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みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

リベンジ!! LUMIX DMC-FZ200

2020年11月08日 | カメラ

   先日、レンズを買わずに、カメラ本体を買うという暴挙にでたものの、ゲットした 中古の LUMIX DMC-FZ200 が、2日で故障というアクシデントに見舞われ、計画が頓挫してしまったのが10月27日。

 

   なんとか、初期不良扱いで返品が完了し、軍資金を無事に取り戻すことができたので、

 「今度こそは FZ200の程度のいいものを更にリーズナブルに手に入れようと、反省を生かして探索したいと思います。」なんて言っていたのが、10月30日。

 それから、いろいろと探して、いいものを発見!!
 販売店曰く、「新品同様」。価格もリーズナブル。ところが販売準備中で「Coming Soon」の表示。
 ところが、これがいつまで待っていても販売にならず(10月8日に予告がされて、既に1カ月近く経っている)、その間に、第2候補としていた割と程度の良いものが次々に売れてしまうという、行くも戻るもできない、精神に大きなストレスを与えられる日々を過ごしていました。

 とにかく LUMIX DMC-FZ200 は、8年前発売(2012年8月13日)のカメラで、生産終了(後継機の FZ300 の発売が2015年10月17日)になって5年以上が経過しており、中古市場を探しても、程度の良いものは20数台しか見当たらない(ヤフオク・メルカリを除く)状況です。

 特に信用のおける大手カメラ販売店では全国で数台しかないというレアなもので、価格の多寡ではなく、品質の良いものを探すのが困難な個体となっています。

 この「新品同様」をうたっている物件については、きっと、日本全国に同じことを考えている人が多数いるはずで(というよりは、頻繁にWEB検索やWEBページの更新をかけていると、Google のロボットに感知されるのか、躊躇している間に、誰かに先を越されてしまうことが多々あります)、隙をつかれて、その品物を結局ゲットできないことになることは十分あり得ることで、それだけでなく、こうしている間にも、第2候補の良さそうな品物も結局ゲットできなくなる可能性は大きいはずです。

 いつまで待ってもストレスが溜まるばっかりなので、結局、第1候補をあきらめ、第2候補の品物をゲットしました(注文した途端に、例の「新品同様」が販売開始になっていたら、あまりにもショックなので、恐る恐るのぞいてみたら、まだ「Coming Soon」でした。よかった~っ!!)。

 そして、東北の都から、1日かけて届きました。
 今回は、元箱入りです(けっこうボロボロですが、どんなところに保存していたのでしょうか?)。

 

 付属品は、バッテリー、充電器、ストラップ、フロントキャップ、取説のみ。

 大きな傷もなく(液晶に擦れあり)、レンズ内のほこりなども見受けられない良品でした。

 ただし、純正フードがありません。

 でも、心配ありません。前回の購入の際、フードはすでに購入済みです。
 これを無駄にしないためにも、やっきになって同機種を探していたのか!!(いや、さすがに貧乏人の私でも、ヨドバシで買った 440円のもののために、それほどの精力は注ぎ込みません!!~少しは頭の片隅にあったかもしれないが......。)

 これで、12日ぶりに一応10月26日時点の原状回復ができ、精神の安定が保たれることになりました。何か、もっと長い、つらい日々だったような.....。

 

 さっそく、このカメラの履歴を調べてみます。

 やりました!! シャッターカウント(上から5段目の「SHTCNT」)が、3,242 と少ないです。先日返品した物件は、なんと30,000ショットを越えていました。それを見たときに何か嫌な予感がしていたのです。

 ファームウエアのバージョン(一番上段)は1.04で、最新というか、LUMIX DMC-FZ200 は、これ以後更新がされていないようです(当初の不具合が無ければ発売期間3年では、ファームウエアいじらないのが普通なんでしょうか?)。

 2段目の「NO.:」は、海外の情報によると、メイン基板のシリアル番号のようですが、番号をみると、2012年07月23日の製造ではないかと想像できます。

CAMERA INFO の2ページ目

「1st.:」とは最初に日付を設定した日 2012年9月1日 ですね。「A:」「B:」に今回と前回の日付設定日が表示されています。

 

 発売日は 2012年8月23日ですから、本当に発売初期に買った物件ですね。いつ、手放されたのかわかりませんが、サブカメラとして、時々運動会、発表会に持ち出したなんて感じの使い方だったのでしょうか。

 日付設定の回数(ClockSet Cnt)が今回を含めて5回ですから、どこかにお蔵入りになっていた訳ではなく、インターバルを置きながら継続して使われていたんじゃないでしょうか(電池を抜いたまましばらく使わないと、バックアップ用内蔵コンデンサーが放電してしまい、日付がリセットされてしまうので、日付設定が必要となる)。

 ということで、発売日直後の製品のおかげで、日本製です。

 発売から2年後の 2014年3月にアマゾンのタイムセールで買った FZ200 が、中国製だったと、当時の価格.com の口コミで話題になっていたようです。

 確かに中古で、底面のシールを写真にしているものの中には中国製の表示のあるものがあって、今回もそれだったらと、気にかかっていたので、結果的にはよかったです。

 まあ、中国製表示のもののほうが、2年ぐらい新しい商品ということなりますから、そのほうが良いという考え方もあります。現に、返品した個体も日本製でした。

 でも、アマゾンのレビューのもあるとおり「Panasonicの広報によれば日本製と品質に全く変わりは無く、ユーザーは安心して使って欲しいとの事です。でもねユーザーの心情を理解してない公式コメントですね。昔南アフリカ生産のベンツSクラスが国内で特価販売されましたが、それが欲しいかと同じですね。」ということです。

 

 それでは、前回すったもんだあったために、蘊蓄語りができなかったので、ここで落ち着いて、なぜそんなにこの機種に執着したかをまとめておきます。

LUMIX DMC-FZ200 

発売日は 2012年8月23日。発売当初の市場価格は 50,000円 前後だったもよう。

Panasonic LUMIX FZ200

今どきで言うと、Canon PowerShot SX70 HS ぐらいの価格帯の感じなのでしょうか。


 

 

 撮像素子は、現在高級コンデジの1インチが当然といった規格に対して、当時のコンデジの常識である、 1/2.3型。

 総画素1280万画素 高感度MOSセンサーと非力ですが、しかし、これは後継機の DMC-FZ300 でも、アップグレードされていません。

 

 この撮像素子の非力さを、補って余りあるのが、25-600mm(光学24倍)全域で F2.8 を実現している LEICA DC VARIO-ELMARIT レンズを搭載していることです。

 SONY の 2010万画素1.0型の撮像素子を搭載する、現役ネオ一眼(このごろネオ一眼はあまり流行らないみたいで、これも 2017年9月発売) DSC-RX10 M4 は、24-600mm、ツァイス バリオ・ゾナーT レンズをつけていますが、ワイド端 F2.4 ながら 望遠端では F4.0 と一段落ちてしまいます。

 それより、値段が10倍違います。重量も約1095gと値段に比例し、倍近い重さです(FZ200 は、588g)。


 

 この、F値固定の高性能ズームレンズという、プロの世界で好まれる使い勝手を取り入れたコンセプトは、いまだに他の機種にはないものといえます。

 これは、故障でだめだった前機種の存命中に撮影した写真で体感済みです。

25mm

 

 

 

 

 

600mm

 

 

 

 

 

 あとは、2万円ほど足せば、現役の中古が手に入る後継機 FZ300 との比較となりますが、

 FZ300 は、「4K」動画、「4Kフォト」モード、有機EL(OLED)ライブビューファインダー、空間認識AF、防塵・防滴構造 と、3年の時を感じさせるアドバンテージを持っていますが、そのほかの機能は遜色なく、また、角ばって腰高のデザインがどうも、しっくりとこないし、何といってもすべて中国製というところが、どうしてもいただけないのです。

  本当にパナソニックは中国依存が酷くて、このご時世に、まだ、新規に中国に工場建てるようです。もしかして、闇のルートからの情報で、バイデン勝利を確信していた(画策していた)のかも。

 更に、望遠レンズを売却した軍資金の範囲でもっともパフォーマンスの良いものを探すとのコンセプトに反し、残念ながらリストから脱落しました。

 

 ということで、DMC-FZ200 に落ち着いたのは、自分の感性からすると必然という感じがあります。

 では、当初の目的である、 45-200mm(35mm換算400mm)の望遠レンズに代わる、コンパクトさと性能を獲得できたかを、所有している 最軽量 ミラーレス一眼 LUMIX GF3 に、 LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. を付けた場合(DMC-GX7 では重量でも性能でも釣り合わないため)を比較してみました。 

 GF3 のマイクロフォーサーズ の撮像素子 の大きさにはかないません(224.9m㎡/29.14m㎡=7.72倍)が、有効画素数には変わりなく(1210万画素)、F2.8 600mm という明るい超望遠を手に入れたほかに、1cmまで寄れるマクロモード、131万ドットのファインダーや自撮りができるバリアングルモニターがあるなど、機能は大きく上まっています。

 これで、長さで約20mm、重量でも約70gの軽量化が図られていることから、十分に予算の範囲内(偶然ながら、45-200mm 望遠レンズと中古価格が同じでした)で目的を達せられたものと考えています。

LUMIX TX1 で撮影。

  

 LUMIX DMC-GX7 + LEICA SUMMILUX 15mm F1.7 で撮影

 

 これに、LUMIX DMC-FZ200 の マクロが加わることになりますが、持ち出す前に蜻蛉に逃げられてしまいました。

 後日以降のお預けということに。

 

 

 

 



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