スバル R1 の ステアリング に、編むエアカーフ カバー を着けたところ、この作業が結構自虐的で(7時間もかかりましたから)楽しく、出来上がったものに、すごく達成感があって、レザークラフトに目覚めてしまいました。揃えた材料もまだ余っている(糸と針ですが)ので、サイドブレーキカバーを作成することにしました。
純正品と市販品を組み合わせる手もありますが、貧乏人は身を削って努力しなくてはいけません。
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問題は設計図(型紙)をどう引くかです。握り部分のカバーは筒ですから、容易ですが、その下のブーツ部分は立体構造で、結構難しいです。
そこで、既存のウレタン製ブーツを外してきて、型を取ることにしました。
しかし、結局これも、3D構造で、そのまま型紙に落とすことは、なかなか困難でした。そこで、大まかに紙に型どりして、それを型紙の段階で立体に組立て、現地合わせをし、微調整して最終型紙にしました。
あとは、レザーの縫い合わせのステッチですが、ステアリングと同じベースボールステッチでは能がないので、握り部分はクロスステッチに、ブーツ部分は、簡易サドルステッチに挑戦することにしました。
ステアリングカバーのために買った「えんじ」の糸を使い切って(ちょうどステアリングとサイドブレーキで15メートル使ったことになります)できあがったのがこれ。
純正+市販品では無理(であろう)な握り部分とブーツ部分との繋ぎは、ブーツを後から被せる構造にして一体性があるように見えるよう作ってみました。
クロスステッチの目の乱れはご愛嬌ということで。
ハンドブレーキの前方に、エアバッグ・コントロールユニットがあって、そことの干渉がちょっと気になりましたが、まあまあ、手作りとしては我慢のしどころでしょう。