三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

電信発振器完成

2018-02-03 20:18:38 | 日記
初めに前回記事の訂正から。
(誤)小学校4年か5年のとき
(正)小学校3年か4年のとき
単純な間違いでした。お詫びして訂正いたします。

さて,さる1月17日に電信発振器の機能確認ということで記事を書きました。
きょうはその完成を報告します。
まずはその前面をご覧ください。

一目見てパネルの付いたことがお分かり頂けるでしょう。このパネルは最初か
ら計画していたのですが,どのように実現するかがなかなか決まりませんでし
た。結局,もっとも簡単なアルミの板にしました。

ところで,今回完成に向けて受信機からの復調信号(スピーカ音)を合成する
ことにしました。つまり,受信機からの受信音と電鍵のサイドトーンとを合成
してパネルに取り付けられているスピーカを鳴動させることにしたのです。
回路図は下のとおりです。

このため,真空管を1本取り換えました。6SQ7-GT→6SN7-GT。つまり,三極管
を双三極管にして受信機からのオーディオ信号を増幅することにしたのです。

下の写真は側面から見たところです。

電鍵はわたしの自作です。真鍮製栓抜きを利用して作ったものです。

背面は下の写真のとおりです。

スイッチを投入しているので真空管のヒータが点灯しているのですが,ちょっと
分からないですよね。

電信発振器はこれでおしまい。残件としては内部信号を観測して不都合な個所が
あれば手直しすることくらいです。
今後は初めてオーディオアンプに挑戦してみようと思っています。真空管アンプ
です。それもプシュプルではなくシングルのA級にするつもりです。A級増幅の場
合音質はいいのですが,出力トランスの偏磁が問題になります。わたしはこれを
解決する方法を考えつきました。それを実験してみるのです。また,電力増幅管
として,テレビの水平偏向出力管12G-B3を使います。本当のことを言えば,この
真空管を使ってみたいのです。
またご報告します。
以上