髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

カーズ2の試写会に行ってきた!

2011-07-25 | Perfume
友人からお誘いを受けて、7月20日、お台場シネマメディアージュに「カーズ2」の試写会を見に行ってきた。
お目当てはもちろん「日本人出演者の舞台挨拶」だ。
私と同じお目当ての方がいるようで、会場にはLSG11や、Perfume関連のシャツを着ている方もチラリホラリ(笑。

「カーズ」には、正直に言ってあまり興味はなかった。というか、ディズニー映画にはほとんど興味はない。
小さい頃から見ていないし、大人になってからも見ていない。
なので、さほど期待せずに見たが、初っぱなのシーンから世界に引きずり込まれ、とんでもなく面白かった。
「大人が本気になって子供を喜ばせる仕事」なんだということが、よく理解できた。
もちろん大人でも充分に楽しめる作品。
2時間ほどの上映時間はあっという間に過ぎ去った。
映画の楽しさの余韻に浸っている間に、舞台には司会の女性が現れ、これから舞台挨拶があることが告げられる。

友人が用意してくれた座席は、スクリーンに向かって右側の通路の前から5列目。
映画を見るには絶好のポイントだ。
スクリーン右側に階段があり、舞台挨拶者はそこから降りてくるものだと思っていた。

「それでは、出演者をお迎えしますので、みなさま盛大な拍手でお願いいたします!」
との司会者の声で、私は前方の階段に注目していたが、前の観客の方々が一斉にこちらの方に振り向く。
まさかと思い、私のすぐ右脇の入り口を見ると、驚くべきことに出演者は全員がそこから登場した!

福澤朗さん、ジローラモさん、朴ろ美さん、戸田恵子さん、山口智充さんが、私のすぐ右側を通り抜けて舞台に向かう!

そして…入り口のところに…かしゆかが…立っている!
かしゆかが立ち、あ~ちゃん、のっちと揃ったところで3人が登場した!
もう…本当に「目の前」を3人が通った…!
かれこれ2007年からPerfumeファンをやってきて、これほどまでに3人を近くで見たのは初めてだ。

かしゆかは…と言うより、3人ともあまりにも華奢で驚いた。
浴衣姿の3人は、東京ドーム公演の「GAME」で5万人を完全に制圧したあの圧力は微塵も感じさせず、「本当にあのダンスを踊っている3人なのか?」と思うほどに可憐でおしとやかな雰囲気をまとっていた。
そして、当然のごとく美しい!
私がこれ以前にPerfumeの3人を至近距離で見たのは、直角二等辺三角形ツアーの仙台公演だったと思うが、その時はダンスの鋭さで、触れる指先が切れそうだった。
しかし、今回の3人はなんともふんわりとして優しい雰囲気…!
重ね重ね言うが、この3人があの「GAME」や「edge」をパフォーマンスしている人たちなのだ。
もう何度も見ているのに「Perfumeって本当にいるんだな…」という素朴な感動があった。

舞台には左から福澤朗さん、ジローラモさん、朴ろ美さん、戸田恵子さん、山口智充さん、Perfumeの3人が並んだ。
福澤朗さんと山口智充さんの異常に面白くて上手い喋りを受けて、Perfumeの3人のトークに。
かしゆかはいつも通りの見事なまでにまとまった喋り、あ~ちゃんもいつも通りのやや長めの「棚からぼたもち」「あたしたち出てないんですけどね~」発言。のっちは噛まずに喋った。

舞台から降りるときにも3人は私たちの横を通過した。
周りを気にせずやや絶叫で3人を応援した。
「のっちお疲れー!」と叫んだら、軽く睨まれることに成功した。

「カーズ2」の本編には、4年前に彼女たちに大きなチャンスを与えた楽曲「ポリリズム」が挿入歌として使われた。
驚くべきことに、これはピクサー制作スタッフの中の「Perfumeファン」が、ジョン・ラセター監督に推薦して決定したそうだ。

日本版だけらしいが、この「ポリリズム」は最後のエンドロールでも、フルサイズで流れる。
エンドロールに流れる「POLYRHYTHM」という文字を眺めながら、しみじみとこの「ポリリズム」を聴いていたら、ジワジワと胸にこみ上げてくるものがあった。
ファンであれば周知の事実だが、この「ポリリズム」という楽曲は、間奏でリズムが複雑になる「ポリルーブ」部分が、テレビでもラジオでも無理ということで、所属事務所からカットされる予定だった。
もしも、そこで中田ヤスタカ氏が簡単に折れて「ポリループ」部分をカットしていたら、ひょっとすると今のPerfumeは存在しなかったかも知れない。
そこで簡単に妥協せずに、単身で所属事務所に行って説得したから、あの楽曲は生まれた。

その楽曲が奇跡を呼び起こし、武道館や代々木体育館、東京ドームを抜けて世界に繋がった。

RHYMESTERの宇田丸師匠がPerfumeの成功を指して「正義は勝つ!」と言ったが、一切の妥協をせずに、前だけを見て一生懸命に頑張って高いステージに上がって行く3人を見ているのは、本当に気持ちがいい。
これからも正義を貫いてほしい。

結論。
かしゆか好きッス!



画像拝借しました。
コメント (8)
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