みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

フェンダー '79 ストラトキャスター 復旧作戦。

2014年03月19日 | MUSIC

 わが子のように大事にしている、フェンダー '79 ストラトキャスターですが、現在、MIDIギターとなってしまって、サイボーグのような武骨な雰囲気で、なんか可哀想な気がしています。

  

 なんで、そうなのかと考えると、せっかく年代を経ていい色具合になった 3トーン・サンバーストのボディーと、この武骨な黒いGKピックアップ(Roland GK-3)のコントラストが、すごく不釣り合いだからのような気がします。


 そこで、ストラト君からGKピックアップを解放してあげて、GKピックアップには、しっくりと収まる相手方を探してやることにしました。

 そこで、目を付けたのが、これ。

 あのスクワイア (Squier)です。フェンダーの安価ブランドですが、安いといっても、最低ランクのこのブレット(Bullet w/Tremolo)でも、定価は24,150円(税込)します。

 それが、送料込みで10,820円ですよ。アウトレットということで、展示などによる「よごれ」や「キズ」があるとのことです。レビューをみると、本当にちゃんと、「キズ」とか「よごれ」があるみたいです。今ある '79 ストラトの惨状からすれば、ちょとのキズぐらい気になりませんし、特に黒(BLK)なら傷も目立ちにくいでしょう。

 そこで、この黒(BLK)を狙います。黒なら、武骨なGK-3との相性もいいのではないでしょうか。また、弦から直接音を拾ってMIDI信号変換をするだけですから、本体の音質クオリティーは問いませんし。

 ただ、楽器としてのクオリティー(音程や操作性)の最低限は保っていてくれなければ困りますから、この点一応フェンダーが品質を担保してくれているというところに Squier は安心感があります。

 楽天ポイントも使えるので、実質6,000円ぐらいで発注しました。これなら、失敗しても惜しくないですから(先日、世田谷で、うまくもない中華料理に10,000円も払ってしまいました。この方がよっぽど損した気がしますね)。

  届きました。そっけない箱です。

 ちゃんと、フェンダーのロゴが入っているんですね。

 ソフトケースに入っています。これだって別に買ったら1,000円ぐらいしますよね。(あとで、Amazonでみたら、1,500円してました。ということは、本体は8,500円ということか。実質5,000円切っちゃいました。なら、おもちゃでもいいや)

 

 久々の新品です。ピックガードやスイッチ類に保護カバーがされています。アウトレットということで、なんか、ガチャポン買うようなドキドキ感があります。

 さて、取り出して一見した感じ。これすごくクオリティ―高いですね。本家フェンダーのスタンダード級の作りの感じがします(ちょっと言い過ぎでスタンダード持っている方に失礼でしたね)

 ヘッドストックに変な節とかありません。これ、アウトレットでも当たりの製品でししたね。ヤッタ~~ッ!!

 

 残念ながら、インドネシア製ではなく中国製でした(インドネシア製のほうが出来がいいという噂)。製造は2010年ですね。4年間も、どこにストックされていたのでしょうか。

 

 ローズウッドの指板も木目がきれいです。インレイも本物(白蝶貝)っぽいものがきれいに埋め込まれています。

 トレモロはストラトキャスターと同様の6点支持シンクロナイズド・トレモロ。サドルは新型の形状です。

 裏蓋は一列に穴が開いているタイプ

 中はおなじみの機構。3本スプリングがおもいっきり引っ張ってありました。

 付属品はトレモロアームとトラスロッド調整用と弦高調整用レンチ(これがあとで大きさが合わないことが判明)。

 さて、どこにもアウトレットの「キズ」らしきものは見当たりません。なんだ、アウトレットというのは単なる在庫処分の名目なのかと思って、明るいところでよ~く見てみると。

 ありました。ピックガードにもすこし傷があって、その先のボディーに小さな塗装むらのような1mmほどのキズが。何かとがったものをぶつけたのでしょうか?

 このくらい、まったく問題なしですね。

 その他、あとで、気が付いたのですが、塗装むらような部分(黒塗装なのに中が少し透けて見える部分がありました。これはちょうどGK-3で隠れてしまいました。)とストック中にほかのギターの溶剤に影響されたような汚れのような曇りが裏面にありました。これも目を凝らさないと分からないようなものですが、車用の水垢とりワックスでこすったらきれいに取れました。したがってまったく問題なしのもうけものでした。

 アウトレットの品質はそれぞれ違うようですから、もっと程度の悪いものがあるのかもしれませんが(レビューを見るとサンバーストのシースルー/クリア部分の木目の上に赤いカビのような陥没した点々があったというのがありました。)。結論として6,000円(例え10,000円出したとしても)のギターとしては大当たりですね。

 さて、①弦高調整(付属のレンチが角が丸まっていて合いませんでした)②オクターブ調整③トレモロのバネ張力調整を入念に行います。これって、ちゃんとしたもの買うとお店でやってくれるのでしょうか。

 その後、目的のGK-3を取り付けました。

 

 予想通り、黒のボディーに溶け込んで、しっくり来ますね。自分の感覚としてはまったく違和感のない外観となりました。ワイアレスシステムでこんなのつけてるミュージシャンいっぱい見ますよね。 

 ストックしていた、フェンダーのツイードストラップをつけてあげました。

 

 では、新旧ストラトのお披露目です。’79 ストラトのボディーはホワイト・アッシュ(White Ash、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹)。すごく重くて4.3㎏あります。これに対して、Squier は、バスウッド (Basswood. シナノキ科の広葉樹)。3.5kgと、だいぶ軽量です。

 

両方可愛がってあげましょう。


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春一番が吹きました。

2014年03月19日 | 日記

 気象庁は18日午前、関東地方で「春一番」が吹いたと発表しました。昨年より17日遅いそうです。

 ちょっと半端ない風で、地産野菜の旗がちぎれそうです。

 

 野川は、海のような波がたっていました。

 

  そろそろ、桜の季節ですね。



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