お盆休み中な事もあり、更新が急ピッチな「龍熱的香港功夫電影新聞広告大全」でございます♫。
第2回は劉家良が邵氏兄弟公司で撮った『少林寺vs忍者』(78)の新聞広告です。
日本と中国の文化摩擦が生んだ武術衝突から友情開花を圧倒的なまでにハイレベルな武打アクションで構成した、文字通り劉家良の最高傑作武打片です。
とにかく劇中で連戦方式で披露される“日中激突武打決戦!”は本当に圧巻の一言です。
まず主人公劉家輝の日本人妻役の水野結花さんは倉田保昭さんの紹介で本作の出演が実現しました。
また角友司郎や八名信夫はTVドラマ『闘え!ドラゴン』(74)でもドラゴン倉田と闘っていますし、竜咲隼人や大前均ら2人の“大物アクションスター”の香港映画出演は、当時ある意味では事件でした。
また現在は勇心門で活躍される中崎康貴師範には本作の日本ロケの裏話などを色々話して頂きましたが、それらはオフレコとの事でここでは触れません。
私が倉田さんご本人からお聞きした劉家良監督のエピソードでは、当時の香港映画で日本人を取り上げる際はどうしても奇天烈な描写になるのが定番でした。
でも劉監督は撮影開始前に真剣な表情で「クラタ、この『中華丈夫』は俺にとって勝負映画になる。映画の中で少しでも変な日本人の描写があったら遠慮なく俺に言ってくれ!」と倉田さんに熱く訴えて来たそうです。その劉家良監督の熱意を目の当たりにした倉田さんは「この映画はきっと素晴らしい作品になる。よし!自分も全力で撮影に挑むぞ!」と固く決意したとの事です。
Shaw bros film Heroes of the East HK newspaper advertisement.
第2回は劉家良が邵氏兄弟公司で撮った『少林寺vs忍者』(78)の新聞広告です。
日本と中国の文化摩擦が生んだ武術衝突から友情開花を圧倒的なまでにハイレベルな武打アクションで構成した、文字通り劉家良の最高傑作武打片です。
とにかく劇中で連戦方式で披露される“日中激突武打決戦!”は本当に圧巻の一言です。
まず主人公劉家輝の日本人妻役の水野結花さんは倉田保昭さんの紹介で本作の出演が実現しました。
また角友司郎や八名信夫はTVドラマ『闘え!ドラゴン』(74)でもドラゴン倉田と闘っていますし、竜咲隼人や大前均ら2人の“大物アクションスター”の香港映画出演は、当時ある意味では事件でした。
また現在は勇心門で活躍される中崎康貴師範には本作の日本ロケの裏話などを色々話して頂きましたが、それらはオフレコとの事でここでは触れません。
私が倉田さんご本人からお聞きした劉家良監督のエピソードでは、当時の香港映画で日本人を取り上げる際はどうしても奇天烈な描写になるのが定番でした。
でも劉監督は撮影開始前に真剣な表情で「クラタ、この『中華丈夫』は俺にとって勝負映画になる。映画の中で少しでも変な日本人の描写があったら遠慮なく俺に言ってくれ!」と倉田さんに熱く訴えて来たそうです。その劉家良監督の熱意を目の当たりにした倉田さんは「この映画はきっと素晴らしい作品になる。よし!自分も全力で撮影に挑むぞ!」と固く決意したとの事です。
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