突入!? オールスターパニック大作「カサンドラ・クロス」Blu-rayで発売!

2016-06-05 14:20:32 | DVD&Blu-ray情報
さてさて、キングレコードさんから7月13日にジョルジ・パン・コスマトス監督、リチャード・ハリス&バート・ランカスターなど豪華オールスターキャスト共演作品「カサンドラ・クロス」(76)がBlu-rayで発売となります。
私たちの世代が「カサンドラ・クロス」と聞くと「懐かしい!」の一言で、実際この映画に出演しているスターたちも、前記の2人に加えてソフィア・ローレン、マーティン・シーン、エヴァ・ガードナー、O.J.シンプソンといった豪華な面々ばかりです。
私もこれら豪華スターたちは「ロードショー」「スクリーン」など映画雑誌のカラーグラビアでよく見ましたし、その雑誌の新作映画紹介頁で「カサンドラ・クロス」も読んだ記憶があります。(音楽も巨匠ジェリー・ゴールドスミス!)
ジュネーブの国際保健機構を急襲した過激派ゲリラ3人は、1人は射殺され、2人は立ち入り禁止区域で謎の液体を浴びますが、銃撃され捕えられた1人を残し、もう1人が街中に逃亡します。逃亡したゲリラが乗り込んだのがジュネーヴ発の大陸横断列車で、その列車内には約1000人の乗客が乗っていました。
恐るべき速さで接触感染する細菌を浴びたゲリラはフラフラで列車内を歩き回り、死亡するまでの間に多くの乗客と接触しており、次第に発病していく乗客たち。
米陸軍情報部のマッケンジー大佐(バート・ランカスター)は、細菌の汚染拡大と国際的スキャンダルを防ぐため、列車に乗り合わせた医者のチェンバレン(リチャード・ハリス)とその元妻(ソフィア・ローレン)に感染した乗客の治療を依頼しますが、実はその裏で感染した乗客全員を抹殺するため、恐ろしい計画が密かに進行していたのだった・・・!!
それぞれの複雑な思惑を抱えた乗客たちを乗せた大陸横断列車は、刻一刻と老朽化した大鉄橋カサンドラ・クロスへと疾走する!
果たしてチェンバレンは細菌の治療法を発見できるのか!?そしてカサンドラ・クロスで乗客たちを一体何が待っているのか!?

「オリエント急行殺人事件」などでお馴染みの列車内の密室ミステリーに、細菌感染の恐怖を巧みにミックスさせた本作ですが、大陸横断列車が大鉄橋カサンドラ・クロスに猛スピードで迫るクライマックスまで、チェンバレンたち乗客、列車に乗り込んで来た武装した細菌調査部隊、そしてマッケンジー大佐率いる首脳部という三つ巴の攻防がスリリングに描かれていて最後まで観る側を飽きさせません。これぞまさにオールスター映画の真骨頂でしょう。
今回は79年に「水曜ロードショー」で初放送された日本語吹き替え音声も収録(拍手!)されていて、まさに一粒で二度美味しいBlu-ray仕様となっています。
さあ、キングレコードから7月13日にリリースされる「カサンドラ・クロス」で、その驚愕にして衝撃の大鉄橋突入を目撃せよ!!


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ザ・グレーテスト、モハメド・アリが死去。

2016-06-05 00:05:25 | ニュース
プロボクシング世界王者史上最高のボクサーであるモハメド・アリが3日に死去しました。享年74歳でした。とてもショックです。
私はアリの現役時代の試合はカシアス・クレイとしてのアマチュア時代から現役最後の試合となったトレバ―・バービック戦まで全試合持っていますし、1976年6月に東京で行われたアントニオ猪木との「格闘技世界一決定戦」も当時リアルタイムでテレビ観戦しています。
特に猪木との異種格闘技戦は、カール・ゴッチ直伝のショートテクニックを持つ猪木との“真剣勝負”のリングに全ボクシング界の名誉を背負って上がったアリの勇気には今も敬意を表しています。
またブルース・リーこと李小龍がそのアリの華麗なステップワークを主演クンフー映画の中で模写していた事は有名ですし、ある意味アリはリーさんの憧れのファイターだったと思います。
確かにアリはボクシング史上最強のパンチャーではなかったかも知れません。それでもアリは黒人の地位向上のために、人種差別撲滅のために自身のボクサーとしての全盛期を棒に振ってまで闘った“ピープルズ・チャンピオン”でした。まさに世界中の人に愛された人でした。
晩年は病魔との闘いに苦しみましたが、それでも私たちはアリが公の場に姿を見せると本当に嬉しかった。74歳、早過ぎます。本当に残念です。寂しい。本当に寂しいです。
世界中の格闘家の中で“ザ・グレーテスト”の称号が許されるのはこれまでも、そしてこれからもモハメド・アリ、ただ1人です。心からご冥福をお祈りします。合掌。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060400177&g=spo

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お宝映像発掘!李連杰がテレビ番組「11PM」で翻子拳を披露!!

2016-06-01 16:33:37 | その他
さてさて、「超級龍熱Facebook」でご好評(?)の段ボールから出てお宝映像シリーズですが、今回は古い60分テープに3倍速で録画されていた「少林寺」のプロモーションで来日した李連杰が于承惠、劉懐良、王珏らと「11PM」に出演し、そこでリンチェイたちがスタジオ内で数々の妙技を見せている映像が出て来ました!!
これは私も自分が当時リアルタイムで録画したのをハッキリと覚えていますし、この「11PM」の映像の後に82年10月8日の“咬ませ犬事件”の翌々週は22日に広島で行われた藤波辰巳vs長州力の遺恨試合(異様な雰囲気の中で行われたド迫力マッチ!)が録画されていたので、この「11PM」も同じ82年に録画された事に間違いありません。
それにしても当時19歳のリンチェイが若い!まるで少年のようです。当然、スタジオでは司会の藤本義一氏の要望で王珏が酔拳や少林拳、于承惠師父が三十二手拳、劉懐良が九節鞭や三節棍、そしてリンチェイが翻子拳の生演武を次々と披露していきます!!
これだけでもまさに超お宝映像ですが、藤本さんの「彼女とかいないの?」の質問にリンチェイが「映画に出るようになってからファンレターとかは来ますが、恋人はまだ若いのでいません(照)」なんてコメントするシーンも、リンチェイの女性ファンには必見でしょうね(^。^)。
確かこの当時のリンチェイは「少林寺」シリーズのプロモーションで何度か来日していましたが、他にもリンチェイが出演したテレビ番組を録画したVHSはあったと思うので探してみたいと思います。

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