三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

額紫陽花

2018-06-10 08:57:00 | 日記
きのうはわが家のホタルブクロを紹介しました。きょうは額紫陽花(ガクアジ
サイ)です。
今朝わが家の猫の額ほどの庭に出てみると額紫陽花が咲いていました。

気付くとわが家の手洗い場にも飾られていました。

家の外でも中でも額紫陽花を楽しめます。
以上

ホタルブクロ

2018-06-09 21:26:15 | 日記
きょうは土曜日で仕事はお休み。
久しぶりに朝から家で趣味にいそしみました。小用で外出するときわが家の庭
の隅にホタルブクロの花が咲いているのに気づきました。

当地ではホタルブクロの花は白いのが普通ですが,これは赤紫色です。なかな
かいいですね。
もう10年余り前のことになりますか,出勤途上河川敷で同じ色のホタルブクロ
の花を発見しました。そして,その帰りか翌日かにもう一度確認しようとして
見たら,何と(!)根こそぎなくなっていました。
以上

先見の明

2018-06-08 05:47:24 | 日記
最近「アマチュアのラジオ技術史」という本を見つけ出して読んでいます。
1963(昭和38)年発行の古い本です。著者は岡本次雄さんです。
その本の「エリミネーター(交流化)時代来る」という章の中に面白い記事を
見つけました。該当部分の3ページです。



最初のページの最後から2行目からが問題の記事です。
しかし,これでは読みづらいでしょうからわたしが転記しました。出来るだけ
原文の状態を保持しています。しかし,この記事も転記したものであるからそ
ときに変化が生じているかもしれません。

 発明待望の秋 尨大なキャビネット,そしてA蓄電池,B乾電池群,充電器,
高声器,更にアンテナとそしてアース,これはかってラヂオそのものゝもって
ゐなければならない重要な資格であった。果然エリミネーターが,抬頭してラ
ヂオの陣容は一変した。セット,そしてスピーカー,ただそれだけ。否キャビ
ネットただ一つ。それで完全なのである。従来重いAB電池を持歩いたポータブ
ルでさへ,スマートなエリミネーターに変った。いやそれのみではない,場合
によってはそれが電気蓄音機をさへ兼ねるのである。かくて交流用の各種真空
管,部分品等は,めまぐるしい程多種多様に上り,ラヂオ市場に満ち満ちて来
たのである。
 だが静かに考へてみるなれば,そこにどれだけの進歩があり,どのような発
見があることか。それらは僅かに或る一点の周囲を回転してゐるのみではない
であらうか。ただ単なる誤魔化しにすぎないのではないであらうか。自己催眠
的停滞ではないか。
 ダイナミックコーンは一九二四年頃のものに比べて構造上どれだけ進歩して
いるか,フォノグラフピックアップは,当時コンデンサーマイクロホンの原理
を応用したものさへあったではないか。AC球,オキサイドフィラメント,勿論
ウェスターンなどは発信球にさへフンダンにオキサイドフィラメントを使って
ゐた。傍熱球もセコであったかAC球があった。
 SG球などは,欧州ではテトロードの名の下に盛んに研究されてをった。二八
〇は二一三の変化だ。二八一は二一六Bの変わったものだ。ロフティンホワイト
はダイレクトカップリング,又はバッテリーカップリングの名で研究されてい
た。フィルムトーキーもあった。無線操縦もあった。テレビジョンもあった。
そしてそれ等はその後どれだけ進歩しているといふのだ。
 是等の例の一つ一つをとってみてもわかるやうに,或るものが商品として,
精錬さは加へられて来てゐるかも知れないけれども,原理として構造としてそ
こにどれだけの進歩をみる事が出来やう。
 すばらしい変転だ,べらぼうな進歩だと思ってゐるのは自らを欺くものであ
る。自己催眠である。盲目である。より以上の飛躍があって然るべきではない
か。真に素晴しい発明発見があるべきの時ではないか。ありふれた受信機に千
金の賞をかけてそれが何になる。せめて太平洋横断飛行程の少くもそれに近い
程の大きい刺激を欲するのである。
 然らば自分はこゝにロケットで,月世界に行く程の発明でも発表しやうとい
ふのか,と反問されるかも知れない。さうありたい。せめて半分でもさうあり
たいけれども,不肖浅学非才にしてとてもそんな野心は毛頭ない。
 願はくば読者諸君,毎月の本誌にたとへ一頁半頁づつでもよい,真に目の覚
めるやうな研究を発表して貰へないものであらうか。飜訳と剽竊とのみで原稿
料稼ぎを目的として来た読者諸君の先輩に非は充分にあらう。しかし強いてそ
れを真似る必要は更に無いのである。進め,自由の旗の下に,‥(中略)‥最
後にもしもコールドカソードが作られるとか,或ひは極めて小型に何か知らず
エネルギーの蓄積装置が考出されたならば,恐らく現在の真空管の用途が激減
するであらう。そしてAB電池もエリミネーターも,或ひは真空管までが完全に
エリミネートされて,ラヂオ戦線に異状の来る日もさのみ遠くはあるまい。小
型の置時計くらゐの中に,アンテナ相当物から発生器まですっかり入ってゐる
ものが作られないとは誰が断言出来よう。
 今の固定鉱石か水晶片くらゐのもので,強力発振装置が出来て,それらが自
動的に働いて幾多の月給浪費者達が失業する,そんな日がやがて我々の前に展
開されるのであらう。
 だが安心するがよい。代議士は我党のために日比谷座に乱闘し,市会議員は
大名旅行のために歳費を乱用し,学者は研究者の不足をかこって自殺する。か
くて新しい発明も発見も何物も現はれては来ないのである。…(後略)…

驚くなかれ,これは1931(昭和6)年に書かれたものと言う。まさに先見の明
の持ち主であったのだろう。
一つ補足。初期の真空管式ラジオは電源として電池(乾電池・蓄電池)を用い
たそうです。交流から直流に変換した電源装置ができたことによって,電池が
「なくなった」,電池を「なくした」ということからエリミネーターと呼んだ
そうです。Eliminator: ラジオ受信機の真空管の電源に交流を用いるときそ
れを直流にかえる整流器と付属のフィルターをいう(Sanseido's College
Crown English-Japanese Dictionary,1964)
以上

カピバラを見ました

2018-06-03 19:24:38 | 日記
北九州市若松区のとある場所にカピバラがいるということで見てきました。入
園料100円に,さらに熱帯生態園入園料500円が必要でした。
いました。

カピバラは去年ここにやってきて,子どもが生まれたそうです。喜怒哀楽のな
い表情です。これがいいのでしょうか?
良く見ると足に水かきがついていました。齧歯目,つまり鼠の仲間ですが,水
かきがあることを初めて知りました。ということは‥‥水とは切っても切れな
い生活なのでしょう。
以上