さてさて、「熱風!韓国LEGENDS」記念すべき第80回は李赫洙監督、韓龍哲&黄正利主演『龍虎の従兄弟たち』(81)、それもこれまで国内のコレクターが誰も観た事がない韓国バージョンでいきたいと思います。(M.Kさん、ありがとうございます!)
まあ作品の内容に関しては昔から英語版が広く出回っている事もありますので、ここでは詳しくは触れませんが、簡単に言えば韓龍哲と黄正利の2人が悪の世界でひたすら大暴れする!といういわゆる一つの“韓国テコンドー・バディ映画”って感じでしょうか(苦笑)。ただ劇中でその韓龍哲と黄師匠が披露する豪快かつ切れ味鋭いテコンドーの連続廻し蹴りは改めて本当に一見の価値あり!と断言したいですね。
今回の韓国バージョンは勿論全編韓国語(号泣!)で、画質もそれなりに良好ながら・・・前回レビューしました『雪中梅』同様、収録時間が約65分と大幅カット編集版となっています。それも肝心の韓龍哲が権一秀を徹底的に蹴りまくった果てに一気にトドメにいくフィニッシュ・シーンや、ラストで闘いを終えた韓龍哲と黄師匠の2人が寂しげに佇むエンディングなど実にナイスなシーンで幾度となく「バッサリ!」とカット編集が入るのはアンマリといえばアンマリですねえ(涙)。
そうは言いながらも、私がこの『龍虎の従兄弟たち』で一番好きなシーンである、クライマックスで黄師範と悪漢ボスの南忠一のどちらに付くかを迫られた韓龍哲が間髪を入れずに南忠一に強烈な前蹴りを叩き込むのを見届けた黄師範の「ガッハハ!それでこそ俺の相棒だぜ!」の名台詞を韓国語で聴けたのには大いに感激した龍熱でした(笑顔)。
在米韓国人であった韓龍哲は、韓国映画の鬼才であるに李斗に見出され『帰って来たウエダリ』(74)シリーズなどに次々と主演し韓国テコンドー映画の雄として一躍スターダムにノシ上がります。その後は崔永や金時顕など他の監督作品に主演しますが、1度アメリカに帰国した後に再び韓国映画界に戻ってからの韓龍哲は以前の李斗監督作品のような輝きを放つ事はなく、そのまま韓国映画界から自然とフェードアウトしていきました。
先月イギリスのセミナー&イベントに招かれた黄正利も、同イベントでのトーク・セッションでは韓龍哲の事をその英語名であるチャーリー・ハンの名で呼びながら心から懐かしそうに語っていたそうです。と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに!
まあ作品の内容に関しては昔から英語版が広く出回っている事もありますので、ここでは詳しくは触れませんが、簡単に言えば韓龍哲と黄正利の2人が悪の世界でひたすら大暴れする!といういわゆる一つの“韓国テコンドー・バディ映画”って感じでしょうか(苦笑)。ただ劇中でその韓龍哲と黄師匠が披露する豪快かつ切れ味鋭いテコンドーの連続廻し蹴りは改めて本当に一見の価値あり!と断言したいですね。
今回の韓国バージョンは勿論全編韓国語(号泣!)で、画質もそれなりに良好ながら・・・前回レビューしました『雪中梅』同様、収録時間が約65分と大幅カット編集版となっています。それも肝心の韓龍哲が権一秀を徹底的に蹴りまくった果てに一気にトドメにいくフィニッシュ・シーンや、ラストで闘いを終えた韓龍哲と黄師匠の2人が寂しげに佇むエンディングなど実にナイスなシーンで幾度となく「バッサリ!」とカット編集が入るのはアンマリといえばアンマリですねえ(涙)。
そうは言いながらも、私がこの『龍虎の従兄弟たち』で一番好きなシーンである、クライマックスで黄師範と悪漢ボスの南忠一のどちらに付くかを迫られた韓龍哲が間髪を入れずに南忠一に強烈な前蹴りを叩き込むのを見届けた黄師範の「ガッハハ!それでこそ俺の相棒だぜ!」の名台詞を韓国語で聴けたのには大いに感激した龍熱でした(笑顔)。
在米韓国人であった韓龍哲は、韓国映画の鬼才であるに李斗に見出され『帰って来たウエダリ』(74)シリーズなどに次々と主演し韓国テコンドー映画の雄として一躍スターダムにノシ上がります。その後は崔永や金時顕など他の監督作品に主演しますが、1度アメリカに帰国した後に再び韓国映画界に戻ってからの韓龍哲は以前の李斗監督作品のような輝きを放つ事はなく、そのまま韓国映画界から自然とフェードアウトしていきました。
先月イギリスのセミナー&イベントに招かれた黄正利も、同イベントでのトーク・セッションでは韓龍哲の事をその英語名であるチャーリー・ハンの名で呼びながら心から懐かしそうに語っていたそうです。と言うわけで、韓国映画のレア映像&新事実を追い求める「熱風!韓国LEGENDS」、次回もどうぞお楽しみに!