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ディック・ブルーナ

2006年02月07日 | オランダ◆アムス
「ミッフィー」という名前のうさこちゃんが主人公の絵本。この有名なミッフィーの生みの親がデック・ブルーナ。

ブルーナ色と言われる彼の特別な色で塗られた愛らしいキャラクターは、子供から大人まで大好き。幼いころ読んだ憶えのある方も多いですよね。わたすも幼い頃ミッフィーの絵本を読んで育った1人です。
大人になっても大好きなキャラで、グッズも自然と増えていくんです。親しい友人や小さな子供のいる家庭に手紙を出すときの切手は、ディック・ブルーナのデザイン切手を貼っています。
以前、何かのテレビでディック・ブルーナさんを見たんだけれど、オランダ人にしてはめずらしい小柄な体格で、白い口髭が似合う上品な顔立ちの優しそうな初老の紳士でした。
彼はオランダのユトレヒト出身で、もともと本の表紙デザイナーだったそうです。彼の書く線は定規を使わず、すべて手書きによるものだそう。白・黒・灰色の3つの色合いと赤・黄・青・緑・茶の5色しか使わないという。
日本では必ず目にする彼が創り出すキャラクターたちは、今やいろいろな分野に広がってます。その中でもやはり子供製品が多い。服や靴、寝具、食器、文具、玩具までさまざま。子供が大好きな彼は商品化に対する姿勢もすんばらしい。日本の玩具メーカーが水鉄砲を発売したいと以来があったけれど、彼は銃など連想する物を発売したくないと断わったそうです。
彼の絵本はこれからもずっと親から子へ子から孫へと手渡されていくのでしょうね。