第22話
ナリンとの交際を巡ってなんとなく気まずいイムと父テープ。しかしある日、突然兵士たちがやってきて、テープを連行しようとします。ありもしない罪を着せられるテープに困惑するラオーオーン。テープはこれもナリンの父親が仕組んだことだとすぐに気付き、「心配しなくていい。大丈夫だ」と気丈にも車に乗り込み連行されてしまいます。突然の出来事にショックを受けたラオーオーンは腹痛を訴え倒れます。医者を呼びにいくイム。外にはナリンが待っていました。「お父さんが連行されたんだろう？」と事情を知っている様子のナリンに、「どうして知っているの？」と不信感を隠せないイム。父から聞いたとも言えず、ナリンは思わず言葉を濁してしまいます。
まだ産み月ではないのに苦しむラオーオーンを見て、イムはいても立ってもいられません。「テープさんはどこ？」とうわごとのように繰り返すラオーオーンを、叔母たちも励ますことしかできずにいました。助産婦が連れてこられますが、出産の気配はないラオーオーンに対し手の施しようがなく、ほとほと困り果ててしまいます。母が死ぬかもしれないと思うと、怖くてたまらないイムは思わず席を外してしまいます。外で待っていたナリンに「私の本当のお母さんも、子供を産もうとして亡くなった。お母さんも、死んでしまうのかもしれない」と涙を流します。イムの手をとり慰めるうち、ナリンはふとある人物のことが思い当たります。母のいる部屋に、「お医者様です」とイムに案内されてきた男は、ナリンの先輩で、ドイツで医学を修めた医師でした。
ナリンの家では、父が部下たちを集め、上機嫌で会議をしていました。目の上のたんこぶのような存在だったテープの父を除外できたことで嬉しさを隠せない父に、ナリンは「少し話したいことがあります」と切り出します。「テープさんの居所を教えて欲しい」と訴えるナリンに、父は激怒。「お前は私に従ってさえいればいいんだ！」と声を荒げます。テープが反逆の罪を着せられ連行されたことを聞いたプラヨーンは、「まったくいわれのないことのはず！」と怒りをあらわにします。しかし、今軍部でもっとも力を持ってしまっているナリンの父に逆らうことなど誰もできません。テープの行方を案じながらも、誰もどうすることもできずにいました。
ラオーオーンは無事に女の子を産み落としますが、連行されたまま行方の分からないテープの身を案じ、素直に喜ぶこともできない日々を送っていました。ラオーオーンを心配して、友人のトーンヨットは高価な漢方薬を手に入れラオーオーンのお見舞いにやってきたりもしますが、ラオーオーンはとてもそんな気分になれません。娘が生まれたことですら、ヨットに届いているのかどうかも分からず、ラオーオーンは悲しみます。そんな中、ヨットの友人でもあるウィサーンがテープの行方に関する手掛かりを伝えにきます。軍部での実権を手中に収めたナリンの父は、自分にはむかうテープに反逆の罪を着せ、バンコクから追放してしまったというのでした。
なかなか幸せな姿でいることが少ないラオーオーン。。。
今日はいつにもまして言葉が難しかったのですが、どうやらナリンの父が政権をとったため、反目するテープは反逆者、ということになったようです。もちろんテープはなにも悪いことなんてしてはいないのですが。そのことを父から聞いて知っているだけに、ナリンもイムに本当のことなんてとても言えないのですよね。ナリンの父も、テープの娘であるイムとの交際にはあまり快い感情をもっていないようです。そしてラオーオーンを救った医師役として、Sonクンが登場。どうやらこのSonクンがラオーオーンにとって3人目の夫となるようなのですが、テープはラオーオーンのもとに戻ってくるのでしょうか。そしてイムとナリンの関係は？
ナリンとの交際を巡ってなんとなく気まずいイムと父テープ。しかしある日、突然兵士たちがやってきて、テープを連行しようとします。ありもしない罪を着せられるテープに困惑するラオーオーン。テープはこれもナリンの父親が仕組んだことだとすぐに気付き、「心配しなくていい。大丈夫だ」と気丈にも車に乗り込み連行されてしまいます。突然の出来事にショックを受けたラオーオーンは腹痛を訴え倒れます。医者を呼びにいくイム。外にはナリンが待っていました。「お父さんが連行されたんだろう？」と事情を知っている様子のナリンに、「どうして知っているの？」と不信感を隠せないイム。父から聞いたとも言えず、ナリンは思わず言葉を濁してしまいます。
まだ産み月ではないのに苦しむラオーオーンを見て、イムはいても立ってもいられません。「テープさんはどこ？」とうわごとのように繰り返すラオーオーンを、叔母たちも励ますことしかできずにいました。助産婦が連れてこられますが、出産の気配はないラオーオーンに対し手の施しようがなく、ほとほと困り果ててしまいます。母が死ぬかもしれないと思うと、怖くてたまらないイムは思わず席を外してしまいます。外で待っていたナリンに「私の本当のお母さんも、子供を産もうとして亡くなった。お母さんも、死んでしまうのかもしれない」と涙を流します。イムの手をとり慰めるうち、ナリンはふとある人物のことが思い当たります。母のいる部屋に、「お医者様です」とイムに案内されてきた男は、ナリンの先輩で、ドイツで医学を修めた医師でした。
ナリンの家では、父が部下たちを集め、上機嫌で会議をしていました。目の上のたんこぶのような存在だったテープの父を除外できたことで嬉しさを隠せない父に、ナリンは「少し話したいことがあります」と切り出します。「テープさんの居所を教えて欲しい」と訴えるナリンに、父は激怒。「お前は私に従ってさえいればいいんだ！」と声を荒げます。テープが反逆の罪を着せられ連行されたことを聞いたプラヨーンは、「まったくいわれのないことのはず！」と怒りをあらわにします。しかし、今軍部でもっとも力を持ってしまっているナリンの父に逆らうことなど誰もできません。テープの行方を案じながらも、誰もどうすることもできずにいました。
ラオーオーンは無事に女の子を産み落としますが、連行されたまま行方の分からないテープの身を案じ、素直に喜ぶこともできない日々を送っていました。ラオーオーンを心配して、友人のトーンヨットは高価な漢方薬を手に入れラオーオーンのお見舞いにやってきたりもしますが、ラオーオーンはとてもそんな気分になれません。娘が生まれたことですら、ヨットに届いているのかどうかも分からず、ラオーオーンは悲しみます。そんな中、ヨットの友人でもあるウィサーンがテープの行方に関する手掛かりを伝えにきます。軍部での実権を手中に収めたナリンの父は、自分にはむかうテープに反逆の罪を着せ、バンコクから追放してしまったというのでした。
なかなか幸せな姿でいることが少ないラオーオーン。。。今日はいつにもまして言葉が難しかったのですが、どうやらナリンの父が政権をとったため、反目するテープは反逆者、ということになったようです。もちろんテープはなにも悪いことなんてしてはいないのですが。そのことを父から聞いて知っているだけに、ナリンもイムに本当のことなんてとても言えないのですよね。ナリンの父も、テープの娘であるイムとの交際にはあまり快い感情をもっていないようです。そしてラオーオーンを救った医師役として、Sonクンが登場。どうやらこのSonクンがラオーオーンにとって3人目の夫となるようなのですが、テープはラオーオーンのもとに戻ってくるのでしょうか。そしてイムとナリンの関係は？
