徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第二百六十「キンモクセイ・コスモス・ニチニチソウ(ビンカ)」

2008-10-06 22:03:33 | 植物
 この秋は何だか雨が多いですね…。
その雨の中…何処からともなく漂ってくる甘い香り…。
本格的な秋の到来を告げる愛くるしい季節の使者…キンモクセイ…。

  

 昨日…この周辺のキンモクセイが一斉に咲き始めたようです…。
散歩道にはキンモクセイの樹がたくさん植えられてありますが、雨のせいか、香りのわりにはまだ半開き…。
明日になれば、この可愛らしい小さな蕾がパッと開き、馥郁たる芳香をいっそう強く漂わせることでしょう…。

  

 この花はニチニチソウ…ビンカとも呼ばれています…。
散歩道下流側に作られた地域の花壇と思われる場所に植えられてありました。
植え込み跡の私設花壇にもよく植えられてあるので、人気の高い園芸花なのでしょうね…。

  

 この花にはアルカロイド系の毒性があるようです。
その中には薬剤成分として使われるようなものもあるらしいのですが、素人判断で使用するのは大変危険だということです…。

  

 護岸壁に生えた自生種のキバナコスモスです。
上流側に植えてあったものの子孫が流れ着いたのか…どこか御近所の庭から逃げ出したものか…は分かりませんが、コンクリートの壁のこんな僅かな土から芽生えて花を咲かせているのですから、この花もかなり生命力が強いのでしょうね…。

  

  

 こちらは…ニチニチソウの近くに植えられていた園芸種のコスモスです…。
白…薄いピンク…濃いピンクの三色…。
たったこれだけの花数でも咲いているところを見たらワクワクですから…辺り一面のコスモスなんて風景は超感動もんでしょう…。

  

 今日の画像は雨の中で撮影した上流側のキンモクセイです…。
心地よい香りに包まれての御機嫌な散歩は…秋の金木犀・春の沈丁花の…ほんの短い間だけの季節の贈り物…。

 明日…何事もなければ…下流側のキンモクセイも見に行ってみようかな…。
そして…キンモクセイに負けないくらい好い香りのギンモクセイにも…会いに行ってみよう…。
咲いているといいな…。