三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

西向く士(さむらい)

2023-07-01 07:23:51 | 日記
きょうから7月。もう今年も後半に突入したのですね。
わたしの腕時計を見ると,

カレンダーが SAT31 になっています。先月(6月)は小の月だから30日まで。しかし,古い時計はそんなことは知りません。今でもそうかな?

小学生のとき,「夏休みの友」か何かで「西向く士」または「西向く侍」という言葉を知りました。ひと月が31日未満の月を「小の月」と言い,それは2,4,6,9,11月です。11を十一としてこれを縦に書けば士のように見えます。士はさむらい(侍)でもあります。そこで,全体を初めから読むと「ニシムクさむらい」,「西向く侍」となるとのことでした。そして,その夏休みの友には正座した武士が首を西に向けた絵が描かれていたのを覚えています。
なお,夏休みの友というのは夏休みに小学校から与えられた宿題帳です。

さて,そんな話は別にして,腕時計のカレンダーを合わさなければなりません。竜頭(りゅうず)を1段引っ張ってどちらかに回せば日付が1日進みます。31のつぎは1。(逆に回すと曜日が進みます。)

SAT 1 になりました。これでよし。

わが家にはカレンダーのついた掛け時計がいくつかあります。

精工舎のゼンマイ式30日掛け時計です。これも合わせます。

OKです。

ほかに2台ありました。


いずれも精工舎の Sonola という電池式の時計です。
電池式の時計など好みではないのですが,成り行きでわが家に居ついてしまいました。もっとも,電池式とは言ってもれっきとした振り子時計。ただ動力としてゼンマイの復元力ではなく,電池の電気エネルギーを使っているだけの違いです。具体的には電磁石の力ですね。

わが家ではひと月おきにカレンダーを調整してやらねばなりません。
以上