髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

待つ

2015-02-19 | 1歳児
まだ子育て2年未満の新米お父ちゃんだが、現状で「子育てとはなんですか?」と問われれば、「子育てとは『待つこと』です」と答えるんじゃないかと思った。
1歳8ヶ月の息子が自分で気づいたり、自分で見つけたり、自分で行動するのを、「待つ」のが親の仕事なんじゃないのかしら、と最近は思うようになってきた。

ここのところ息子を叱る機会が増えてきた。

身体も丈夫になり手先も器用になり、できることが急激に増えて、テーブルによじ登ったり(大人用の椅子を動かして足場を作り、テーブルに設置してある自分の椅子に座ることを覚えた。見ていてもびっくりするくらいの器用さだ)、食べ物を遠くに投げたりといたずらをすることが多くなったからだ。

ダメだぞ!とは言うものの、息子は悪気があってやっている訳ではないので、今一歩説得する効果がない。
こうなれば力ずくで(動物の調教のように、痛みとともに)「やってはいけないこと」と理解させるか…とも思うが、辛抱強く時間をかけて息子に言い聞かせると、多くのパターンで息子はこちらの言う通りに行動してくれることが分かった。

しかし、それは本当に辛抱強く待たなければならない。

「こちらに来なさい」
「風呂上がりには早く服を着るように」
「テレビを見るときには遠く離れて座って見なさい」
「歯を磨くのでお父さんの膝の上に寝なさい」

など、最初は言うことを聞かずに遊んでいても、何度も言い聞かせると(数日から数週間)そのうち言うことを聞いてくれる。

とてつもなく時間がかかるが、あまり言葉が理解できない1歳8ヶ月の息子が、こちらの話すことを聞いてくれて「話せばわかる相手」になるので、こちらも声を荒げたり手を出したりはせずに、息子に比べれば人生の残り時間は少ないけど、息子を待つことであれば自分の時間なんていくらでも使っても良いかな、なんて思う。



先日の節分の日に、突然侵入してきた鬼と勇敢に戦う息子。鬼は何故かヒートテックタイツです。
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